今週のお題「サボる」
こんな方にオススメの記事
読まれない記事でも「サボらず書く」しかありません。
一応このブログも、月間8万PV読んでいただいています(2021年8月現在)
月8万PVはブログ界では上位1%以内に入ってるそうです。
マラソンはまだまだサブスリー(上位3%)にもほど遠い私ですが、ブログはそれなりに書き方を工夫すれば読んでいただけるようになりました。
ブログ・ライティングはランニングの起爆剤になると思っているので、ランニングブログの書き方についてもご紹介しています。
- 第1弾 読んでもらうための心構え
- 第2弾 記事のテーマ選び
- 第3弾 読みやすく書きやすいテンプレート
今回は第4弾として、読まれない記事でも書き続ける理由。
そして、バランス良く迅速に「練習記録」を書く方法を語っていきたいとおもいます!
「練習記録」が読まれない問題
ランニングブログを書いている中で、「練習記録」の記事はほとんど読まれません。
一方でよく読まれるのは(以前もお話ししましたが)この5つのテーマです。
- レース報告
- グッズレビュー
- トラブル回避策
- 記録達成方法
- トレーニング紹介
にもかかわらず、私は「練習記録」系の記事をめちゃくちゃ投稿しています。
では、なぜ粛々と更新し続けているのか。
読まれない「練習記録」を書き続ける5つの理由
私が練習記録系のブログ記事を投稿し続ける理由は以下の5つです。
- 習慣維持のため
- 鮮度を維持するため
- 人間味を持たせるため
- 何がヒットするか分からないため
- 過去の練習をふり返りやすくするため
とはいえ、いちばんは1番目の理由がほぼすべてなんですけどね。
習慣維持のため
読まれない記事でも常に更新するのは、ブログを書く習慣を維持するためです。
読まれる記事は読み手目線だけど、自分本位で書く記事は読まれなくて当たり前かもしれません。
でも、いいんです。
ブログもランニングもいちばん大事なのは継続性なので。
慣れてきたら質を高めればいい。
それまではジョグでもいいから続けること。
常にアイドリング状態にしておき、いつでも走り出せる準備をしておく。
一旦、休んでしまうと、復帰にものすごくパワーを使うことになってしまうから。
(冗談抜きで、ブランクが空くと投稿の仕方を忘れたりしてしまいます Σ(・□・;))
特に違う悪習慣が邪魔をしてくるようなときはピンチです。
相手につけいるスキを見せないように更新しつづけましょう。
▼ランナー目線では下記の記事にも同じことを書いています
鮮度を維持するため
たとえ人気がないような記事でも、常に更新されていればブログ全体の鮮度は保つことができます。
更新が滞っているブログは信頼性も低くなってしまいますからね。
さびれてないよ、というアピールのためにも更新頻度は維持していきましょう。
人間味を持たせるため
アフィリエイト系の記事や企業サイト、いっとき隆盛を極めたまとめ記事なんかは大人の事情がプンプン臭ってきて、あまり気持ちのいいものではありません。
もちろん質の低い記事は淘汰されていきますが、されでも完成されすぎた質の高い記事ばかりだと人間味が薄れてしまいます。
そこに泥臭い練習記録をいれておくことで、急に人間味が帯びてくるのです。
そのうち点と点が線になり、線と線が面になり、立体感が出てきます。
練習記事は良い時も悪い時も素直にさらけ出しておくのがいいと思います。
その方が親近感わくでしょ?w
何がヒットするか分からない
練習記録がぜんぜん読まれないとは云え、まれに想定外に読んでいただけることがあります。
ホント、何が当たるかなんて分かりません。
どうせ読んでもらえないから…ではなく、まずはやってみることが大事です。
どのみちPV(ページビュー)なんて、よほどの人気ブログでもない限りすぐには上がらないので。
PVを稼げなくても、経験値を稼げたとおもえば何もヘコむことはありません。
数打てば当たるというよりかは、数を重ねていくうちに習熟度が洗練されていくんだと考えましょう。
過去の練習をふり返りやすくするため
これまた自分のための理由です。
細かい数字的なステータスはGARMINで追跡すれば、ふり返ることはできます。
でも、当時「何を意識したか」「何キロ時点でキツくなったか」とか感情的な部分はやはりブログに軍配があがあがるんです。
また、「どんな装備だったか」「どこで補給したか」なんてのも参考にすることができます。
あと、「どこを目指したか」とかは、キーワードで検索できるので便利ですね。
つまり、後から検索することも考慮して練習記録をつけるのがコツです。
これはオフラインで練習日誌をつけられている方と同じ用途になるとおもいます。
「練習記録」の書き方
ほとんど読んでもらえない練習記録は、極力パワーをかけずにスピーディに投稿していきましょう。
くり返し書くことで、素早く仕上げるトレーニングにもなります。
それこそ「テンプレート」に頼りするといいですね。
オススメは「P2R2」。
スターウォーズに出てきそうな響きですが、
- 目的 Purpose
- 設定 Plan
- 結果 Result
- 学び Review
トレーニングの目的、結果、ふりかえりをまんべんなく記録できます。
具体例を以下に示しますが、その中から数項目ピックアップしていただければ構いません。
- 目的 Purpose
- その練習に至ったきっかけ、背景、経緯
- 目的はスピード養成? 持久力?楽しみ?
- その練習の補足説明
- 設定 Plan
- 距離
- 時間
- ペース
- ピッチなど
- 結果 Result
- 設定に対してどうだったか?
- コース
- 気候
- 装備
- 補給
- 脳内BGMなど
- 学び Review
- KPT
- 雑感
▼たとえばこんな感じ
「学び Review」の章にある「KPT」もある意味テンプレートの仲間です。
Keep(良かったこと)、Problem(改善すべきこと)、Try(今後の展望)の頭文字をとったもので、学びや反省に役立ちます。
このように、テンプレートはバランスよく思考できるところにメリットがあります。
もし、自分はダメだ…と反省点(Problem)ばかり考えてしまう人でも、Keepの項目を埋めようとするときに、「あ、でもこれは良くできた点だな」と視野が広げられるからです。
ブログにもジョグとポイント練習の概念を
ランニングとブログは本当に親和性が高いです。
ランニングも地味~なジョグであることが大事であるのと一緒で、ブログも読まれないニッチな記事が大事です。
毎回ポイント練習級の記事を書こうとおもったら、すぐに疲弊して更新が止まってしまいます。
ケガして戦線離脱です。
なので、稼ぎ頭になるような記事は数回に1回でいいと自分に言い聞かせましょう。
その代わりに読まれなくてもいい練習記録を投稿し続けるのです。
ジョグ記事でふんばって、いつかはレース級の記事が書けるようにライティング・スキルを磨いておきましょう。
まとめ
良いランニングブログを書くためにいい走りをしなければなりません。本末転倒ですが。
きっと記事がマンネリ化してきているときはトレーニングもマンネリ化しているときです。
これ、練習記録を書き続けていると気づけるんですよね。
何か、変えなきゃって。
ブログのネタのために走るんです。
すると、単なる練習記録でもジワジワっと変化を演出できるようになります。
その結果、ランニングにも良い効果が表れたりするんですよね。
やはりランニングとブログは両輪。
ブログを書けば、ランニングもはかどります。
最後になぞかけを(何を突然!)。
ブログとかけてランニングと解く。
その心は ──
どちらも、書け(駆け)ないと、大成(耐性)は望めないでしょう。
おあとがよろしい?ようで。
走る、を創ろう。