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あっぷりノート

大きなお世話を、小さなお世話に。

ジョギングで季節の花を愛でにいく

ランニング 旅する・遊ぶ
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先日、お茶屋屋敷跡をおとずれたとき、人ごみを避けたければ時間帯をずらせばよいことに気づいた。

だから時期をずらしておとずれていた季節の花スポットも、時間帯をずらしておとずれてみたらどうか。

それを検証するためにツツジが47,000本植わっているという噂の浅中公園をめざした。

市のサイト情報によると、ツツジの開花時期は4月~6月。

今回はまちがいないだろう。

ということで、ひとっ走りしてきた。



■杭瀬川の南下ルート

くわしくは後述するが、目的地を紹介する前に、写真と撮影場所を浅中公園までのルートをまずご案内したい。


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▲杭瀬川沿いを南下していくルート


景観遺産は北方面ばかりだったので、南下することはめったにない。

方角かぎらず、いつもはじめて走るルートはワクワクしていい。

県道226号をこえるのも初。


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▲この先(西方面)は養老町です


226号をこえたあたりで、途中でいい感じの神社にめぐりあう。


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大回りして堤防をおりないとたどりつけなさそうだったので、今回は泣く泣くあきらめることにする。


▼川沿いの堤防は一旦、名神高速にぶつかるところでとだえる
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なので、そこで堤防をおりる。

さらに南下したい場合は、高速をくぐってあらためて堤防にあがればいいが、今回の目的地はもうすぐそこ。

養老鉄道を東にわたれば、目的地は目の前なのである。



■浅中公園

江西川にかかるつり橋がシンボル。


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▲多目的広場と吊り橋


アスピックブリッジというらしい。

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景観遺産じゃないけど、景観である。


西側には公園もあり、うちの子たちもたまに足をはこぶ。

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アスピックブリッジをわたると東側に陸上競技場がある。

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競技場のまわりはランニングコースになっていて、

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春の甘い香りを鼻いっぱいに吸いこみながら走れる。


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途中、ストーンサークル的なオブジェもしつらえてあり、

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▲“FANTASY”という作品らしいです


さすが、ランナーを飽きさせないつくりになっている。

2012年のぎふ清流国体会場だったということもあり、全体的に整備がいき届いているようにみえた。


そうそう、最寄りの駅までの道もキレイに舗装しなおされていて、国体じゃさぞいろんなアスリートたちが往き来したんだろう。

こりゃきっと駅も立派にリニューアルされたに違いない、と期待してみたが…

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見事にノータッチ。

まあ、確かに電車が1時間1、2本しかこない駅に投資がペイできるとはおもえない。

ただしい判断だったんだろう ──



え?


そういうのいいから、ツツジを見せろって?

そりゃそうですよね、今回のテーマですもんね。


では、お見せしましょう…



じゃん!


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ん?

もっと近づいたほうがいいかな?


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枯れてる?!

これ、牡丹園の二の舞じゃないか ──



■あっぷりへんしょん ~ミッション失敗もネタにできれば儲けもの~

どうやら季節の花とぼくのジョギングはあまりご縁に恵まれていないらしい。

今回も拝むことができなかった。

やはり四季に左右されない神社や史跡なんかが合ってるのかもしれない。

なんとも不甲斐ないことだけれども。

でも今回のジョギングで、杭瀬川を最南端までくだったらどうだろうなんて気になったし、逆に杭瀬川の源泉をたどるというツアーもおもしろそうである。

そう、いつもお世話になっている杭瀬川の巡礼の旅だ。

走っていく中で、目標がみつかれば ── というのは、こういうことだったのか。


今回の目標だった「人ごみをさけて花見をする」というのは、そもそもふだんから人の入りを調べてなかったし、結局花もみれずじまいだったので、見事にミッション失敗である。

という内容の薄さをカバーするために、写真と撮影場所をリンクさせて、別なところにパワーをそそいでみたが、いかがだっただろうか。

【神社ジョギング】荒橋神社

ライフスタイル ランニング
小ぶりだけど背筋はのびていて、それはもう神秘的な神社がありました。

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■寺社、とくに神社、とくに村社が好き

もともと寺社好きではあるが、最近はとくにジョギングで毎回神社でお参りをするようになり、もっと神社が好きになってしまった。


▼好きが高じてこんな本まで買っちまいました
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伊勢神宮出雲大社なんかの大きな神社ではなく、こじんまりと路地裏に佇む、「村社」のような神社が好きだ ──


って、一方的に話してしまって申し訳ない。

もっと共感を得てから話しはじめるべきでした。


ということで、確認させていただきます。

たとえば、このような風景はいかがだろうか。

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広大な田んぼに生い茂る木々の放つ、何かある感。

RPGだったらぜったい何かのイベントが発生するであろう、そのただならぬオーラ。


そして、近づくと目にとまる神社の境内を囲む、特有の塀。


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▲ぼくは勝手にスリットウォールと呼んでいます


ゾクゾクっとしませんか。

ぼくは遠目にこの塀や雑木をみつけると、吸い込まれるようにおびき寄せられ、誘われるままに鳥居をくぐり、気づけば手水舎で水を汲んでいる。

その鳥居や手水舎、狛犬なんかにもしっかりとした意味がある。

そういうバックグラウンドふくめて、血がさわいでしまうのだ。


そんなワクワクを胸に行ってみると、実は神社の跡だったりする。

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そしてちょっと離れた場所に移転先があったりする。

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それも古えより伝わる神々の情事が由来していたりするのだ。

どうでしょう。

ちょっとおもしろそうじゃないだろうか。



■荒橋神社とは

神社って総本社があって、その祭神にまつわる分社が全国にある、というのが一般的な構図である。

八幡神社なんかその典型だろう。

たしかに地域にかたよりはあるが、たとえば諏訪神社や白鬚神社、白山神社なんかはそこらじゅうにある。

でも今回おとずれることにした「荒橋神社」は、ほとんどの皆さんがご存じないんじゃないか。

なぜなら、大垣市にしかない。しかも、一箇所のみである。

サイト八百万の神によると、主祭神は「福田之大神」。


何をかくそう「福田」というのは、この荒橋神社がある福田町(旧福田村)のことである。

そう、ものすごくローカルな神なのだ。

そんなマニアックな「荒橋神社」を、なぜ今回詣でることにしたか、説明したい。

きっかけは、とある景観遺産ジョギングの帰りにたちよった熊野神社で読んだ、その由来にある。

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熊野神社の由来にさりげなくかかれていたのが ――

熊野山大権現は東に水の神・津島大神(福田町)、中央に火の神・荒橋大神、西に土の神・熊野大神を百有余間の等間隔に祭祀して、水の狂うことなく、火の荒ぶることなく、土の恵み豊かな地なることを願い三ノ宮を祭祀され、更に三ノ宮の前立として、桧町に楯築神社を迎え祭祀されている。


土の神や水の神、そして火の神の記述。


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▲4つそろえるとパラディンにでもなれそうなファンタジー感


これに完全に心を奪われた。

津島神社や楯築神社はよく知っている。

でも火の神・荒橋神社とは何か?

気になるだろう。

そこで、実際に訪れることにしたわけだ。もちろん、ジョギングで。


場所はここ↓

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街角の路地裏。平和堂の真向かい、ドコモショップの裏、という聖域とよぶにはほど遠いロケーションである。

そんな路地裏にポツンと鳥居がある。


▼荒橋神社の鳥居
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正面はわりとノーマルな外観で、とても火の神とはおもえない。

ただ、鳥居をくぐって境内にはいると、まさに「神々しさ」がそこにあった。


▼本殿は祠(ほこら)のような佇まい
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決して豪奢ではないのに、なんだろう、この風格。

たしかに火の神としての縁はみつけられなかったが、こんな街角の路地裏で”神秘”というものを確かにかんじることができる。

拝殿と林というのが”八百万の神々”を見事に体現させてくれているのだろうか。

最後にすこしだけ考察しておわります。



■あっぷりへんしょん ~由緒や由来を知る悦びを味わう~

またいずれ紹介するつもりだが、水の神・津島神社や土の神・熊野神社は村杜にしてはかなり立派な造りになっている。

でも、荒橋神社はそこまでではない。

三ノ宮の中ではいちばん小さくまとまっているのだ(それがまた良いんだけど)。

なぜか?

大垣は水害もひどかったし、稲の豊穣は大切な資源であるが、火災に対する脅威はそれほどかんじていなかった──という、土地柄が理由か?

東西に大きな神社を構えているがゆえに、真ん中まで大きいとバランスが悪くなるので、サイズを調整したとか?

途中で資金がたりなくなったのが原因か?

津島神社はスサノオノミコト熊野神社熊野権現祭神にしているが、それらの神よりも福田之大神の地位が低い──という事情か?


とにかく荒橋神社に関する情報がすくなすぎて、憶測することしかできないが、火の神がたよりないので、武神を最前線に移したとしたら、これまたおもしろい神々の物語である。


古事記を読んだりしてそういう由緒を知ってたのしんだりできるのも、神社めぐりの面白さである。

みなさまにおかれても、地元の神社の由緒をたずねてみてはいかがだろうか。

ジョギングで景観遺産を詣でる #63 お茶屋屋敷跡

ランニング 旅する・遊ぶ
赤坂篇、第3弾の今回は極上の癒し空間、さしずめ大垣の小京都をお届けします。

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■#63 お茶屋屋敷跡

赤坂には牡丹(ボタン)園がある。

景観遺産の中に。

とくに牡丹に思い入れはないが、あると聞くといってみたくなる。

景観遺産ジョガーの性である。

ボタンの開花時期は、4月末から5月上旬だそうだ。

小雨がふっていたが、今週をのがすともう見頃をのがしてしまうので強行するしかあるまい。

景観遺産ジョギングはいつだって小雨決行だ。

ということで向かったのは、お茶屋屋敷跡

お茶屋屋敷跡については、市公式サイトの解説を引用しておこう。

お茶屋屋敷跡は、徳川家康が上洛の往還にあたって造営した将軍家専用の休泊施設の貴重な遺構です。ほぼ方形の縄張りをもつ城郭形式で、土塁・空濠で囲み、四隅に櫓を備え、東面中央部には大手門がありました。当時を偲ぶ土塁や空濠の一部が現在も残り、豪壮な居館の構えを伝えています。また、敷地内には数多くのボタンが植えられ、東海地方有数のボタン園として開花時期に公開されています。

遺構 meets ボタンという要素がすでにもうたまらない。

はやる気持ちをおさえ、ジョギングペースでかけ出した。

赤坂方面は3回目なので、もはや走りなれた片道7kmである。

小雨というより霧雨のなか、まずたどりついたのは、東側の外観。

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竹林と紅葉がしげっていて、きっと紅葉の季節もたのしめるであろう風貌。

北側の入り口付近。

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朝ジョギングにありがちな、営業時間前で入れないという事態はまぬがれられるか ──

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開いていた(もちろん閉まっていたならこんなに煽りません)。

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入り口の由緒がかかげられていたが、とにかく雨をしのぎたかったので、さっと一読し中にはいってみた。


#63 お茶屋屋敷跡

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入ってみると、想像だにしていなかった癒しオーラ。

まさに息をのむ空間に息をのんでしまった。

こんな空間が大垣にもあったのか ──

突如としてお出迎えされる京都っぽさ。

これはもう小宇宙というより、小京都と書いて「コスモ」と読ませていい

赤坂宿のコスモにジョギングの疲れも一気に吹きとんだ。

西側に牡丹園がの視界にとらえつつ、しばし敷地内を散策してみる。

そして、満を持しての牡丹園

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別の角度からの牡丹園

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何か違和感がありませんか。

足をふみいれる前から違和感があった。


牡丹が見あたらない、という違和感である。


いや、牡丹どころか、「花」という物体が見あたらないのだ。

たしかにぼくは花にかんする知識を大して持ちあわせてはいない。

でも、そもそも花弁らしきものが見つけられないのは、知識とかそういう問題ではないだろう。


よくよく見ると、このように ──

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茎がスパッと切り落とされてるではないか。


その場に人もいなかったし、帰ってからしらべてみたが、いつ誰が切り落とした?のかわからなかった。

が、牡丹を拝むには時すでに遅しだったのだろう。


もともと牡丹が目的ではあったが、結果的にお茶屋屋敷跡の空間が見事だったので、個人的には満足である。

GWでも小京都(コスモ)がひとりじめできるのでオススメです。

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ただ、ボタン目当ての方は切り落とされる前に行ったほうがいいですよ、ということだけ添えておきたい。



■あっぷりへんしょん ~時間帯をずらす、天候をずらす~

昔から人ごみを避けたいために季節をずらして訪れる、というのはよくやる。

GWに遠出しない、というのもそのひとつだ。

しかし、今さら気づいたことがあった。

それは時期をずらすのではなく、時間帯をずらすというライフハックである。

これは朝ジョギングの特権じゃないか。

たしかに朝早くて開いてないというリスクもある。

でも、季節の花でも朝早くに拝めば、人を気にせずたのしめる。

もっというと、天候をずらすという高等テクニックもある

これは本降りでもダメで、天気予報では雨だっただけど結局あまり降らなかったね、くらいの運も味方につけねばならない。

ありがたいことに今回は早朝の小雨のなか、ボタン園を独占することができた。

まあ、肝心の牡丹が拝めなかったわけなので、そもそもみんなはそれを知っていてただ訪れていなかっただけなのかもしれないんだけれど。


どこで情報のボタンをかけ違ってしまったのだろう ──

ジョギングで景観“自慢”を詣でる #2 楽田町八幡神社夫婦松

ランニング 旅する・遊ぶ
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景観遺産でなく、景観“自慢”を詣でてきました。



■プロローグ

そろーり、そろり。

週末の朝は早起きして、ぬき足さし足しのび足。

気配を消してクローゼットにしのびこみ、ジョギングウェアとハーフパンツ、5本指ソックスを確保する。

えっと、最近買ったタイツはどこだ ──

と、こっそりあさっていたはずが、

「パパ!」

と、娘にさとられてしまった。

「やられた」

と諸手をあげるぼくに、娘は攻撃の手をゆるめない。

「これ、これ、これ!」

と、のべつまくなしに求めるのは、お絵描き用のおもちゃ。

彼女は最近、お絵描きに興味があるようです。

わかりますか、あの、マグネットのペンで絵が描けるおもちゃ(なんていうん名称なんだろう)。

それを持ってきてしきりに「これ!(何か描いて)」とせまってくる。

ぼくがワンパターンにこれなーんだ?と円を何個か描き、娘が「パンパン!(アンパンマンのこと)」とこたえるやいなや、「ブッブー」とぼくがまゆげとコック帽を書き加えて「ジャムおじさんでしたー」とやる。

娘はそれを消して、ふたたび「これ!」と求めるので、同じ件をドキンちゃんとコキンちゃんとでやったりする。

ぼくがおしまいのそぶりを見せると、その場で反り返ってバタバタ転げまわるので、なかなか意固地な性分なんじゃないか。往く末は大丈夫なのか、と親としてすこし心配になったりする。

そうやってるうちに、時計の針が7時をまわってしまった。

「今から赤坂にいってかえってくると9時をすぎてしまうなあ」

とはいえ、近場でかえってこれそうな景観遺産がない。

ならば、景観“自慢”はどうか。

あった。

楽田町。

片道7kmだが、まあ、赤坂よりはまだ近いだろう。

そんなわけで急遽、目的地をきりかえ、景観自慢をめざしたのである。



■楽田町八幡神社夫婦松

八幡神社の境内にある2本の松が景観"自慢"。

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1959年の伊勢湾台風で生き残った2本。

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ストーリー性ふくめた景観自慢である。

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ただ、景観遺産に昇格できないのは、本殿までのメンテナンスが行き届いていないからであろうか。

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参道はながく、ポテンシャルを秘めているような気がする。

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景観“自慢”とはいうものの、何となくもったいない印象をすくなからず受けてしまった。

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■エピローグ

作戦を変更して景観“自慢”を詣でたけど、結局1時間半ほど走っていた。

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ちょうどジョギングには気持ちいい季節なので、走ってるうちは、それはもうそのまんま、気持ちがいい。

けど、帰宅するころには尋常じゃないほどに汗がしたたっている。

「ただいまー」

と、帰ると、妻が

「おかえり、うわっ」

と反応する。

もう風呂場へ直行である。

シャワーを浴びて、朝ごはんを食べるわけだが、その前に忘れてはならないことがある。

ついでに風呂掃除をするのだ。

これ、家庭円満の秘訣ね。

ためになるだろう、あっぷりノート。

ただ、今回の最大の学びは、

翌朝着るものは枕元に用意してから寝るべし

という小学生レベルの教訓だとおもっているんだけれど。

ジョギングで景観遺産を詣でる #25 中山道赤坂宿脇本陣跡(榎屋)

ランニング 旅する・遊ぶ
憧れの赤坂に戻ってきました!


■#25 中山道赤坂宿脇本陣跡(榎屋)

まずは景観をご覧いただきたい。

どうだろう。

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これが、景観遺産 ──

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中山道赤坂宿脇本陣跡」です。

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以前きたことがあるので外観は何となく把握していたつもりではある。

ただ、あらためて拝んでみて、景観遺産ジョギング第一回の「丸い歩道橋」をおもい出さずにはいられなかった。

これは大垣市景観遺産あるあるだが、「景観だけでなく、その背後にあるストーリー性」というのも認定のポイントなんだろう。

パッと見で美しい…と息をのむのではなく、そういわれたら粋かも…という絶妙な水準があるにちがいない。


ちなみにこの脇本陣跡のストーリーというのが、これだ ──

かつての赤坂宿の脇本陣です。赤坂宿では唯一の脇本陣で、宝暦年間(1751-1764年)以後脇本陣を勤め、問屋と年寄役を兼ね、明治まで及びました。明治維新後、建物の一部が解体され、町役場となりましたが、母屋は近年まで榎屋旅館として営業してきました。残っている建物には、賊の侵入を防ぐために紙でできた天井や槍が残り、宿泊者を記載した大福帳も残っています。


残念ながら建物内部を拝むことはできないが、外観から脇本陣として繁盛していた時代に想いを馳せてみてはいかがだろうか。

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景観遺産を堪能するには想像力も欠かせないんですよ。



■あっぷりへんしょん ~道具もいいけど、ストレッチもね~

今回の景観遺産ジョギングにおいて、脇本陣跡のフシギよりも、もっとフシギな違和感をかんじていた。

それは、15km走ってまったく疲れなかったことである。

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▲だいぶ更新が滞ってしまい、4月23日の実績をいまさら投稿しています


なぜこんなに疲れないのか。

一瞬、とうとうトレーニングの成果が?!と早合点しかけたが、冷静になって、いや、これのおかげか。



コンプレッション・タイツ ──

太ももやふくらはぎに適度な圧力を与えて、筋肉ポンプの作用をサポートしてくれるタイツ。

吸湿速乾性に優れたものが多く、夏は体温を下げ、冬は寒さを遮ってくれるタイツ。

そんな装備のおかげで、快適な季節をより快適に走れたのである。

自力ではないにしろ、その実績は一日悦にひたるに十分の成果であった。

ただ、知らぬ間に疲労は着実に蓄積されていたようで、翌朝、信じられないくらいの筋肉痛になった。

たとえ道具にたよったとしても、クールダウンはさぼらずやっておかねばならない。

道具もいいけど、ストレッチもね。

ビギナー必見!ランニング用サングラスの選び方と使用感を紹介する

ガジェット/文具 ランニング
ランニング用のサングラスを1ヶ月間つかってみた。

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選ぶときに注目すべきポイント、使用感を、ことの顛末をまじえつつお伝えしたい。



■きっかけ

春にむかうにつれ、
・日射しがまぶしい
・花粉がひどい
・堤防をはしると虫が目に入る
という問題が生じつつあった。

そこで「ランニング用のサングラス」というのが気になっていた。

しかし、そこには一つのジレンマがあった。

ゆるーいジョギングをモットーとしているのにサングラスなんかかけたらガチランナーと勘違いされるんじゃないか ──

やはり同じ悩みをもつランナーは数多いらっしゃるようで、お悩み相談的なカキコミもいくつかみられた。

が、回答はおおよそ「誰もアンタのことなんか見ちゃいないよ」というものだった。

確かにそうかもしれん。

よし、決まりだ。買ってみよう。



■選定のプロセス

選定のプロセスはランニングポーチを選んだときと同じである。


(1)情報収集
周辺知識がまったくないが、ほしいものがあるとき、どうするか。

とにかく調べまくって情報収集しよう。そして、上澄みだけすくいとってメモしておこう。

すると玉石混淆、雑多な情報がたくさん列挙されることになる。

・国産品も多くあるが、結局はオークリーがいちばん
・5,000円未満は、フィット感や耐久性に問題あり
・調光レンズはお高い
・曇天は暖色系のレンズが良いらしい

云々。


(2)優先順位をつける
ピンときた情報に優先順位をつけて、もっとも目的に合致している方向へ照準をあわせていく。

1 カッコイイ
2 花粉症対策
3 眩しさ対策(可視光線透過率)


(3)いらないことリストをつくる
色々な機能・効用があることがわかってくるが、逆にできなくていいことも決めておかないと信念がぶれてくる

・マラソン向けではない
・紫外線保護率は気にしない
・他のスポーツ(ゴルフ、サイクリング、スキー等)では使わない
・眩しさ対策なので暖色でなくてよい


(5)決断する
色々しらべているとたまにコスパのよい製品に心が揺れうごくことがある。

Zoffアスリートとか良さげ。

高橋尚子監修のやつとか。

3種のレンズ付け替え可能だし、割りにお手頃だし。

いかん。

しかしここは一点豪華主義をつらぬきたい。

意志をかたくもってSPORTS AUTHORITYにおもむき、選んだサングラスが、これだ↓↓↓



■括目せよ!

じゃーん!

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偏光グラス

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なのに、1990円(税込)!!

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え?なぜかって?


先の手順で(4)が抜けていたことにお気づきのことだろう。

本来は ──

(4)比較検討する

という手番が必要なのだ。

でも、ずぶの素人がいきなり机上の情報だけで比較するなんてどだい無理である。

着けたまま走ったことないし、その視界とか装着感とか想像できない。

要は経験不足ゆえに判断基準がないのだ。

そこで、いきなり2万円のサングラスを買っても良し悪しがよくわからないので、2000円のサングラスで何が足りないかを身をもって体験しよう、という判断を下したわけである。

不足を感じないなら2000円の走りってことだろう。

そのための2000円の投資である。



■使用感

花粉対策の効果測定ほどむつかしいことはない。

昨年、シソを食べまくったときも同じことを云っていたが、対処のBEFORE/AFTERを素人が比較することはできない。

サングラスも同じで、花粉が防げたかどうかは疑問であるが、そこはきっとフラセボ効果も作用して多少は何らかの何かが良くなったんじゃないかと信じている。

ただ、堤防を走りつづけたのに虫はまったく気にならなかったのは間違いない。

そういう物理的に目を守る効果もあったし、周りから表情を読みとられにくくなったことで、逆に周りを気にせずに走れるようになったようにおもう。
(もともと誰もぼくの表情なんて気にもかけていないんだけれど)

何よりもやはり眩しさに対してもっとも効果があったようにおもう。

参考にしたWebページではみんな異口同音に「何でもっと早く買わなかったんだろう」と云っていたが、そこに異論はない。

かけてみてはじめて気づいたが、走ってる間の日差しって結構ストレスだったのかもしれない。

無意識にまぶたの筋肉とか酷使していたんだろう。

それが一気に軽減された感じだ。

ただし、偏光グラスも安物だと、レンズがゆかんだりしていて乗り物酔いのような症状を誘発させてしまうことがあるらしい。

ここ1ヶ月、最大2時間ほどかけ続けてみて、支障をかんじたことはないので、しばらくコイツで走ってみることにする。

つまり、今のところ2000円の走りってことなんだろう。

走りの質が10倍濃くなったらオークリーのサングラス、検討します。


GWのランニングに箔をつけたい方、すこしでも参考にしていただければ幸甚です。

ジョギングで景観遺産を詣でる #54 西之川ハリヨの池広場

ランニング 旅する・遊ぶ
今回は天然記念物を愛でにいきます!


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▲画像は天然記念物とは無関係です



大垣市の魚「ハリヨ」

唐突だが「ハリヨ」をご存じだろうか?

きっとそう多くないだろう。

サカナの名前である、と云ってもまだピンとこないとおもう。

無理もない。

岐阜県滋賀県の一部にしか生息していないサカナだからである。


▼これがハリヨです(大垣市の公式冊子より)
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ぼくは子どもに科学館で飽きるほどハリヨのクイズをやらされたこともあり、今でこそくわしくなったが。

今でこそ、である。

大垣に来るまではきいたこともなかった。
(たしか加賀野八幡神社の公園をしらべていたときにはじめて知った)


そんなハリヨは岐阜県が天然記念物に指定しており、もちろん大垣市もその保護に力を入れている。

だから市内の複数箇所でハリヨの拝めるスポットがある。

今回はそのひとつが目的地だ。



■#54 西之川ハリヨの池広場

さて、大垣市のWebページによるとハリヨの池広場の所在地は ──

 大垣市西之川町1丁目2119番地1

とされているが、Googleマップで検索しても特定の場所を示さない。

市のページには何となく場所が記されているが、ホント、何となくレベルである。


▼何となくすぎやしませんか?
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なので、もう行って確かめるしかあるまい。


前回、21号線越えもあっさり達成できたので、今回はことさら二の足をふむことなく出かけられた。


▼往路は東側を上り、復路は西側を下るという絶妙なコース取り
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21号を越え、住宅地を徘徊していたところ、それはなんの前触れもなく、突如として姿をあらわした。


住宅街のなかにいきなり案内板が

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説明も充実している

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肝心のハリヨは…

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いた!


たぶん。

だが、群れで現れてはササッと姿を消してしまうので、正確には確認できなかった(確認できたとしても、ハリヨと判別できる自信もないが)。

コイもいたが、みんな隠れてしまうのでカメラにおさめることができなかった。


▼かわりにじっとしていたカエルを載っけときます
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ハリヨは県指定天然記念物のうえに絶滅危惧種でもあるから、公園のいたるところに「公園をキレイに」的な標榜がかかげられていた。

今回も補給食を持参したが、そんな中で羊羮を食すのがはばかられたので、帰りの道中になんの変哲もない畦道で処理した。


▼ちなみに地図上だと、ココが正解でした
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一度でいいからハリヨを拝みたい!という熱心な方の一助になれば幸いである。

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