今日のランニングは、GPSウォッチでバイク(自転車)設定のまま走ってしまいました。
おはようございます!
— アオヤマユウキ🌵RECREATIONAL RUNNER (@you_key69) 2021年6月22日
🏃9K #朝ラン
・ジョグ(4'43/km)
距離を12%アップ。グラフが破茶滅茶なのはバイク設定のままだったからです💧
距離を増やすときは脳と体の分離が大事。アタマには漸増することを意識させつつ、カラダにはいつもの感じでいくと司令を送ります😌
皆さま、今日も良い一日を! pic.twitter.com/op9t4fXOj5
バイクやランを組み合わせてトレーニングしてると、こういうことが往々にして起こります。
その結果、ペースが良くわからなかったり、欲しいデータが記録できなかったりとランニングに支障をきたしてしまうことがあるのです。
そうならないのが一番ですが、もしそうなってしまったとしても、予め心構えをしておくことで冷静にやりすごすことができるようになります。
その心構えと対処をカンタンにシェアさせていただきます。
なぜバイク設定でランニングしてしまうのか
GPSウォッチはGARMIN ForeAthlete 230Jを使っています。
最近はアキレス腱療養のため、バイク(自転車)とランを交互に行っていたりするのですが、たまにバイク設定のままランを開始してしまうんです。
これ、クロストレーニングあるあるだと思うんですよね。
GARMINの場合、GPS捕捉したらアクティビティの選択画面をスキップして、自動的に待機画面に入ってしまうので気づきにくいんです。
さらに、ペースをあまり気にしないジョグなんかはほとんど時計を見ないから、走りはじめていつもの場所でラップ通知が来ないことで
と初めて気づくのです。
バイク設定のままスタートしてしまった場合
とケチをつけるのは簡単ですが、そういう人は
と、どっちみちケチをつけるので、無視してOKです。
もちろん仕組みで解決できるのがベストですが、ヒューマンエラーは起きるもの。
その前提で、バイク設定のままスタートしてしまった場合だうするか?を考えてみます。
選択肢は3つ。※他にあれば教えてください m(__)m
すぐやり直す
早めに気づいたらすぐにやり直しましょう。
「キズは浅いうちに塞げ」ですからね。
数百mくらいならメンタル的にもまだやり直しがききます。
アップと本練習で分ける
もし、アップと本練習を分けるようなトレーニングだったらアップはバイクのまま走り、本練習に入る前にアクティビティをランに変更するという手段もあります。
ジョグだけはバイクで行って、ラストの流し(ウィンドスプリント)だけランで走るというのもありですね。
要するに、トレーニング内容の切り替えタイミングで区切るという選択肢です。
そのまま走り続ける
ランニングウォッチを見ずに走っていて、気づいたときにはすでに遅し。
となり、「そのまま続ける」パターンです。
私が今回のランニングでやっちまったやつ。
安定しないペース表示
バイクとランじゃスピードを記録する周期が違うようで、たとえば5'00/kmほどで走っていても、1秒ごとに平気で「11.3→12.2→13.1→12.3」とスピード表示が目まぐるしく変わるんですよね。
だからあくまで目安とわりきります。
と平静を装います。
記録されないデータ
ペースは納得できたとして、バイクのまま続行した場合、ピッチやストライド等、ランニング特有のデータは記録されないのでご認識ください。
また、ラップも初期設定のままであれば、ランは1kmごとのところをバイクは5km毎の記録になります。
あと、ペースも不安定なまま記録されるのでペースグラフもデコボコになりがちです。
上図は同じコースで同じようなペースで走ったときの記録ですが、アクティビティが違うことでグラフの粒度が変わることがわかります。
対応策
そのまま走り続けることを選択された猛者のために、心構えと対応策です。
それぞれ
- ランニング中
- ランニング後
時速→ペースの変換表
ランニング中、目まぐるしくペースが変わるのは前述のとおりですが、そもそも時速表示なのでふだん走っているペースに変換できたほうがトラブルに強くなれます。
スピード(km/h)とペース(min/km)が読み換えできる変換表を載せておくので、一読ください。
時速(km/h) | ペース(min/km) |
8.0 | 7'30 |
9.0 | 6'40 |
10.0 | 6'00 |
11.0 | 5'27 |
12.0 | 5'00 |
13.0 | 4'37 |
14.0 | 4'17 |
15.0 | 4'00 |
16.0 | 3'45 |
17.0 | 3'32 |
18.0 | 3'20 |
19.0 | 3'09 |
20.0 | 3'00 |
これを暗記していただきたいのではなく、単純に「時速÷60で大体のペース(分/km)が分かる」ということを知っておいていただきたいのです。
60の約数ならなおさらわかりやすいですね。
たとえば
- 10km/h = 6'00/km(60 ÷ 10 = 6)
- 12km/h = 5'00/km(60 ÷ 12 = 5)
- 15km/h = 4'00/km(60 ÷ 15 = 4)
あせらず、冷静に計算しましょう。
- 設定方法
- アクティビティ設定 > トレーニングページ > データページ > 項目 > スピード
アクティビティの修正
無事ランニングが終了したら、Garmin Conncetでアクティビティを修正しましょう。
バイクとして保存されているので、アクティビティをランに直すのです。
さもないと、あとで集計したときに
- ランの回数が少ない?
- バイクの平均距離が短い?
云々、走行回数や距離が正しく集計できなくなってしまうからです。
やり方はカンタン。
右上の「アクティビティを編集」から
- 名前
- アクティビティタイプ
を変更します。
すると、時速表示がペース表示に変わったりとランへ変更されます。
但し、グラフはそのまま。むろん、ピッチやストライドも表示されません。
まとめ
バイク設定のままランニングにつっこまないために、いちばん大事なのは
もしそうなってしまったら、慌てずにあえて感覚で走る練習にすると切り替えてしまうのも一手です。
そういう不慮のトラブルに対応できるのも、強いランナーの条件ですからね ^^
走る、を創ろう。