昨日、筋トレに入れ込む前にまずは姿勢を良くしようと話しましたが、ちょっと唐突だったかもしれません。
長年のクセはそんなすぐに直りませんからね。
そこで、提案です。
まずは食事の時間から始めてみませんか?
なぜ「食事中」なのか?
食事中の姿勢を正すことのメリットを2つご紹介します。
時間
普段の姿勢を急に変えろと云われても、長続きしません。
しかも長時間ならなおさら厳しいでしょう。
でも“食事中だけ”と限定してしまえば、ケジメがつけやすいです。
ただし注意点がひとつ。
腹筋にチカラを入れすぎると食事が胃に入らず、消化によくありません。
お腹を高く上げて、肩甲骨をしめるイメージで臨みましょう。
しつけ
体幹だのフォームだの云っていますが、きっかけは子どもに
「おなかつけて食べなさい」「姿勢が悪いからこぼすんでしょ」
と注意していたことからでした。
そうはいうものの、自分はできているんだろうか──
と、問いかけながら自分の姿勢をみてハッとしたんです。
注意できる分際じゃありませんでした。
食欲はその人の本性を映します。
食事の姿勢を正して、自分の理性をコントロールしてみませんか。
何てったって“しつけ”は漢字で書くと「躾」ですもんね。
“自分”の振り見て我が振り直せ
今週、仕事で久々に東京にいきました。
通りにはガラス張りの店舗が軒をつらねていて、通りを歩く人たちの姿を映します。
自然と自分の歩く姿が視界に飛び込んできます。
すると、すこし背筋がしゃんとのびる気がするんです。
自分の振りを見て我が振りを直す。
きらびやかな街に鷹揚と歩く人が多いのは、そんな環境のせいなのかもしれません。
田舎者も負けてはいけません。
最近、妻には「パパの背筋がピンとしてると面白い」と嘲笑されます。
ですが、 くじけてはいけません。
子どもたちのため、そして、自分のためにも、まずは食事のときだけでもがんばるんです。