こんな方にオススメの記事
なぜラクに走れるようにならないかって?
それはサボってる筋肉が使えていないからかもしれません。
試しに「両足バウンディング」をやってみましょう。
きっと「マラソンは上半身で走る」の意味がわかってくるはずです!
両足バウンディングとは
百聞は一見に如かずなので、まずは動画をご覧ください。
ご覧になってわかるとおり、両足バウンディングは
▼ランニングドリルについて、詳しくはコチラ
やり方のコツ
両足バウンディングのやり方については、動画の中でも説明があるとおり
- 接地時間を短く
- できるだけ膝は曲げない
- バスケットボールのように反発の力で
では、なぜこれがサボっている筋肉を使う練習になるのか?
腕振りの効果
動画の中ではあまり語られていませんが、この「両足バウンディング」の最大のコツは
だとおもっています。
騙されたと思って、いちど腕の動きを使わずにやってみてください。
どうでしょう?
ぜんぜん跳べなくないですか?
いや、跳べたとしても膝を曲げたり、長く踏み込んだりして脚のパワーに頼るような長距離走には向かない動きになってしまうとおもいます。
そこで今度はタイミングよく腕振りをつけて跳んでみてください。
▼もう一回動画を貼りつけときます
すごくラクに前に進めませんか?
やっぱり腕振りってラクに前に進むために大事なんですよね。
「マラソンは上半身で走る」というのは、眠っている上半身の筋肉を働かせて、脚にラクさせてあげるということと同義だとおもっています。
働きアリの法則
これは腕振りに限ったことではありませんが、がんばって走っているように見えてもどこかしら使っていない筋肉ってあるんですよね。
よく知られた働きアリの話で
- 働きアリのうち、本当に働いているのは全体の8割で、残りの2割のアリはサボっている
- よく働いているアリだけを残しても、やがてその中から2割がサボるようになる
という法則があります。
この法則の大事なところって、逆を返せば
人間の筋肉も同じで一見ランニング動作とは違う動きでも、刺激してあげればランニングの支えになる確率が上がります。
それが「サボり筋を呼び覚ます」ドリルの目的なのです。
注意点
たったひとつの注意点として、やりすぎないように気をつけてください。
実は両足バウンディングは「プライオメトリクス」という比較的強度の高いトレーニングです。
あ、今は覚えなくて結構ですw
そのプライオなんちゃらは「アキレス腱の反射的な伸び縮みを活かして接地時間を短くする」というようなトレーニングになるので、アキレス腱へのダメージが大きくなります。
なので、多用は禁物。
最初は
- 短い時間で
- 少ない回数で
- 芝生や土の上で
まとめ ~そしてプライオメトリクスへ~
最後に出てきた「プライオメトリクス」についてはまたどこかでちゃんと説明しますが、最後にさわりだけ少し。
「プライオメトリクス」(正式名「プライオメトリック・トレーニング」)はジャンプ系のトレーニングで反発の爆発力を上げられるのですが、実は「縄跳び」でも鍛えることができます。
でも縄跳びだとランニングに必要な前に進む練習ができません。
かといって、前に進むためのプライオメトリクスである通常の「バウンディング」では負荷が強すぎます。
▼ふつうのバウンディングはダメージが大きい
SUIさんの動画を参考に、初めて「ドリル」というやつをやってみました😌
— アオヤマユウキ🌵RECREATIONAL RUNNER (@you_key69) 2021年1月18日
・腿上げ
・バウンディング
子どもに撮ってもらったんですが、ぎこちな過ぎて笑われる始末。自分のイメージと全然違う…💧
RE改善になるか未知ですが、何処でもできるし、少なくともウォーミングアップにはなりました! https://t.co/erGrjFQBil pic.twitter.com/mZpfXV8Fuc
しかし「両足バウンディング」は両足でおこなうので一般的なバウンディングよりダメージは抑えられるのです。
そういう点でも「両足バウンディング」は、入りやすいプライオメトリック・トレーニングと云えます。
ぜひ、バウンディングしながら走力にも弾みをつけちゃいましょう(うまいこと云ったつもり)。
Good luck!!