7月末から動悸や吐き気が慢性化し、おかしいと思っていたら「パニック障害」という精神病にかかっていました。
何と一年前の熱中症による救急搬送のトラウマが原因のようです。
しばらく外出するのが怖くなり仕事も休んでいましたが、ようやく社会復帰できそうなのでここに書き残しておきたいと思います。
パニック障害とは
突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといった発作(パニック発作)を起こし、そのために生活に支障が出ている状態をパニック障害といいます。
このパニック発作は、死んでしまうのではないかと思うほど強くて、自分ではコントロールできないと感じます。そのため、また発作が起きたらどうしようかと不安になり、発作が起きやすい場所や状況を避けるようになります。
今思い出しても怖い。恐怖のスパイラルです。
発覚の経緯
お恥ずかしい話ではありますが、発覚に至った経緯をカンタンに綴らせていただきます。
涼しいサイクリングで不調
走れなくなったから自転車🚴♀️と思って少し漕いただけで手足のシビレが発症し、怖くなって妻に迎えに来てもらってしまった😢
— アオヤマユウキ⚔️ASI-NAØ-RUNNER (@you_key69) 2022年7月18日
これ以上迷惑かけられないので当面自粛します🙇 pic.twitter.com/shiFL1kKLV
曇ってたし、涼しく(気温23.5℃)、湿度も高くなかった(湿度58%)、サイクリング。
水分も十分に補給していたにもかかわらず、痙攣や吐き気に襲われました。
あの時はまた熱中症かと疑っていたのですが、今思えばこれが“予兆”だったのかもしれません。
消防団や庭のプール設営
それからほどなくして、消防団の活動でも大して動いていないのに気持ち悪くなったり。
庭のプール設営で10分くらい外にいただけで、動悸や吐き気がするようになり、絶対に何かおかしいと感じるようになりました。
内科の受診
自律神経の異常なのか、内科を受診しましたが、異常なし。
「屋外で活動しているとき」に発症しやすいという傾向だったので、他に思い当たったのが、冒頭で紹介した熱中症での救急搬送でした。
熱中症のトラウマ
調べてみると、熱中症によるトラウマが残る人も少なからずいるようです。
過去のトラウマや不安感から、自律神経が乱れて、パニック発作や自律神経の乱れから、熱中症を引き起こしたり、すでに熱中症で悩まされている方は症状が悪化したりすることがあります。
これは熱中症になったときのことが身体、脳、神経に、強い精神的ストレスとして記憶されて精神的トラウマになっているからです。
それからというもの、外に出られなくなってしまいました。
正確にいうと、外に出ようとすると「また倒れてしまうかも」という強烈な不安感から動悸や吐き気・発汗が止まらなくなってしまうのです。
精神科の受診
仕事にも出ることができなくなったため、勇気をふりしぼって精神科にかかりました。
熱中症が原因と疑っていたものの、他にも原因が潜んでいる可能性があるかもしれないとのことで、ソーシャルワーカーの方と面談を行い、生い立ちや家族のこと、仕事のことなどを赤裸々に話しました。
その後、医師との問診を受け、「パニック障害」と診断されました。
「薬を飲むことに抵抗がないか?」と訊かれ、薬で治療していくはこびになりました。
薬は2,3週間で効きはじめるそうです。
そして、少なくとも半年、できれば1年間は飲み続ける必要があり、症状が出なくなってから徐々にフェードアウトさせていきます。
急にやめるとまた再発しちゃうんだそうな。
2割くらいの人は下痢や吐き気を催すらしいので、念のため吐き気止めももらいました。
発作を抑えるための、頓服(とんぷく)も処方してもらいました。
不安から発作が起きそうになったら飲むと30分以内に効くそうです。
発覚後1週間
結局しばらく外に出られず、仕事を1週間休んでしまいました。
夜になると明日が来るのが怖くなり、朝起きて支度をしようとすると動悸と吐き気が止まらなくなるんです。
もちろんブログも書けず、ミニ四駆どころじゃありませんでした。
本を読んだりYouTubeを観ているときがいちばん気がまぎれました。
発覚後2週間
薬を飲みはじめたおかげか、週末にはだんだん落ち着いてきて、今ようやく仕事に復帰することができています。
支えてくれた家族そして職場の皆さんには感謝しかありません、ありがとうございます。
まだどうなるか分かりません。
でも、アキレス腱炎とかいいので、とにかく早く日常が取り戻せるようになるといいな。