こんな方にオススメの記事
一寸先が闇であろうと明るい未来を照らし出す ──
冬の朝ランは暗い
当たり前ですが、冬は夜が明けるのが遅いですよね。
朝ラン派は出勤前に走るとなると、どうしても日の出前の出走になると思います。
でも帰ってくる頃には夜が明けていませんか?
わが村の日の出時刻は執筆日時点で6:47なので、たとえば朝6:00に出走すると真っ暗だけど、7:00には夜が明けています。
むしろ朝日が眩しいくらいです。
ヘッドライトの弱点
私は夜走ることはめったにありませんが、何らかの事情で夜走るときはヘッドライトを装着します。
両手がフリーになるし、視界全体が明るくなるからです。
しかし、夜明け前ランの場合、前述のとおり朝日が目に染みたりするのと、寝癖がボーボーだったりする(笑)ので、サングラスとキャップを身につけます。
※寝癖隠しのためにキャップをかぶる派ですw
それだけ色んなモノを頭に乗せていると、ヘッドライトは相容れないのです。
本当の意味で"頭でっかち"になってしまうのです。
腰ライトの強み
そこで活躍するのが「腰ライト(ウエストライト)」です。
腰ライトとは読んで字のごとく「腰回りに巻く(身につける)ライトのこと」です。
腰ライトのメリットは以下のとおり。
- 両手が空いて
- それなりに明るくて
- 頭回りがスッキリして
- 使わないときは目立たない
両手がフリーにもかかわらず明るいという点は夜ランのでも活かせるメリットですが、
- サングラスやキャップと干渉しなくていい
- 使わなくなればウェアの下にしまっておけばいい
という腰ライトならではの利点もあります。
確かに頭に比べて光は揺れますが、視界が明るくなり、相手側からの視認性があるのでOKです。
3つの腰ライト
腰ライト(ウエストライト)には、ざっくり3つの方法があります(おすすめ順)。
- ヘッドライトを流用する
- マルチポケットパンツにライトを忍ばせる
- 専用ウエストライトを装着する
すこし解説します。
ヘッドライトを流用する
いきなりイチオシからご紹介しますが、本来は額に装着するヘッドライト(ヘッドランプ、ヘッデン)を腰に装着する方法です。
バンド式のヘッドライトであれば、バンドを緩めて腰に巻けます。
伸縮性のあるバンドなら装着もしやすいですね。
先ほど記事のリンクを載せましたが、私は「LEDLENSER MH3」というライトを使っています。
頭にも腰にもつけられるし、さらに上下の角度調整も利くので重宝しています。
あまり激しく上下運動をすると揺れたり、バンドが捻じれたりするかもしれませんが、普通に走っている分には問題ありません。
むしろ、上下運動を抑える良いトレーニングになるかもしれませんよ (^ー')b
マルチポケットパンツにライトを忍ばせる
続いて「マルチポケットパンツ」と「100円ライト」の合わせ技。
マルチポケットパンツにもよりますが、腰回りにメッシュ状のポケットが複数ついていれば、前後にライトを入れることで盤石の態勢をとることもできます。
ただ、マルチポケットパンツを履くランナーに限り有効というのがデメリットです。
という方には通用しませんからね。
専用ウエストライトを装着する
トレイル向けギアを扱う「ウルトラスパイア(UltrAspire)」にはウエストライトとして「ルーメン(Lumen)」シリーズが展開されています。
確かにウエスト専用なだけあって安定感がありそうですが、いかんせん高価。
ガチでトレイルや登山するランナー向けですね。
ウエストポーチも兼ねられるので、鍵やスマホ、補給食を携帯したいという方には有効かもしれません。
「ヘッドライトの流用」を推すワケ
暗さ対策はいろいろありますが、私がヘッドライトを推すのは3つの理由があります。
- 夜ラン=ヘッドライトとして
- 早朝ラン=腰ライトとして
- 緊急時=防災用品として
- 他、懐中電灯として
…と色んな用途に使えるからです。
そうそう、くだんの「LEDLENSER MH3」はライト部だけを外してクリップライトとしても使えます。
クリップをたとえばウエストバッグに挟んで、ポーチ兼ライトという使い方もできますよ。
ちなみに保管場所は防災グッズ置き場です。
まとめ
今年2020年の冬至は12月21日だそうです。
それまでの間はどんどん日が短くなりますからね。
「明るいほうが良いから夜じゃなくて朝ラン派」という方も、この時期ばかりは気をつけなければなりません。
というランナーさんは、これを機にぜひ多用途にツブシがきくヘッドライトを検討してみてください。
暗いニュースばかりで鬱屈しそうな昨今ですが、ヘッドライトを装着して明るい未来を照らしていきましょう。
「走る」を創ろう。