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【解説】夜ランと朝ランを交互に走る!その目的と効果とは?

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9/7は夜ラン、9/8は朝ランでした。

朝ラン派の私が夜走るのは、たいていやむを得えない場合ですが、確かなトレーニング効果を感じたので共有いたします。


いつもと違う時間帯に走るとき

ランナーの皆さんはそれぞれ生活リズムがあって、朝ラン派や夜ラン派など、走りやすい時間帯に走っているとおもいます。

でもたまに違う時間帯に走ること、ありますよね。


たとえば、こんな感じに。

  • 1日目 朝ラン
  • 2日目 夜ラン
  • 3日目 朝ラン

仕事とか天気が良くないとか、さまざまな事情でやむなく時間帯をずらさざるを得ない、というケースだとお察しします。

仕方がありませんが、それでもランニング励む姿勢はすばらしいです。


せっかくなので、このイレギュラーパターンをうまくトレーニングに活かしてみましょう

あえてそのイレギュラーを活かす

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夜ランの特徴と朝ランの特徴をうまく利用しましょう。

夜ランの特徴

夜ランは朝ランに比べてみなぎるパワーを活かして走ることができます。

  • 筋肉や関節がほぐれている
  • 深部体温が高い
  • 糖が充足している

視界が不安なのが玉にキズですが、得てして元気に走れます。

つまり「質の高い練習ができる」状態であるのです。

朝ランの特徴

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朝ランと云っても、朝食を食べる前に限ります。

  • 糖が枯渇している
  • 前日の疲労が残っている

食べる前は糖が枯渇していて脂肪が燃焼しやすい状態になっています。

前夜の疲労を引っさげて、さらにエネルギーも少ない状態で走り出せば、いつもと同じペースで走っても感じる負荷は大きいです。


朝飯前は、ランナーにとってはまったく「朝飯前」ではありませんw

無理に負荷を上げることなく、手軽にセット練感覚を味わえるのです。

たとえば

去る9/7と9/8に、朝と夜で同じような設定のランニングを続けておこなってみました。

  • 距離 4km
  • ペース 無視
  • 平均ピッチ 180spm

9/7 夜ラン

質の高い練習を意識した結果、安定したピッチを刻めました。

9/8 朝ラン

夜ランからの朝ランで、疲労のせいか、ピッチが乱れがちでした。

大した練習はしてませんが、久々に二部練をやったような感覚を味わえました。

まとめ

夜ランと朝ランを交互にくり返すことによって、夜は質の高い練習ができて、朝は負荷を上げなくても自ずと高負荷な練習ができるというメリットが得られます。


好きな時間帯に自由に走れる!という方はレアで、たいていライフスタイルに合わせて走られていると思います。

やむを得ず時間をずらす場合は、せっかくなので何らかのトレーニング効果を期待して取りかかってみましょう。


私はもはやランナーではなくジョガーになっていますが、それでもいつもと違う刺激を入れることができました。

こうやって変化を入れながらモチベーションを維持できるといいですね。


走る、を創ろう。