その悩み、ランニングウォッチの機能で解決できるかもしれませんよ?
一定のペースで走ることの難しさ
ひとりで走ってると、途中で集中が切れていつの間にかペースが落ちているということがよくあります。
TペースやMペースと決めていたのにいつの間にかスピードが落ちている…
トレーニングならまだしもレースやタイムトライアルでそうなると目標タイムから遠ざかってしまいます。
逆にゆっくりEペースやLSDをやるつもりが、いつの間にかペースが上がってしまい、予想よりもはやくカラダが参ってしまう…なんてこともあります。
いや、分かりますよ。
集中してたらいいんでしょ。 頻繁に、細かく、ウォッチとにらめっこしてコントロールすればいいんでしょ。
でも、何十分、何時間とくり返すと次第にストレスが溜まってしまいます。
これ、どうにかならないでしょうか?
もしかしたらその悩み、GARMINの「アラート」でカバーできるかもしれません。
GARMINアラートとは
範囲超過で通報
あらかじめ
- 心拍
- ペース
上限・下限を設定しておくことで、アクティビティ中に閾値を越えたらビープ音とバイブで通知してくれる機能です。
閾値走など過不足のないペースで走るときや、目標タイムを着実にクリアしにいきたいレースやタイムトライアルに使えます。
一定間隔で通知
他にも
- 距離
- タイム
- カロリー
を設定しておくことで、その数値を通過するごとに通知させることもできます。
補給やレストのタイミングを知らせてもらうのにベンリですね。
カスタマイズしてお知らせ
さらに、一定間隔ではなく任意のタイミングで通知させる「カスタム」という機能もあります。
(詳しくはマニュアルをご参照されたし)
設定してみた
いぜんGarminConnectについて調べていたときにマニュアルをみながら「へぇ~こんな機能もあるんだァ」と流していましたが、とうとうお世話になるときが来ました。
そして結論からいうと「もっとはやく試しておけばよかった」です。
明日、10kmタイムトライアルに臨むにあたって、初めてGARMIN(230J)でペースアラートを設定してみました。
— あおやまゆうき🚩4/26ぎふ清流Hマラソン (@you_key69) 2020年4月3日
🔽設定方法
アクティビティ設定 > アラート > 新規追加 > ペース
🔽設定値
・上限 4'00/km
・下限 4'15/km
これで時計みるストレスを減らしつつ、目標クリアできるといいな😌 pic.twitter.com/Tn5IO4iMyw
設定方法
私のGARMINウォッチはForAthlete 230Jですが、下記の手順で設定できました。
くわしくは先ほどのマニュアルをご参照ください(なげやりw)
設定値
10kmのタイムトライアルで41分切り(平均 4'04/km)に臨むにあたって
- 上限ペース 4'00/km
- 下限ペース 4'15/km
で設定しました。
※上限=速い、下限=遅い
使ってみた感想
このアラート機能を使って10kmタイムトライアル(TT)に臨んだところ、ダレずに10kmのPBを更新することができました。
ひとことで云うと「常にペーサーに見守られているような感覚」です。
TTでは、8km地点で「遅い 4'16/km」という通知を目にして「知らぬ間にペースが落ちてるな。気合い入れ直そう」と態勢をたてなおしました。
アラートに発破をかけられ、集中力を取り戻すことができたのです。
何度もいいますが、なんで今まで使ってなかったんだろう!
5kmのTTやクーパーテストでも使っていれば、結果は変わっていたかも?とさえ思わされました。
注意点
非常に便利なアラート機能ですが、唯一の注意点があります。
それは ──
さもないと、何でもないジョグのときにもずーっとアラートが鳴り続け、遅い!遅い!とケツを叩かれます。
私なんか、それを知らずにガチユルをやってしまったのでユルのときに延々と叱られてました。
アラートの設定画面からON/OFFの切り替えができるので、使わないときはOFFにしておきましょう。
理想
アラート機能は非常に便利です。
時計をみる回数が減り、ストレスがかなり緩和されます。
しかし、さらなる理想郷は
その域に達すれば、 アラートに発破をかけられずとも、独力でユートピアを目指せます。
まとめ
最後にまとめます。
- ペースが乱れがちなら
- アラート機能に頼るべし
- レースやTTの目標達成のために
- 閾値走のペースコントロールに便利
ペーサーを一人雇うことを思うとかなりお得な機能ですよね。
GARMINウォッチにはまだまだ使っていない機能が眠っています。
せっかくハイスペックなギアなので、最大限に活用したいですね。