あっぷりノート

Fix the Bits | あっぷり工房

旅、ギア、サプリ、マインド、トレーニング ── “走る”は創れる

【速報】ひとりフルマラソン #デジマラ2020 を走ってきました!

お疲れ様です!

かねてより計画していました「ひとりフルマラソン」で優勝してきたのでご報告いたします!

結果

目標サブ3.5を掲げて挑んだひとりフルマラソン。


結果は──

f:id:you_key69:20200301214934j:plain

  • 3:27'29!!


昨年(2019)の2/28のフルが「4:37'41」だったので一年で70分ほど縮められました。

頑張った甲斐がありました。

ペース

f:id:you_key69:20200301215037j:plain

練習どおり33kmまでは4'45"/kmペースで貯金を作りつつ、残りは這うように突き進むポジティブスプリットでいきました。

f:id:you_key69:20200301215053j:plain

あわよくばそのまま航続できないかとにらんでましたが、そんなに甘くないですね。


マラソンにはまぐれもラッキーもない。

練習の成果が、そのまま結果に反映されます。

ピッチ

f:id:you_key69:20200301215117j:plain

脳内にテンポ=180bpmまたは90bpmのBGMを流してピッチを刻みました。


GLAY / 誘惑

前半はGLAYの「誘惑」、後半はMr.Childrenの「Your Song」で乗りきりました。


Mr.Children「Your Song」MV

おかげでダメージは最小限に抑えられたとおもいます。


後半の失速は歩いたり走ったりしてたからです。

何度も言う。これは作戦どおりだったのだ!

コース

東京マラソンの一般参加中止が決まってからコース設計にすぐとりかかりました。

  • 一周42.2kmのコース
  • 同じコースを重複して走らないこと
  • 自宅近くから出走し、同じ場所に戻って来れること

要はRelive映えするコースを求めさ迷いました。

もちろん、交通規制がないことから道幅や歩道、交通量を調べ、下見をして決定していきました。

同じ場所に戻ってくる=完走しないと家に帰ってこれないサバイバルレースでもあります。

そこに自らを追いつめる強制力があったようにおもいます。


もちろん下記のようなセーフティネットは張った上でしたが、念のため。



動画

今回のひとりフルマラソンを走るにあたり、Insta360GOを携帯してちょこちょこ撮影しました。


ふだんの練習風景とあまり変わらない内容ですが、どんな道を選定したかの参考になれば幸いです。

補給

朝食の誤算

これは反省点でもあるのですが、朝食を食べるタイミング・量が微妙だったんですよね。


いつもは号砲4時間前に食べるルーティンなので、9:10号砲なら5:00すぎに食べます。

が、今回は交通量の少ない時間帯に走りたく7:00出走を予定していました。


かといって3:00食べるのはどうなの?と思い、5:00に少なめに食べることにしました。

そんな事情もあり、このあとに続く補給タイミング(特に前半のマルトデキストリン)はあまり参考にならないかもしれません。

補給食とタイミング

f:id:you_key69:20200301215352j:plain

朝食の影響で腹痛に襲われないか、おびえていましたが、事なきを得ました。


補給タイミングは下記のとおり。

  • 12km PIT-IN エナジージェル(1/2)
  • 18km アミノショット
  • 21km ツゥラン
  • 25km PIT-IN エナジージェル(2/2)
  • 33km コムレケア
  • 37km Mag-on

PIT-INエナジージェルは2本持ち込んだのですが、例の朝食がお腹に残ってる感じがあり、1本を2回に分ける作戦へ変更。


コムレケアは投入予定がなかったのですが、ふくらはぎが怪しいそぶりを見せてきたので、投入しました。

f:id:you_key69:20200301215420j:plain

経口補水液(OS-1)をかついで走りました。

気温が高かったですが上がりきる前に走り終えたこともあり、20km, 25km, 35kmあたりでチビチビと飲むていどで助かりました。


あと、補給食に軽く切れ目を入れるハックは今後もとりいれていきたいですね。



声援

f:id:you_key69:20200301220525j:plain

コースや補給は自力で何とかなるとして、声援問題は深刻でした。

あの声援・ハイタッチで、5%くらいスピードが伸びる気がするので。


しかし、声援なしの状況を盛り上げるアイディアをたくさんのフォロワーさんから教えていただきました。

  • YouTubeの声援動画をイヤホンで聴く
  • 実況アプリを流す
  • すれ違う人全員に挨拶する

イヤホンしない派なので音声には頼れませんでしたが、とにかく声を出すことは疲れを吹き飛ばしてくれます。


早朝かつ田舎道を走っていたので、すれ違うクルマに「ありがとう!」と応えてみたり、人っ子ひとりいない農道ではもう何でもアリだ!と開きなおってカァカァ鳴いてるカラスに「ありがとう!」といい続けました。

おかげで一人苦しいときも乗り越えられました。


ありがとうございます。

謝辞

フォロワーの皆様

帰ってきたらたくさんの方から応援メッセージが送られてきていて、感無量でした。

皆さま、本当にありがとうございます。

そして、完走報告にはさらにたくさんの祝福のメッセージが。

泣けます。頑張って良かった…!

デジマラ運営

東京マラソンで走れないことがわかるやいなや、ひとりフルマラソンの決行を決意しました。


が、そんなランナーを救済する場を「ランたなちゃんねる」のたなーさんがデジマラ(デジタルマラソン)として発案してくださいました。

デジマラというプラットフォームがなければここまで盛り上がらなかったとおもいます。


特に、デジマラMCのSayuriさんが臨場感のあるメッセージでめちゃくちゃ盛り上げてくれました。

普段のマラソン大会では味わえない、まさに「デジタルマラソン」ならではの盛り上がりだったとおもいます。

最後に

やはり「ひとりフルマラソン」は想像以上にタフなレースでした。

  • 交通規制なし
  • エイドなし
  • 声援なし

という状況を乗りきるために知恵を絞り、終盤はひたすら自分と闘わなければなりません。


マラソン大会という環境がどれだけ恵まれていたか、あらためて痛感できました。

でも、間違いなく成長できたと思います!


東京マラソンが走れなくて残念でしたが、2021年は憧れのサブ3達成できるようにこれからも精進します!

皆さん、本当にありがとうございました!