こんな方にオススメの記事
3/1の東京マラソンに向けて、2020年に入ってから30km走を4回敢行しました。
内3回が33km走です。
30kmを走らなくてもいいと云う意見もあります。
いろんな意見があっていい。
でも私は33.33kmを走り続けます!
けっして楽なトレーニングではないので、全員にはおすすめしません。
でも、もし今まで何度も「30kmの壁」に阻まれてきたという方は是非とも参考にしてみてください。
その理由をいくつか説明するので!
30kmを繰り返し走り続ける理由
理由は下記のとおり。
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— あおやまゆうき@2/16庄内緑地30K (@you_key69) 2020年2月2日
なぜ私が33km走を繰り返し練習するのか?
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それは「少しでも30kmの壁に対する恐怖心を拭い去りたいから」です。
30km走しなくたって速くなる方法はあるかもしれないけど、それじゃ30kmに対する恐怖心は拭えない。
でも続ければ脳は騙せる。
怖くないよ、とトラウマは上書き保存できる😌
30kmの壁がもはやトラウマになってる気がしており、それを克服するために必要な作業が30km走だと思っています。
「ザイオンス効果」というのをご存知でしょうか。
「会う回数が多いほど好感が高まる効果」という心理作用です。
30kmの壁にもし人格があるとするなら、それとおんなじだと思うんです。
本番だけ壁に対峙してるようでは、壁もそりゃあ弾きかえしてきます。
でも、練習中に何回も会いに行っていれば、壁も「なんだまたお前か。しょうがない、通してやろう」と許してくれる気がするのです。
「30kmの壁」に打ち克つにはいくら効率的な練習をしてもダメ。
30kmを走って、対峙して、はじめて退治できるのです。
(うまいこと言った)
30kmの壁は勲章
でも、よくよく自分のマラソン人生を振り返ってみて思ったことがあります。
- 初マラソンのときは25kmが壁
- 2回目、3回目のフルは28kmが壁
- 初めてのサブ4は30kmが壁
ほら。昔は10kmだって壁だったじゃないですか?
それが今や30kmまで押し出すことができてきた。
だから壁はまだまだ遠くへ押せると信じてます。
33kmにする理由
じゃあなぜ30kmではなく、33kmなのか。
- 30kmの壁にぶち当たった後のメンタルを鍛えるため
- 30km以降に目標ペースで走り続けられるか確認するため
- 走りやすいコースがたまたま33kmだったため
まあ、 3番目の理由がいちばん大きいのはおいといて。
よくフルマラソンの練習に30km走というのを聞きますが、壁を乗り越えるには30kmじゃ足りないんですよね。
30kmだと壁にぶち当たっておしまいになってしまうので。
なので、余分に走る3kmが重要で。
30kmまではできるだけMペース(目標とするレースペース)で走ります。
最初は楽なEペースで走り、ピーキングとともにMペースよりやや速いくらいまで上げられると残り3kmの重みがだいぶ変わってくるんです。
実際33km走を続けてても、30kmで苦しい局面が訪れます。
そんなときに
ここで挫けてたまるか!
ブログやTwitterに止まらずに走れたと報告するんだ!
と苦しさに打ち克つメンタルを鍛えるのです。
そして、打ち克てたとき、目標ペースを維持できるのか、
- サブ4なら5'40/km
- サブ3.5なら5'00/km
で残り3kmを走り続けられるかを確かめるのです。
できなければ何が足りなかったかを反省し、てきればそれが自信につながります。
何度失敗してもいい。
また次チャレンジすればいいのだから!
なぜ33.33kmか?
じゃあなぜ33.33kmなのか。
── 語呂がいいから。
それだけです。
33.33km走った後にすべきこと
33.33kmは週末に1回、できるだけ早朝に走るようにしています。
が、帰ってきてシャワーを浴びて朝食をとったりしていると、結局11時くらいになってしまいます。
家族には午前中わがままさせてもらってる分、午後または週末のもう一日は恩返しをしましょう。
周りのサポートあっての33.33km走、いえ、マラソンですからね。