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夏はデュアスロンで山道に挑もう ~養老の滝を目指して~

本記事は後編です(前編はコチラ)。


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養老の滝へ行ってきました。


キツかったのに気持ちよかったので、ご報告いたします。



前回までのあらすじ

あらずじというほどでもありませんが、デュアスロン(自転車で目的地まで行ってのランニング)のおさらいをしておきます。

  • デュアスロンとは自転車→ラン→自転車のトレーニング
  • ランニングでのマンネリ防止・ケガ防止に役立つ
  • ハムストリング強化に向いている
  • 走ったことのない場所でランニングができる
  • 自転車をエイド(給水所)として使える
  • 目的地まで風を切って走れるので涼しい


要するに、デュアスロンは夏の季節に最適のトレーニングだというのが前回の趣旨でした。


今回は、そのデュアスロンを活用しながら、最適なスポットで走ってきたので、ご報告いたします。

滝までの道のり

自転車で涼しく風を切って向かったのは、タイトルのとおり「養老の滝」です。


養老の滝までの道のりは最初に申し上げたとおりですが、

  • 涼しくて
  • キツい

夏ランには最適なコースでした。

動機

動機は単純。

  • 有名だけど行ったことがない
  • 東海自然歩道でプチトレイルしてみたい
それだけです。

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颯爽と風をきっていくはずだったのですが、養老駅から駐車場、駐車場から滝まではまじ苦行でした。

養老駅~駐車場

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何が苦行って、坂道がキツいからです。

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養老の滝は養老山の中腹にあるので、ほとんど山登りなのです。


その証拠に標高のグラフをご覧ください。

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最後、急激に伸びている箇所。そこが養老駅から駐車場までの上り坂です。


ある意味、ランニングでのぼるより自転車でのぼるほうがツラかったんだじゃないかと思います。

その分、ハムストリングに効かせれましたけどね。

駐車場~養老の滝

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滝を見る前に滝汗をかいてしまいましたが、何とか中間ポイントの駐車場に到着。

駐車場から上は歩行者専用だったので、駐車場に自転車を駐めさせてもらってランを開始しました。


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はじめて上りましたが、ここから先も心臓やぶりの坂はつづきます。


ただし、木陰がたくさんあって涼しい!

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これは山道をのぼるメリットでした。


あと滝から流れているであろう小川の水もその涼しさの一端を担っていたかもしれません。

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こんなところに自転車30分でこれるなんてステキ。

養老の滝

あと、シーズンオフにもかかわらず、紅葉がキレイなのが良くわかりました。

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これは秋に来たら映えるわ、ぜったい。


あと竹林もあるし。

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竹はずるいですね。


と気を紛らわせながら登るも、終わりの見えない上り坂に、キツすぎて少し後悔しかけたそのとき──


突如として現れたのが“滝”でした。


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見よ、西濃の名瀑。


日本の滝百選の一つです。


この滝の水が若返りの水であり「老を養う」ことから養老の由来になったとされています。

東海自然歩道

養老の滝の脇にはさらに上へとつながる階段があり、どうやらハイキングコースになっているようでした。

おそらくそこが東海自然歩道の入り口なんでしょう。


今回は時間的に滝までで折り返しましたが、余裕ができたら上ってみたいです。


秋頃には養老駅に自転車をとめて、そこから滝までランニングのぼったり、滝より上の登山道に足を踏み入れてみてもいいかもしれません。

いびがわマラソンのフルに挑むなら、それくらいのアップダウンは走れないと勝ち目ないですからね。

坂道ランの恩恵

養老の滝は涼しく走りやすかったのですが、心臓やぶりの坂がこたえました。

おかげで翌日(つまり今日)、下半身がしっかりバキバキの筋肉痛になったのであります。


この時期にこれだけの負荷が与えられるのって貴重です。

ふだんなら強度を上げると筋肉が悲鳴あげるまえに、暑さでバテてしまうので。


涼しくもキツい山道トレーニングは、ガチでお勧めしたいです。

注意点

山道ランは最高でしたが、ひとつだけ注意点があります。


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コケがむしているので、すべってコケないように注意。

これが云いたかっただけです(今すべった)。

あっぷりへんしょん ~山道までサイクリングするのが最強~

前編・後編でお送りしましたが、デュアスロンで山道を目指すのが最高すぎでした。


トレイルを走る人の気持ちが何となくわかりました。

知識や装備がなさすぎて、ちょっとまだチャレンジする気が起こってませんが。


11月までは養老山攻略に注力してみようかと思ったくらいです。

その過程で

  • 10月 尾市マラソン(ハーフ)
  • 11月 いびがわマラソン(フル)

で成果を発揮できれば最高ですね。


果敢に挑もう!