あっぷりノート

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アジャイルの品質向上のためにフレームワークを使う

▼作曲にフレームワークはやっぱり必要

アジャイルなんて所詮“一応”の完成度だろ」という反論が怖くて、前回「完成度を高めるために3ステップを反復するのがアジャイルだ」とかそんなような寝言を添えてその場を凌ぎました。
 
すんません、寝言は寝てから言えとか罵倒しないでください。一晩寝たおかげで心の整理がつきました。
 
それは「反復するための道しるべとなるのが、フレームワークだ」ということです。
 
 

▼「フレームワーク」は「チェックリスト」

毎度おなじみ、何処まで話したか覚えちゃいないので再掲します。
 
私の言う「フレームワーク」は漏れダブリがないかのチェックリストと思っていただいて結構です。
(たぶん昨今の世にはばかる殆どのフレームワークはこの認識で通用するでしょう。貴殿がコンサルでもない限り)
 
そして作曲で使うフレームワークとして私は、以下の3フレーム(MTR)を提案します。
(1)メロディ【Melody】(スケールやコード、重音など)
(2)音色【Tone】 (楽器や奏法など)
(3)リズム【Rythm】 (テンポや拍子、リズム隊など)
 
例えば「ピコガエルの唄」をゲーム音楽ぽくしたい場合にフレームワーク(チェックリスト)を使うなら
(1)メロディはゲーム音楽ぽいか?
(2)音色はゲーム音楽ぽいか?
(3)リズムはゲーム音楽ぽいか?
をチェックするというように使います。
 
そこで更に熟考が必要なのは
(1)ゲーム音楽ぽいメロディとは?
(2)ゲーム音楽ぽい音色とは?
(3)ゲーム音楽ぽいリズムとは?
ということです。
 
で、最終的に
(1)メロディが8個の重音までで収まること
(2)音色がピコピコ音であること
(3)リズムが軽快であること
みたいに、ゲーム音楽を作るためのチェックリストが出来上がるわけです。
 
これを使いまわせば、ゲーム音楽ぽさを演出したい場合、曲作りの道しるべとなるということです。
 
 

▼まとめ

以上、フレームワークアジャイルの品質向上に寄与するだろう理由でした。
 
まとめると
・どんな曲にしたいかを決める
・曲のイメージをフレームワークMTR)で分解する
・分解したリストに従ってチェックしていく
ということです。
 
まあ「フレームワーク≒チェックリスト」という解釈も厳密ではありませんので、もっと詳らかに知りたい方は以下を参考にされたし。
 
フレームワーク」がメインではありませんが、学びが多かった書籍を思うがままに挙げて締めときます。

ロジカルシンキングのノウハウ・ドゥハウ (PHP文庫)

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実戦!問題解決法

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論理思考と発想の技術 (PHP文庫)

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