ナゴヤシティマラソン2021にエントリーしました。
- 開催されるかわからないし
- エントリー料高額だし
- ほぼ返金ないし
- 前日受付だし
- 非公認だし
なのに、なぜエントリーしたのか?
まず結論から云うと、単純に
ですが、
というあたりをもう少しお話ししたいとおもいます。
ナゴヤシティマラソンとは
ナゴヤシティマラソンとは、
- 毎年3月に名古屋の街中を駆け抜けるハーフマラソン(クォーターの部もある)
- 「名古屋ウィメンズマラソン」と同日に開催
- 2020年3月は例によって中止
- 2021年は3月14日開催予定
- 正式名称「マラソンフェスティバルナゴヤ・愛知」
これだけみると、都市型のハーフマラソンとしては非常に魅力的なんです。
しかし、今年は事情が違います。
5つのリスク
どう事情が違うのか?
開催されるかわからない
ちょうどエントリー開始の時期に例のウイルスの感染が拡大しはじめ、まとまた少し躊躇ムードに入りつつありました。
GoToの除外などが決定したり、わが岐阜県でも愛知県との往来に注意喚起されたり。
冬場にどれだけ拡大するのか想像がつきません。
ここに来て「本当に開催できるのか?」不安要素が増えてきてしまったわけです。
高額なエントリー料
それに加えてエントリー代が高額な「13,000円」です。
開催されるか怪しい大会にこの額を投じるのは、なかなか勇気がいります。
ほぼ返金なし
それに輪をかけて躊躇させるのが、
返金の代わりに
- クオカードで2000円分の送付
- 代替手段としてオンラインマラソンを開催
- 次回大会の出場権を譲渡(但し、エントリー料は別途)
もちろん運営側もじゅうぶんに検討された結果だとは思うのですが、やはり短期的なデメリットのほうを強く感じてしまうんですよね。
人間の性。
前日受付
ナゴヤシティマラソンでは、出場のための受付に前々日または前日に会場へ足を運ばなければなりません。
このご時世にわざわざ密な場所へ近づきたくないのですが、それが避けられないのは「マラソンEXPO」が予定されているからでしょう。
高額なエントリー料もウイルス対策程度しか賄えないため、結局スポンサーのためにイベントにランナーたちを呼び込まないと運営できないんだと思います。
大人の事情ってやつですね。
ランナーとしてはゼッケン等は事前郵送していただけるとありがたいのですが…
今後の動向次第では変更があるかもしれません。
タイムは非公認
規約にはこう書かれています。
※日本陸上競技連盟公認記録とはなりません。
これは今の時代、開催されるだけでもありがたいので大きな問題ではないかもしれませんが、私は規約を読むまで知りませんでした(恥)
さすがに不人気
そんな事情もあってか、今回はさすがに人気がないようです orz
ナゴヤシティマラソン2021のエントリーは、11月26日の20時から開始でした。
クリック合戦に参加するのも1年ぶり。
案の定、開始後の数分間はアクセスしてもエラーが続いた時間がありました。
しかし、一部のランナーが一時的に集中しただけのようで、数分後にはあっさりエントリー完了。
何せ、執筆時点(11/28 22時現在)でもまだエントリー可能なくらいですから。
みなさんが躊躇っている様子が見てとれます。
ちなみにウィメンズマラソンの方は未入金の方が多かったようで、二次募集を行うことと入金期限を延長することがアナウンスされました。
ウィメンズマラソンのエントリー料は倍の26,000円ですからね、それは余計ためらいます。
これも昨今の情勢を映し出していますね。
私が参加したい3つの理由
さて、そんなリスクばかりの大会ではありますが、なぜ私がそこまでして走りたいのか。
もともと大会出場も多くない私が、あえてエントリーした理由は3つ。
- 名古屋の街を走りたいから
- 会いたい人がいるから
- サブ85達成したいから
もう少し詳らかに説明します。
名古屋の街を走りたいから
完全に個人的な理由で恐縮ですが、
私は1983年、愛知県名古屋市に生まれ、大学に進学するまでの18年間を名古屋ですごしました。
ナゴヤシティマラソンのコースになっている
- ナゴヤドーム
- 今池
- 御器所
- 桜山
- 新瑞橋(昔の職場!)
- 堀田
- 白川公園
はどれも縁のある土地です。
マラソンは名古屋を離れて15年くらい経ってから始めたので、まさか名古屋のど真ん中を走るなんて夢にも思っていませんでした。
しかし、その夢が叶えられそうなのです!
会いたい人がいるから
もう一つの理由は
Twitterのランニングアカウントを運営し始めて約1年半。
おかげさまでたくさんの繋がりができました。
その間に懇意にしてくださるフォロワーさんもいらっしゃって、ナゴヤシティマラソンに出場されるというのです。
これは是非お会いしたい。会ってお礼が言いたいのです。
特にこの1年間は大会がなかったので、余計その気持ちが募っているのでしょう。
サブ85達成したいから
次のハーフマラソンの目標は「サブ85(1時間25分切り)」です。
せっかくの目標タイムをしっかり計測された21.0975kmのコースで達成したいのです。
ナゴヤシティマラソンの記録は公認じゃなくても、コースは公認です。
ハーフマラソン(21.0975km)
【ナゴヤドーム~白川公園 (日本陸上競技連盟、WA/AIMS公認コース)】
上記のとおり。
ソロで野良ハーフをやって良いですが、GPSが狂ってるかもしれない(というか、飽きた)。
なので、ぜひ公認のコースで気持ちよく駆け抜けたい!
もちろんエントリー時のフィニッシュ予想タイムは「1:24'59」で申請しました。
どれくらい走りたいのか?
上記のとおり、この3つの欲望を叶えるためにはオンラインじゃダメなんです。
やはり、リアルな大会でなければ。
決してポジティブな理由だけではない大会にエントリーするので、一応妻にもエントリーの意思を伝えたところ、
と一言。
そう、ホントその通りだなと思いました。
私は走りたいのですw
フルの後にハーフを検証
もともと東京マラソン2021は3月7日に開催予定だったので、その一週間後にハーフマラソンが走れるかという検証までしていました。
以下、昨年の検証記録。
- 3/1 デジマラ2020
- 3/7 ひとりハーフマラソン
全力では走れないものの、フルの一週間後にハーフであれば走りきれることまで確認済みでした。
ファンランでもいいから名古屋の街中を走りたい。
それくらい走ってみたかったのです。
フルの延期によりガチハーフ確定
しかし、東京マラソン2021が10月に延期になりました。
ということは、ナゴヤシティマラソンには万全の態勢で臨めることになったのです。
それならもう全力でサブ85を狙いに行くしかありません。
エントリーしたことによる気持ちの変化
エントリーしたことで、俄然やる気がみなぎってきました。
やはり明確な期限ができるとトレーニングにもチカラが入ります。
マラソンに裏技はないと思っていますが、強くなるための近道があるとすれば、
それがここ一年の私には欠けていたことでした。
強くなりながら、夢の街を駆ける「ナゴヤシティマラソン」、最高じゃないですか。
もし、仮に、万が一、オンラインになってしまったとしても、エントリー代は寄付したと割り切って、全力でオンラインを走りますけどね。
「走る」を創ろう。