いよいよ、新元号が4月1日に発表されますね。
首相官邸はSNSをも駆使して発表するとの報道があり、少し話題になっていました。
1989年、元号が「平成」に制定されたとき、岐阜県関市(旧武儀町)にある平成(へなり)地区が大フィーバーに沸いたそうです。
同じように今回の改元で、おもわぬ幸運に恵まれる町があるかもしれません。
そうそう、古来の元号にゆかりのある町が近所にあるので、改元前の記念企画として一目みておこうとひとっ走りしてきました。
養老町
その元号にゆかりのある町というのがわが大垣市の隣町、養老町です。
西暦717年から724年が、養老元年~養老8年だったのです。
日本史で云うと藤原不比等とか墾田永年私財法の時代です。
なので、2017年には改元1300周年といって少しフィーバーしていました。
そう、その「養老」は、この養老町が由来だったからです。
養老の由来
詳しくは、案内板をご覧いただきたいですが、簡単にいうと、
昔、この界隈で青年が瓢箪(ひょうたん)に水をくんで父を養っている事実を、時の天皇(元正天皇)が耳にし、実際に訪問してその泉水に感銘を受けたことから元号を改められた
ということです。
その水(酒とも云われる)を汲んだ場所が「養老の滝」と命名され、
養老町ではその青年が携えていたとされる瓢箪も名物になっています。
さて、その養老町には何度かジョギングで訪れたことはあります。
改めて訪れるとしたら、どこにしようか──
回答に迷いはありませんでした。
新しい息吹
養老といえば──
養老駅!
前々から「ランニングで行ってみたいとこリスト」にも載せてたんですよね。
養老鉄道の駅をめぐるラン、やってみたかったんです。
ふつうに行くんじゃつまらないので、ウェーブ走をしながら訪れることにしました。
今までこういうのってLSDでやってました。
でも、心拍ランを始めてから、もっと追い込むべきなんじゃないかと疑問におもい、負荷を上げて行こうと決意したわけです。
ウェーブ走
この企画を立ち上げた当初、2kmごとに5'30"と4'30"/kmのペースを交互にくりかえそうかと目論んでいました。
が、5kmほど走ってみて、これはまったくウェーブ走の意味をなしていないことに気づきます。
- 4'30"では高強度の負荷にはならないし、
- 5'30"では落としすぎてダレてしまう
- 心拍も140bpm(少しキツイ)程度
なので、1km間隔で4'00"と5'00"の緩急をつけよう。
ゼーハーいうトレーニングで行きたいところに行ければ、持久力も鍛えられるし、楽しいし一石二鳥だと思いました。
しかしながら、それさえ破綻してしまうことになるのです。
ウェーブ走を阻む障害
何がウェーブ走を阻むかというと、走りながらも途中途中で、
- 信号で停まる
- 道に迷う
- 写真を撮る
というアクシデントが起きるからです。
やはりウェーブ走は信号のない堤防や、せめて歩道が完備された道で走らなきゃダメですね。
他にも、
歩道が急になくなって恐怖におちいったり
どこに続くかわからない裏路地に入ったり
写真を撮るのは、まぁ故意にやってますけど。
できるだけウェーブ走の波を崩さぬように目的地まで走りました。
養老駅
片道約8km。
たどり着いたのは桜が五分咲きほどの養老駅。
いやぁ、めっちゃ良い雰囲気出てます。
構内はこんな感じ。
公園もあるよ。
西濃地方を開拓した立川勇次郎という人を称える石碑もありました。
近年では養老ICもできたりして、養老町の中心地は別のほうへ移ってしまっていますが、ありし日の養老時代にふれられた気がして、満足です。
ウェーブ走の結果
帰りに「養老新橋」という橋を通るコースを選択したところ、ものすごく走りやすくて気持ちよかったです。
往路もこっちから行けば迷うこともなく、ずっと歩道を走れたのに。
あと桜もキレイでした。
次回から養老町を訪れるときはこのコースにしようと心に決めたのでした。
トータル約16km。
ウェーブ走のペースはこんな感じ。
まぁ、それなりに緩急はつけられたんじゃないでしょうか。
何より結構サブ100に近いペースで走れてる。
いいぞいいぞ。
心拍数は後半にいくにつれ、最大心拍数をブッちぎってました。
ナイスラン!