中日は時間を気にせずまったりできて良い…とお思いかもしれない。
とんでもない。
ブラキオサウルスの観察は、つねに成果物のイメージを絶やさず、時間と闘わねばならない。
観察日記は、のんびりしがちな休日にメリハリをつけるスパイスになるのだ。
さて、出先での折り紙は持ち運びやすさも大事だが、折りやすさも大事である。
確かに9分の2サイズ折り紙は持ち運びやすいが、小さくて折りにくい。
その「携帯性」と「折りやすさ」はトレードオフの関係にあることがよくわかる。
とくにアウトドアではアトリエで折るときと同じように集中はできないから、折りやすさにはいつも以上に気をつかってやらねばならない。
── というのを慮って、4分の1サイズと3分の1サイズの折り紙をもってきた。
旅オリガミは朝市に出かける人をたちを尻目に、早朝からロビーで折りまくるのだ。

ソファとコーヒーと尾と。
ひたすら同じパーツを折ってると効率は上がるし、そのうち折り図をみなくても折れるようになってきた。
ひとまず尾A(3分の1サイズ × 4個)はクリアだ。

究極のユビキタス・オリガミは折り図を空で思い描けることなんだろう。
(続く)
■成果物
・尾A × 4個
■作業時間
・45分