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【レビュー】骨伝導イヤホンAfterShokz「OpenMove」は"ガチ"ランニングで使える!

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こんな方にオススメの記事
  • ランニングで使える最強のイヤホンを探している!

  • 耳をふさがないイヤホンって何?

  • 「AfterShokz」ってどうなの?

  • AeropexとOpenMoveで迷っている

  • ジョギングだけじゃなくて、ガチトレーニングでも使える?

  • 走りながら音楽を聴くために骨伝導イヤホンのAfterShokz『OpenMove』を購入し、1ヶ月間!


    色んなトレーニングを試してみました。

    感想は ──

    • 軽い!
    • ズレない!
    • ワイヤレス!
    • 濡れてもOK!
    • 周りの音だって余裕で聞こえる!

    つまり、ガチトレーニングにも完全に耐えられることが証明されました。


    以下、詳細をレポートいたします。


    AfterShokz「OpenMove」とは

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    AfterShokzとは?

    AfterShokzはワイヤレス骨伝導イヤホンでは業界随一。

    恥ずかしながらランニング用イヤホンに興味を持つまでは、耳にしたことのなかったブランドでした。


    しかし、調べれば調べるほど、アスリートに最適化したイヤホンを開発しているメーカーだということがわかってきました。

    骨伝導イヤホンとは

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    ちなみに、骨伝導(born conduction)とは

    音を鼓膜を通じてではなく、骨を通じて聴覚器官に伝える方法
    のことを云います。

    そのような伝達方式を使ったイヤホンなので、自分の耳をふさがなくても音楽を脳に届けることができるのです。


    私がイヤホンランをする上で一番気をつけたかった点を解決してくれたイヤホンでした。

    OpenMoveとは

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    AfterShokzのラインナップにおけるエントリーモデルが「OpenMove」です。

    云わば

    一万円以下で買える業界随一のワイヤレス骨伝導イヤホン
    のようなものです。


    基本スペックは以下のとおり。

    重量 29g
    防水 IP55
    タイプ 骨伝導
    接続方式 Bluetooth5.0
    バッテリー持続時間 最大6時間
    定価 \9,999

    内容物や使用方法は他の方のレビューを参考にしてください  テキト━(゚∀゚)━!


    その代わり、ガチでランニングに使ってみたレビューを細かくレポートしますよ!

    OpenMoveが向いているランナー

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    まず、OpenMoveが向いているのは以下のようなスペックを求めるランナーです。

    • 軽量
    • ワイヤレス
    • ずれないこと
    • 痛くないこと
    • 防水・防塩(汗・雨)
    • 周りの音が聞こえること

    いや、これらはむしろランニング用イヤホンとしては必須の性能といえるでしょう。

    一方で用途によって許容できる範囲もあるでしょう。

    • 1回あたり2~3時間しか使わない
    • 毎回のランニングでは使わない
    • 週に1、2回しか使わない
    • 低音が弱くてもいい
    • 水中で使わない

    ランニング用のイヤホンもいろんな種類があるので、できること・できなくてもいいことは明確にしておくべきです。

    さもないと、自分に合ったイヤホンを選びそこねてしまうことになりかねないので。

    私の場合はロング走対策

    イヤホン選びに失敗しないためにも

    なぜ音楽を聴きながらランニングをしたいのか?
    は明らかにしておきましょう。

    私の場合は、

    • 30km走を楽しく走るため
    • ピッチコントロールのため

    この2つでした。

    マラソンランナーにとっては冬場になると、長時間・長距離を走る機会が増えてきます。

    たとえば、王道のトレーニング「30km走」となると2~3時間、ひとりで黙々と走りつづけることになります。

    最初は景色を楽しんだり、目的地へのワクワクを満喫することができますが、そのうちルーティン化してきてしまうんです。

    いつしか単純作業のようになり、飽きてきてしまいます。

    そこを音楽で楽しめるように工夫したいと考えたことがきっかけでした。

    イヤホン・ランニングの効果や危険じゃないかの検証結果はコチラへどうぞ。

    OpenMoveの強み・弱点

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    OpenMoveに強みはありますが、一方で弱点もあります。

    その強みがランニングに活かせるのはもちろん、弱点を許容できる

    強み=必須のスペック

    限られた用途なので、イヤホンに求めるスペックはそこまで高くはありません。

    たとえば ──

    • 軽量
    • ワイヤレス
    • 左右一体型
    • ずれないこと
    • 痛くないこと
    • 防水・防塩(汗・雨)
    • 周りの音が聞こえること

    こんなところでしょうか。

    軽量

    ランニングするにあたって大事にしたいのは、

    イヤホンによってできるだけランニングの集中力が削がれないこと
    です。
     

    Aftershokz(OpenMove)の場合重量29gで走っていれば気にならない重さです
     

     

    左右一体型

    ここは各々好みがあるとおもいますが、私は

    左右一体型
    であることを重視しました。

    • 外れにくいから
    • なくしにくいから

    というのも、過去に左右分離式のワイヤレスイヤホンを失くしたことがあったからです。


    分離式だと小さいので落としやすいし、しまっておいても見つけにくい<(←これは自己責任 ^^;)

    左右一体になっていれば、外れにくいし、見つけやすいので。
     


    Aftershokz(OpenMove)の場合イヤホン部にマグネットが搭載されており、首にかけて留めることもできます
     
     

    ワイヤレス

    ランニングは全身運動なので、イヤホンのケーブルは妨げになります。

    やはりワイヤレス(Bluetooth)は不可避でしょう。


    今の時代Bluetoothが接続できないようなプレイヤーはないと思うので、これが理由で選択肢が狭まることはないとおもいます。

    プレイヤーをお持ちでなければスマホで再生すればOKです(私もそうしてます)


    ワイヤレスより有線のほうが遅延がない、音質がいいという意見もありますが、ことランニングにかけては気にする必要はないと思っています。

    よほどの粗悪品でなければ。←ここ、意外と重要です
     


    Aftershokz(OpenMove)の場合Bluetoothも最新のv5.0。音楽プレイヤーと10m離れてもキャッチしてくれます。
     
     

    ずれない安定性

    ランニングは上下運動です。

    揺れない、ずれて外れないことが大事。
     


    Aftershokz(OpenMove)の場合縄跳びしてもサッカーしてもずれない安定性です。
     
     

    痛くないこと

    安定させるためにずれないように固定されていることは大前提ですが、ガッチリホールドされすぎて頭が痛くなってはいけません。

    加減が難しいですが、キツ過ぎずゆる過ぎず。


    ちょうどいいあんばいのイヤホンが理想的ですね。
     


    Aftershokz(OpenMove)の場合3時間以上着けていてもこめかみや耳が痛くなったりしません(頭蓋骨の大きさにもよると思いますが…)
     
     

    防水・防塩性能

    ランニング用イヤホンにはそれなりの防水性能も必要だとおもっています。

    とつぜんが降ることもありますし、暖かくなれば止めどなくが流れるでしょう。


    そんなときに防水・防塩性能があれば安心です。

    ただし、水中に潜ったりするわけではないので生活防水レベルで良いと考えます。
     


    Aftershokz(OpenMove)の場合防水・防塵はIP55で生活防水レベル。雨・雪・風の悪天候で走っても問題ありませんでした。
     
     

    周りの音が聞こえること

    イヤホンランでいちばん気をつけたい、周りの音を遮断せずに走れること。

    これを実現してくれたのが「骨伝導イヤホン」です。


    頭蓋骨を通じて音を伝達するので、自分の耳をふさがなくても音楽を脳に届けることができるのです。
     


    Aftershokz(OpenMove)の場合骨伝導イヤホンなので、耳を塞ぎません。走っていても足音、町内放送、クルマの音、鶏の鳴き声までしっかり聞こえます。
     
     

    弱点=妥協できる性能

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    「ランニング限定だし、利用頻度は高くない」とわりきることで、こだわらなくて良いこともあります。

    たとえば ──

    • 音質
    • 音漏れ
    • 通話いらない
    • 充電のしやすさ
    • バッテリーの持続時間
    は特に重要視しません。

    それくらいの弱点なら目をつぶれますね。

    音質

    OpenMoveのレビューで「低音が弱い」という評価を目にしました。

    しかし、ランニング中に高音質は求めません。


    あくまで主役はランニング。

    音楽を主役に高音質で聴きたいときは、良いスピーカーで聴くのでw
     


    Aftershokz(OpenMove)の場合弱いとはいえ、人時(黒夢)の畝るようなベースは走りながらでもしっかり聞こえましたよ ( ^ー')b
     
     

    音漏れ

    AfterShokzにかぎらず、イヤホンの懸念点として「音漏れ」が挙げられることがあります。

    「通勤電車で周りに迷惑をかけないか心配になる…」とかそういう声です。


    でも、ランニングなら気にすることはありません。

    人と密接して走ることはないので。
     


    Aftershokz(OpenMove)の場合そもそも骨伝導(=骨に密着していないと聴こえない)ので心配無用ですね。
     
     

    通話いらない

    走りながら電話することは求めません。

    そもそもシチュエーション的にランニング中に電話がかかってくること自体を望まないので、個人的にスペック上重視したくないという感じです。
     


    Aftershokz(OpenMove)の場合使ったことはありませんが、一応マイクを搭載しているので、通話は可能です。
    本体のボタンで電話に出ることもできます。
    但し、マイクの性能は不明です。
     
     

    充電のしやすさ

    充電のしやすさを売りにしている機種もありますが、USB-Cでもじゅうぶんラクです。

    週に1回程度の充電ならなおさら気にするところではありませんね。
     


    Aftershokz(OpenMove)の場合USB-Cの直差しです。ある意味専用ケーブルを失くしても代替えが利くと捉えていますw
     
     

    バッテリーの持続時間

    前述のとおり、ロング走の間だけ使えれば良いので2,3時間バッテリーが持てばOKです。

    さすがに今の時代、3時間も持ちません!というイヤホンはないと思います。
     


    Aftershokz(OpenMove)の場合フル充電で6時間。充電時間も約2時間。単純計算で3時間のためなら30分充電するくらいでOK。
     
     

    大事にしたいこと

    こういうガジェット(電子機器)系を検討するにあたって大事にしたいのは

    安い粗悪品に気をつけること
    です。

    というのも、以前ランニング用ではなく筋トレ用だったのですが、2000円くらいのBluetoothイヤホンを購入したことがありました。

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    百歩ゆずって外観がものすごくチープだったのは許せるとして

    • 部品の接着が甘いわ
    • 途中で音が途切れるわ
    • 説明書の日本語は怪しいわ

    という、いわゆる「安かろう悪かろう」の粗悪品をつかまされていまい、こりごりでした。


    値段がすべてとは云いませんが、安すぎるのは危険です。

    こういう電子機器系は特に


    なので、相場よりは高く出してもいいくらいの気持ちで探しました。
    保証がついているか否かでも大きく違いますね)
     


    Aftershokz(OpenMove)の場合定価9,999円、2年保証です。
     
     

    ランニング中の装着イメージ

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    装着したイメージは以下のとおり。

    静止画

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    気になっていたキャップとサングラスとの相性も問題ありませんでした。

    先にイヤホンを装着して、その上からサングラスをかけることで干渉することなく、むしろ固定できたようにおもいます。

    動画

    参考になるかわかりませんが、OpenMoveを装着しながら走ったときの動画を貼っておきます。



    トレーニング別のイヤホンレビュー

    ジョグ+WS

    まずは極端にスピードが異なるジョグとWSでイヤホンの装着具合を試してみました。

    期待していたとおり、まったく揺れたり外れたりしないので問題なしです。


    WSなどダッシュに近い練習は走ることに集中するので、BGMはほとんど気にならなくなるというのもひとつ学びました。

    閾値走

    次に閾値走を試してみました。

    前後にウォーミングアップ/クールダウンのジョグも入れたので、ペースがころころ変わり、曲のテンポがハマらなくなったことのほうが気になりました。


    それでも本体ボタンで曲送りができるので、これまたベンリ!と思ってしまいましたが ^^

    ロング走

    やはりロング走がイヤホンランの醍醐味ですね。

    骨伝導イヤホンのおかげでロング走がただの修行から音楽鑑賞の時間に変わりました。


    お気に入りのツールを持ち込めばランニングが楽しくなります。

    ランニングに限らず、何でもそうですよね。

    周回ラン

    ロング走にばかり目を向けていましたが、同じコースを機会的に走り続ける周回走なんかにも使えます。

    • 給水ポイントを拠点に走る、
    • 感染症対策で遠出できない、
    • 仕事で呼び出されるかもしれない

    等、いろんな理由で近所のコースをひたすらグルグル走り続けるというケースもあるかとおもいます。

    走れるだけマシかもしれませんが、そんなトレーニングも次第に飽きてきますよね orz


    そんな囚人のようなトレーニングに彩りをあたえてくれるのがBGMです。

    ぜひイヤホンを持ち出して、苦行を音楽鑑賞の時間に変えてしまいましょう。

    シャワーラン

    ひたすら雨に耐え忍ぶシャワーランにもイヤホンは力を貸してくれます。

    雨で萎えそうでも、音楽があることでピッチで遊んだりと楽しみを与えてくれるのです。


    何度か雨・雪・風の洗礼を受けましたが、OpenMoveは濡れてもこれまた問題ありませんでした。

    便利機能

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    購入に際してあまり意識していませんでしたが、本体に音量調節ボタンマルチファンクション(多機能)ボタンがついている点がかなり便利でした。

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    例えば以下のような機能が使えます。

    機能 操作方法 音声案内
    電源ON Bボタン長押し(約2秒) AfterShokzへよこそ
    電源OFF Bボタン長押し(約3秒) 終了します
    再生/停止 Aを1回押す ビープ音
    次の曲にスキップ Aを2回押す ビープ音
    前の曲にスキップ Aを3回押す ビープ音
    音量調整 (音楽再生中)BまたはCを押す ビープ音
    バッテリー残量確認 (音楽一時停止中)BまたはCを押す バッテリーは充電されています
    およそ半分です
    残りわずかです
    充電してください

    ※その他、電話に出たり、イコライザーモードの切り替えなどもできます

    音量調節ができる

    高架下や橋を走ったりクルマや風の音なんかで音楽が聴こえにくくなるときがあります。

    そんなときに耳元で音量調節ができるとベンリです。

    再生/停止ができる

    都会にお住まいの方は信じられないかもしれませんが、この令和の時代でも町内放送がかかることがあるんです。

    そんなときに耳元で一時停止して耳を澄ますこともできます。

    曲送りができる

    出走前に音楽のBPMを熟考し、厳選に厳選を重ねてランニングにふさわしい曲をプレイリストに入れています。

    しかし、そこまで万全を期していても

    • 曲が気分に合わない
    • 今のピッチに合わない
    • もっと違うテンポの曲がほしい

    ということがあるんですよね。

    そういうときに左耳のボタンを2回押すだけで曲送りができるのは非常にありがたいです。

    バッテリー残量が確認できる

    電源がOFFの状態で電源ボタンを短押しすると

    「バッテリーは充電されています」
    「バッテリーはおよそ半分です」

    とか喋ってくれるんです。

    特に私のように週1でしか使わない場合、しょっちゅう充電するわけではないので、バッテリー残量が確認できるのは嬉しいですね。
    (リチウム電池のため、充電し過ぎも良くないはず)

    音楽プレイヤーにも工夫を

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    イヤホンだけでは何も聴けません。

    そもそも音源がなければ。


    公式サイトでは下記の通り、接続可能デバイス(機器)について記載されています。

    • OpenMoveはBluetooth5.0に対応
    • デバイスのBluetoothバージョンがBluetooth 3.1、またはそれ以上であれば、OpenMoveは接続可能
    • スマホ、タブレット、パソコン、ウォッチ、テレビ等に接続可能
    • ご購入前に接続デバイスのBluetoothバージョンをご確認ください

    イヤホンランの頻度が低い順に以下のような音楽プレイヤーがあげられます。

    • スマホ
    • ポータブルプレイヤー
    • 音楽再生機能付きランニングウォッチ

    私は「スマホ派」です。

    スマホ

    やはりスマホがつぶしが利きます。

    ひとまず私はスマホ(XPERIA 5)にmp3を入れて使っています。


    しかし、イヤホンと接続する前に以下の点は確認しておきましょう。

    • バックグラウンド再生ができること
    • 誤作動防止設定ができること
    • 収納方法を検討しておくこと

    以前、ランニング中に誤作動して妹や同期に電話かけまくってしまい、迷惑かけてしまったのでそれからは待受画面をロックするようになりました。


    スマホはATiCのランニングベルトに入れています。

    ロング走に行くときにしか使わないので、ついでに補給食(ジェル等)も一緒に携行できます。


    普段スマホは携行しませんが、週に1回だと思えば耐えられます。

    ポータブルプレイヤー

    最近スマホの巨大化が著しいので、頻繁に使うなら専用のプレイヤーが欲しくなるかもしれません。

    週1程度ならガマンできますが。

    音楽再生機能付きランニングウォッチ

    イヤホンランナーにとって、MP3を保存・再生できるランニングウォッチは強い味方ですね。

    例えば

    • GARMIN ForeAthlete 945 music
    • GARMIN ForeAthlete 245 music
    • Fitbit Versa

    Apple Watch等のスマートウォッチにランニングアプリを入れて音楽を再生しながら聴くというのもありですね。

    頻繁に音楽を聴きたいミニマル・ランナーはこれですね。

    おすすめのプレイリスト

    もしランニングのピッチコントロールに音楽を使うなら、プレイリストにもこだわりたいです。

    自分のピッチ(1分あたりの歩数)を知っておくと、音楽のテンポ(1分あたりの拍)とバシッ!と合わせられて気持ちよく走れます。


    私の場合は

    • ジョグなら175〜185bpm
    • スピード練習なら185〜200bpm

    なので、それらの曲をジャンル、アーティスト問わずプレイリストにぶち込んで聴いています。

    ▼V系・HR/HM・パンク 

    ▼ゲーム音楽

    結局、好きな曲、聴いててテンションが上がる曲であることが前提ですけどね。


    いずれは「ジョグ用フォルダ」と「ペース走フォルダ」に楽曲を分類して、トレーニング内容に応じて流すプレイリストを変えたいですね。

    ランニング以外にも!

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    ランニング前にいろいろと検証しており、忘れかけていた音楽が改めて身近に感じられるようになりました。

    その他のスポーツに

    縄跳びでも大丈夫。

    サッカーでヘディングしても大丈夫でした。


    これだけ激しい動きをしてもズレたり外れたりしないので、そりゃあランニングくらいじゃあ問題ないはずです。

    日常生活に

    私の主観ですが、ランニング用品の良し悪しは「日常生活にも使えるかどうか」も評価のひとつだとおもっています。

    • 洗車
    • 掃除機
    • 電動歯ブラシ
    • 洗濯物干し・取り込み

    OpenMoveはその基準は余裕でクリアしてくれます。

    ちょうど年末の大掃除の時期にも重なったので、単なるエアコンフィルターの掃除でさえ、映画のワンシーンのように彩ってくれるのです。

    仕事に

    今の時代だとリモート会議なんかにも使えますね。

    OpenMoveはマイクも搭載しているので、ワイヤレスでの会話が可能です。

    音楽鑑賞に

    やはり何と云っても音楽好きにはたまりませんね。

    プレイリストを選曲する過程から楽しめます。


    当方、30代後半のCD世代なので、めちゃくちゃCDを持っており、ドロ臭くCDをPCに取り込んで…

    あれ?あのCDどこ行ったっけ?実家か?売ったんだっけ?とか、非効率な作業の数々…


    久しぶりでしたね、この感覚。

    広い意味で音楽を楽しめました。

    ありがとう、AfterShokz。

    注意点

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    早くも「2021年買ってよかったものランキング」にランクインする予感しかしないAfterShokz「OpenMove」ですが、もちろんオールマイティではありません。

    寝ながら使えない

    後頭部にアーチ部分がくるので、寝ながら使おうとすると枕に当たります。

    ランニング専用であればまったく気にかける必要もありませんが、このあたりはヘッドフォンや分離型のイヤホンに軍配が上がるでしょう。

    髪を束ねる位置に注意

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    後頭部のアーチは髪の毛との干渉も注意が必要です。

    特に女性ランナーはが束ねた髪に当たってズレたりしないように、調整が必要かもしれません。

    ボタン位置を確認しておくこと

    便利機能とうたっていた音量調節ボタンやマルチファンクションボタンは、予め装着しながら操作の予行演習をしておきましょう。


    特に極寒の時期は手がかじかんで操作がおぼつかなくなると思うので、位置確認は大事です。

    グローブをはめるときはなおさら。

    Surface Proとの同期

    デメリットはほぼ感じませんが、唯一気になることに、なぜだかSurface ProにBluetooth認識されないのです。

    なんでだろう〜?

    まあ、ランニングとは関係ないからいいのですが…気になります。

    走る環境に配慮を

    骨伝導イヤホンだ!やっほい!

    と油断することなかれ。

    たとえ周りの音が聞こえるようになったとしても、交通量が少ない場所・時間帯に走るに越したことはありません。

    特に夜ランの場合は視界も悪くなるので注意が必要です。

    一年ぶりに持ち出しますが、できるだけ

    • ランナーの3S
      • SOLO 一人で
      • SOCHO 早朝に
      • SUKUNAI (車・歩行者が)少ない場所で

    走ることをオススメします。

    またまた緊急事態宣言も発令されたことですしね…orz

    イヤホンなんかしてるから周りに気を配れないんだ!

    と叩かれないようにエチケットを守りましょう。

    OpenMoveとAeropexとの違い

    最後に

    AeropexとOpenMove、どっちにしよう?

    と、悩めるランナーにアドバイスして終わります。


    冒頭で話したとおり、OpenMoveはエントリーモデルで、そらに上位機種(フラグシップモデル)として「Aeropex」が鎮座しています。


    下記、公式サイトから抜粋していますが、OpenMoveとAeropexのスペック比較表です。

    項目 Aeropex OpenMove
    重量 26g 29g
    防水 IP67 IP55
    充電方式 独自規格のマグネット式 USB-C
    バッテリー持続時間 最大8時間 最大6時間
    定価 \19,999 \9,999


    ざっくり分けるとするなら

    • 週1,2回のランニング専用なら「OpenMove」
    • それ以上に使うなら「Aeropex」
    で良いと思います。


    私は以下の前提で「OpenMove」にしましたが

    • 週に1回、2~3時間しか使わない
    • 低音が弱くてもいい
    • 高級感いらない
    • 水中で使わない

    一方で、

    • 毎回のランニングで使う
    • ランニング以外でも使う
    • 音楽を高音質で聴きたい
    • 高級感を味わいたい
    • 水中で走りたい(?)

    etc.という方は「Aeropex」を選択肢に入れても良いとおもいます ^^b

    OpenMoveでこれだけ満足できるので、Aeropexはきっと相当満足度が高いんだろうとお察しします ><

    まとめ

    改めまして、AfterShokz「OpenMove」は

    • 軽い!
    • ズレない!
    • ワイヤレス!
    • 濡れてもOK!
    • 周りの音だって余裕で聞こえる!
    それでいて1万円以下、という要素も相まって最高のランニングイヤホンだと云えるんじゃないでしょうか。

    ランニングをカラフルに彩ってくれること間違いなし。

    先日、ちょうど新色追加も公開していましたね。

    ぜひAfterShokzを装備して、ランニングライフの主人公になってみましょう。