こんな方にオススメの記事
ランニンググッズを買うと走るモチベーション上がりますよね。
でも、ホントに使うのか?と心配になることがあります。
奥様から承諾を得なければならない、という旦那様もいらっしゃるかもしれません。
そんなときに役立つのが「フェーズフリー」の考え方です。
フェーズフリーを身につけることができれば、失敗が怖くなくなるどころか「むしろ買わなくていんじゃね?」という領域に到達できるかもしれませんよ ^^
ラヂオ
エッセンシャル版をラヂオでも配信しています。
3分程度ではありますが、もし良ければBGMとして聴きながら、お楽しみください。
「フェーズフリー」とは何か?
フェーズフリー(phase free)とは、もともと防災用語で
そうすることで、わざわざ緊急時のためだけにモノを管理するコストをかけなくてよくなるのです。
たとえば
- レトルト食品を常備することで、平時は時短食になり、非常時には非常食になる
- 家具を備え付けにすることで、平時では見た目の収まりが良くなり、非常時は転倒リスクが回避できる
というような例があげられます。
幸い、ランニンググッズは日常に使えるものが多いので、この「いつも」と「ランニング」の壁を取り除きやすいと考えています。
以下にランニングにおけるフェーズフリーの例を紹介しましょう。
フェーズフリーの例
たとえば、以下のように「ランニング」の装いを「いつも」の備えと考えるようにします。
- ふだん使い
- サングラス → 運転時に
- ソックス → プライベートに
- ジョグシューズ → ふだん使いに
- 骨伝導イヤホン → 掃除機かけるときに
- 季節用品
- ウィンドブレーカー → ふだん使いに
- ネックウォーマー → ふだん使いに
- 冷却タオル → ふだん使いに
- ハーフタイツ → 水着として
- ワラーチ → ビーサン代わりに
- 災害時
- ヘッデン → 停電時の災害用として
- 補給用ジェル → 災害時の非常食として
- ランニングベルト → セキュリティポーチとして
すると、いざという時につかえる!と、買い物のハードルをグンっと下げられるのです。
ちょっと分かりづらいアイテムが出てきたので、補足します。
骨伝導イヤホン
冬場に30km走や3時間走を連発していたとき、道中がヒマなのでエンタメの一環として買いました。
モノとしてはめちゃくちゃ良品なんですが、めんどくさがり屋のせいで充電するのが億劫だったり、装着するのが煩わしかったりして、ふだんのランニングではまったく使わなくなりました。
それでも自宅で筋トレをするときにラヂオを聴いたり、掃除機をかけるときに作業用BGMを流したりと未だ現役で活躍してくれています。
用途がランニングだけにとどまらないのが、フェーズフリーアイテムの強いところですね。
セキュリティポーチ
補給食を携行する「ランニングベルト」はセキュリティポーチとして使えます。
「セキュリティポーチ」とは海外でパスポートや現金の盗難防止に使う収納袋です。
今のご時世、なかなか海外を行く機会もないので、活躍の場は限られてしまいますが、肌身はなさず携帯したい貴重品を持ち運ぶときに役立ちます。
特にふだんカバンを持ち歩かない人にとっては便利ですね。
ランニンググッズはランナーが快適に走れるように、という視点で設計されているので、往々にして人が快適に活動できることにつながっていることが多いのです。
フェーズフリーの使いどころ
フェーズフリー思考がどんなときに役に立つか、2つのシーンをご紹介します。
使わなくなったときの保険に
私がヘッデン(ヘッドライト)を買ったときはまさしくこの発想でした。
夜ランのためにヘッデンが欲しい。
という迷いがあったのですが、
という発想が背中をおしてくれました。
周りを照らしてくれる上に、両手はガラ空き。
これは立ちどころにヒーローになれること間違いなしです ( ^ー')b
家族との交渉に
たとえばマッサージガンを買おうと思ったとき。
手軽にマッサージできるんだよね~
欲しいなァ…
ほら、肩こり解消にも使えるしさッ!
ね?
ねッ?
あえて、ランニングの用途であることをほのめかさないのがポイントです。
応用編
さらにこのフェーズフリーに慣れてくると
たとえば、
- 通勤用自転車をクロストレーニングに使う
- ドラム用のグローブを手袋に使う
- サッカー用のウェアを着る
おかげでランニングを始めるときの初期投資はほとんどかかりませんでした。
意外とご自身の趣味とかけ合わせることで、新しいアイディアが生まれてくるってこともありますよ。
- 他のスポーツ
- アウトドア
- DIY
- 読書
- 音楽
etc.
探してみてください。
走る、を創ろう。