しかし、本番に向けて練習量を落として本当に大丈夫なのか?
半信半疑のまま、昨日のおおがきマラソンに向けて実践してみたので、報告です。
テーパリングによる心配
以前、ピーキングの一環として「テーパリング」についてお話ししました。
その理屈は下記の公式のとおり。
体力を限界まで上げて、疲労を抜くことで、パフォーマンスを上げられるというのです。
ランによる疲労抜きは距離を短くすること。
スピードは下げなくてもいい(むしろ少し上げても良い)。
いちばんの懸念は距離を短くしていくことで、長い距離が走れなくなるんじゃないかということです。
理論上は理解していたつもりでも、実践するまで、結果が出るまで本当に不安でした。
結果
大丈夫です。
走れなくなることはありませんでした。
フィニッシュ後は盛大に脹ら脛が攣りましたが、PB(プライベートベスト)を更新しました。
ただし、テーパリングに入る前のポイント練習ではレースを想定した予行演習ができるくらいの、最大限まで強度を上げきることが大事だとおもいます。
ダラダラ練習して、ゆるゆると練習量を落としていっても、先の公式で云う「体力」の部分がそもそも上がっていないので、効果なしです。
それくらい時間がないなら、本番をピークに持っていけるように徐々に強度を上げていったほうがマシです。
テーパリングはふだんからたゆまぬ努力を続けているトレーニーだけに赦されたご褒美なのです。
おおがきマラソンの例
私のテーパリングは下記のとおりです。
- 2週間前 42.8km 3:10'48"
- 1週間前 30.6km 2:18'56"
3週間前まてはフルを走ってたりしたこともあり、週間50~60km走っていました。
が、徐々に30km台まで落としました。
でもペースはレースペースよりむしろ速いくらいで、短いながらも感覚をカラダに染み込ませることに専念しました。
短いので、少しくらいキツくしたほうがサボってるのではなく、ちゃんとテーパリングしてるんだという気になれましたね。
おもえばサブ4を達成したいびがわマラソン前も、故障の影響で練習量を落としており、図らずしてテーパリングになっていたのかもしれません。
失敗談
初フルの時は、テーパリングの「テ」の字も知らないビギナーだったので、強度のピークを本番に合わせていました。
が、本番で疲労がピークに達し、練習よりも距離を走れない不甲斐ない結果に終わりました。
10kmトライアルのときも一緒。
3週連続でひとり10kmトライアルをしていましたが、いざ本番というときに疲労(とくに内臓)でやられており練習のタイムを超えることはできませんでした。
今ふりかえると、どれもこれもテーパリングの知識不足だったと反省させられます。
あっぷりへんしょん ~いよいよ、本命レース前に検証~
次回はいよいよフルマラソンの前に試す予定です。
直近は3/1の東京マラソン。
2月上旬の30kmトライアルをトレーニングのピークにもってきて、本番までテーパリングしたいとおもいます。
が、いかんせん次回の30km走が決まっていません。
今のところ、2/16の庄内緑地ロングディスタンスが有力かなぁ。
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— あおやまゆうき@12/15おおがきマラソンH (@you_key69) 2019年11月27日
本命フルの1か月前に30kmのレースに出よう!
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2月上旬に東海圏での30kmレースを探しており、現時点の候補は以下。
🔽愛知30Khttps://t.co/dKw9DrnFng
🔽庄内緑地ロングディスタンスhttps://t.co/uofl9CSsZR
他にも大高緑地やモリコロパークでやるかもしれないので、しばらく様子見します😌
ギリギリまでエントリー可能なので、2月のTTが出揃うまでもう少し情報収集します。