こんな方にオススメの記事
まず結論から云うと、週1~2回ならアリだと思っています。
二部練とは
なぜ二部練をするのか
走り込みが足りないときや朝にはできない午後(夜)特有の練習をするときに行うそうです。
まあ、理由は人それぞれのようです。
私の場合、長距離・長時間は週末にしか走れておらず、平日にももう1本ロング走したいが時間がぜんぜん足りない。
平日のポイント練習は走れて10km。
週6ペースで練習しているものの、1回あたりの距離が短いのでもっと走りたい。
細切れで分けても、翌日には回復してしまって負荷がじゅうぶんにかけられていない。
限界突破するには
- 睡眠時間を削るか
- 夜の筋トレ時間をランニングに充てるか
のどちらか。
睡眠時間はぜったい削りたくなかったので、後者一択でした。
Twitterを再開した当初、フォロワーさんたちが口々に「二部練」といっていたのが引っかかっていて、もしかしたらソリューションになるんじゃなかろうかと期待して、試してみました。
実践
どこでやるか
都会だとそうでもないかもしれませんが、田舎だと朝と夜、同じ場所で練習しづらいのです。
明かりがなさすぎて。
夜練用のランニングコースを探すのに紆余曲折あったのですが、話すと長くなるので今回は割愛。
別の記事に後日書きます。
簡単にいうと「田舎に似つかわしくない煌々と光るショッピングモール&パチンコ店界隈」です。
やってみた感想
まず、朝10km走り、夜5kmで検証です。
夜、消防団の集会もあり、時間の都合上5kmのビルドアップとなりました。
が、結果的に5kmじゃ足りなかったですね。
走りはじめてすぐ太ももにキテる感覚があったので、期待どおり疲労回復前におかわりできる効能がさっそく表れました。
ただ、夜走ると朝と違ってカラダが起きているので意外と走れます。
5kmを終えて、もう5km追加できたかなというくらいの疲労度でした。
朝10km+夜10km=計20kmくらい走れると、ポイント練習をやったって感覚に浸れそうです。
なので、(週末に1本ロングを走る前提で)平日に1~2回ならアリかなと思います。
メリット
夜のほうが追い込めるとか夜ランのメリットもありますが、今回は「二部練」に限ったメリットを書きます。
一日あたりの練習量を増やせる
とにかく脚作りができてないうちは、徐々に一回あたりの走行距離または時間を増やしていくしかありません。
そんなとき時間を言い訳に練習できないのはもったいない。
朝も夜も走れば、少し間隔は空くものの、一日あたりの走行距離・時間を稼ぐことができます。
回復前に追い打ちをかけられる
朝10km走って、翌朝10km走るのと、朝10km走って夜10km走るのとでは、ダメージの与えかたが大違いです。
筋肉はサイヤ人とおなじで、死の淵をさまよい、復活するときに強くなります。
回復する前に追い討ちをかけましょう。
オプションが増える
これは副次的なメリットですが、朝走れなかったら夜多めにはしる等、オプション(選択肢)が増えるのは良いことですね。
朝と夜とでうまくバランスを保ちたいです。
注意点
賛否あるのは承知の上ですが、個人的に感じた注意点を記しておきます。
過剰な負担
ランナーのレベルや目標によっては、量ではなく質を!というフェーズもあります。
オーバートレーニングによる故障を招かないよう、身の丈にあった練習を心がけましょう。
洗濯物が増える
これは盲点でしたが、1日に2回ランニングウェアを着ることになります。
すると洗濯物が増えます。
洗う手間が増えるというのもありますが、明日着るウェアがない!という状態に陥るリスクもあるので、ウェアのストックは余裕をもたせましょう。
あっぷりへんしょん ~結局はやる気次第~
二部練により、当初目論んでいたメリットを確かに感じることができました。
今回、日曜日にレースがあるのに金・土と台風が来るので、最後の追い込みをと思い、二部練する発想にいたりました。
(結局レースは中止になりましたが...orz)
足りない時間をどう捻出するか。
二部練を活かすのも殺すのも、結局はやる気次第だと思います。
やらない理由を見つけるのはものすごくカンタンですが、実行するための突破口を探すのにはかなりのエネルギーを要します。
でも、やる気さえあれば、そう簡単にはあきらめないし、答えにたどり着けるはず。
メリット・デメリットもあるとおもいますが、結局やってみないと自分にあっているかわからないので試行錯誤しながら最適解をみつけたいと思います。
そして、ここにお披露目することで同じような悩みをおもちの方へのヒントになればと思います。