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整形外科直伝!スタンディング・カーフレイズ(かかと上げ)でケガを予防しよう


相変わらずアキレス腱炎が良くならないので、先週末に整形外科へ行ってまいりました。

医師曰く、筋力の衰えも一因だということなのでカーフレイズ(かかと上げ)を伝授してもらいました。


今までやったことのあるカーフレイズと少し違ったので、先生直伝のやり方をここに記しておきます。


ふくらはぎが原因で発症するランニング障害

恥ずかしながら、私はもともと脹脛(ふくらはぎ)の筋力は強いほうではありません。

ふくらはぎの弱さゆえに、今まで色んなケガをしてきました。

アキレス腱炎

昨年、アキレス腱が痛くなり、走るのを断念しました。

走るのを辞めて9ヶ月経ちましたが、一向に良くなる気配がありません。


整形外科の先生曰く、ふくらはぎのクッションが固くなっており、腱がダメージを直接受けている状態のようです。

確かに常にふくらはぎが張っているような状態なので、まずこれを何とかせねばなりません。

脚攣り

マラソン走ればいつも脚攣り(こむら返り)を起こしていました。

水分不足やミネラル不足にも起因しますが、やはり圧倒的な差はトレーニング不足から生まれます。


その証拠にしっかりトレーニングを積んだあとは、同じ距離をより速いスピードでフィニッシュしても、攣りませんからね。

やっぱり足攣りの天敵は筋力不足です。

肉離れ

峠走をやりすぎてふくらはぎが肉離れになったこともありました。

ケガしすぎですね orz

スタンディング・カーフレイズ

ふくらはぎのクッションを取り戻すために、整形外科医から勧められたのが「スタンディング・カーフレイズ」です。


スタンディング・カーフレイズは、
Standing(直立して)」+「Calf(ふくらはぎ)」+「Raise(持ち上げる)」という名のとおり

立ったまま、ふくらはぎの力で体を持ち上げる運動
のことを指します。


またの名を「かかと上げ」です。

やり方

やり方はカンタン。

  1. 肩幅に足を広げて立つ
  2. かかとを上げて、5秒止める
  3. かかとを下ろす
  4. 30回くり返す

できれば1日3セット

これを毎日


よくあるのは上げ下げを短時間でくり返すカーフレイズですが、これだと負荷が少なくて半永久的にできちゃうんですよね。

一方で、今回のカーフレイズは「5秒耐える」という点で異なります。


これが効果的で、はじめは20回くらいでピクピクしちゃいました。

歯磨きしながらでもできるので、ぜひやってみてください。

応用編

スタンディング・カーフレイズに慣れてきたら

  • 片脚に重心を傾ける
  • 片足を浮かす
  • ダンベルで負荷をかける
と徐々に負荷を上げてみましょう。

これらも医師から勧められたステップアップ術です。

注意点

スタンディング・カーフレイズには注意点があります。


まず、患部が痛むならやらないこと

故障の原因を摘むためのトレーニングであって、痛めつけるためのものではないので、故障箇所に痛みが生じるようなら安静にしておきましょう。


そして、バランスを崩さないように注意すること

このカーフレイズは5秒間、ほぼつま先立ちになるので、バランスを崩しやすいです。


ふらつかないように姿勢を保てるのが一番ですが、慣れないうちは椅子など支えがあると安心してできます。

まとめ

脹脛は第二の心臓とも呼ばれる大切な部位です。

適切に鍛え、故障しにくいカラダを養っていきましょう。