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10月9日、東京マラソン2021の開催日が公式から正式に発表されましたね。
開催日は
- 東京マラソン2021
- 2021年10月17日(日)開催予定
- 東京マラソン2022
- 2022年3月6日(日)開催予定
というものでしたが、東京マラソン2020の出走権を持っているランナーに対しては
と暗に問うてるように感じました。
私もその出走権を持っている者のひとりですが、現時点の結論は
今回はその根拠を語りたいと思います。
東京マラソン2021
東京マラソン2020は一般ランナーの参加取り止め。
2021年3月の開催も延期。
延期していつ開催するの?と気になっていましたが、10/9にとうとう正式アナウンスがありました。
- 東京マラソン2021
- 2021年10月17日(日)開催予定
- 東京マラソン2022
- 2022年3月6日(日)開催予定
同時に東京マラソン2020に出場予定だった選択権を持つランナーには運営から以下のようなメールが送付されました。
一部抜粋いたします。
1)東京マラソン2021について
東京マラソン2021は、2021年10月17日(日)に開催することといたしました。
2)出走権利移行大会の選択時期について
出走大会選択の開始時期については、2021年1月頃を予定しております。
3)東京マラソン2021関連イベントの開催について
世界各国から参加可能なバーチャルマラソンやランニングイベントを実施いたします。
詳細については、2020年12月頃にお知らせいたします。
つまり、
ということです。
と云っても3ヶ月後の話なので、今決めてもその頃の情勢が変わっている可能性がありますが。
消去法で選ぶ
さて、2021年の秋か、2022年の春か。
半年のうちに2回開催される国内最大のマラソン大会、どちらに出場したいですか?
もはや本音を云ってしまうと、出れるならいつでも出たいです f^^;
それくらい渇望しています。
今年の2月、東京マラソン2020の一般参加中止が決まったときに多大な絶望感を味わっておきながら、いざ「どっちか選んでいいよ」と云われると、贅沢な悩みみたいに思っちゃうわけです。
見事に大きなチカラに振りまわされてます。
でも、あえて選ぶなら──
どちらも魅力的なので、消去法で考えざるを得ないのです。
2021年秋のデメリット
消去法のために、不本意ではありますが、秋春それぞれのデメリットを比較したいと思います。
10月の気温
気象庁のデータベースによると、月間の平均気温はそれぞれ
- 10月 19.4℃
- 3月 10.7℃
たまに今日(10月11日)のようにほぼ夏日のような日もありますからね…
ここは3月に軍配が上がります。
台風のリスク
気温と一緒に雨についても調べてみました。
降水確率は10月も3月も両方30%で差はありません。
が、降雨量は
- 10月 152mm
- 3月 82mm
これはとりもなおさず台風の影響ですね。
上陸すれば中止もあり得ます。
ここは自分の努力ではどうしようもない要素なので、なかなかリスクが高いと思われます。
灼熱のトレーニング期間
仮に本番から逆算して3ヶ月前からトレーニングを開始したとします。
- 10月開催なら7月から練習
- 3月開催なら12月から練習
明らかに追い込む時期は3月開催のほうが圧倒的にラクです。
冬場なら何本かロング走まで走って本番に臨めます。
一方で真夏に追い込めるのは熟練度が高いランナーだけです。
頑張ってトレーニングを積んだとしても、満足のいく仕上がりにできるかは微妙なところです。
他の大会
東京オリンピックを無事に開催できた前提で、東京マラソン2021を開催するのだろうと推測します。
その場合、東京マラソンが開催されるなら…と、国内の他のマラソン大会も続々と右に倣ってきそうです。
そうなると、かねてよりエントリーしてきた
- 長浜お市ハーフ(10月)
- いびがわフル(11月)
- おおがきハーフ(12月)
なども同時期に開催される可能性が出てきて、過密スケジュールは避けられません。
また、世界大会ともかぶりますよね?
- ベルリンマラソン(9月末)
- シカゴマラソン(10月中旬)
- ニューヨークマラソン(11月初旬)
招待選手のスケジュール確保が厳しくなり、魅力が薄れる可能性も…考えすぎですかね。
2022年春のデメリット
冒頭でネタバレはしていますが、上記のとおり秋のデメリットがたくさん浮かんでしまいました。
一方で例年どおり行われる春(3月)のデメリットは何でしょうか?
知恵を絞って考えてみました。
花粉症
これは人によりますが、私は重度の花粉症なのでこの時期のレースは神経質になりがちです。
薬を飲まないと眠れない。
けど、飲むと利尿作用が活発になる。
まあ、ここは自己管理でなんとかなるでしょう。
風邪・インフルエンザ
冬は風邪やインフルエンザが流行る時期です。
大事な時期に罹患して、練習できない、本番走れないなんてことは絶対に避けなければなりません。
体調管理をしっかりしましょう。
まあ、これも自己管理ではありますが。
風
気候的な要素で何かマイナスポイントはないか、無理やり探し出した弱点が風の強さ。
- 10月 12km/h
- 3月 14km/h
ほとんど変わりませんが^^;
向かい風は弱いほどありがたいです。
ちなみに日照時間は約12時間でほぼ同じでした。
寒すぎるリスク
※2020/10/12 追記
雨の降りしきるなか開催された東京マラソン2019は、スタート時の気温が約6℃、最高気温も8℃という悪条件でした。
日本記録ホルダーの大迫傑選手が低体温症の疑いで途中棄権されたこともあり、印象に残っている方も多いのではないでしょうか。
10月は暑すぎるリスクもありますが、逆に3月は寒すぎるリスクもはらんでいます。
スタートブロックの心配
これは何の根拠もありませんが、2020年の出走権を持ってる人から優先的にスタートブロックを決めるとしたら、人気が偏りそうな3月のほうが熾烈なブロック争いになるかも?
でも、秋に熟練ランナーばかりが集まると、そっちのほうが過酷かも?
こればかりは何とも云えません。(じゃあ書くなw)
どうしても選びきれない方は?
すっかりこの選択肢を失念していました。
完全に私の予想ですが、上述した理由から2022年に権利を移行するランナーが多くなるとします。
定員に満たない分はおそらく追加募集をかけることになるでしょうが、今までにないくらい少ない席を奪い合うことになるでしょう。
逆に2021年の追加募集があった場合、2022年よりは倍率が低いのでは?と予想します。
つまり、出場権を持っている方は
- 権利を2022年に移行する
- 2021年の追加募集枠を狙う
※まさか2022年の出場者が2021年の抽選権を剥奪されることはないとは思いますが、憶測の域を脱してはおりません。
私の結論=2022年春を目指す
ということで、改めまして私の結論は
気温のこともありますが、どうしても台風が頭をよぎるので。
こればかりは人の努力ではどうにもなりませんからね。
アナタはどちらを選びますか?
しかし、某ウイルスが落ち着かないことには何が起きるか想像つきません。
早く公道で思いっきり走れるマラソン大会が再開されることを切に願います。