あっぷりノート

Fix the Bits | あっぷり工房

旅、ギア、サプリ、マインド、トレーニング ── “走る”は創れる

Garmin Connectユーザのための「Garmin Sports」入門

f:id:you_key69:20200816234044j:plain



こんな方にオススメの記事
  • ふだんGarmin Connectを使っている方

  • 身辺を隠してSNS投稿している方

  • Connectのラップ表示が気に入らない方

  • アクティビティ表示に遊び心が欲しい方


  • ふだんGarmin Connectアプリを使われている方も多いと思いますが、「Garmin Sports」アプリはご存知でしょうか?


    Garminオススメのワークアウトを同期したり、コンペティション(仮想レース)に参加できたりするアプリですが、シェア機能も充実しています。


    使ってみると、Twitterやブログ等のSNSユーザーには意外とGarmin Sportsのほうが向いてるかも?とさえ思わされる局面もあります。


    今回はConnectアプリの至らない点を、Sportsアプリで解消もしくはレベルアップさせるお話です。



    Garmin Sportsとは

    f:id:you_key69:20200817003112j:plain

    Garmin Sports」は、もともとConnectアプリにあったトレーニング機能を切り離して、拡充させたアプリで、日本では2019年9月にリリースされました。


    Sportsを使う主な目的としては

    • プロ直伝のワークアウト参加
    • コンペティションへの参加
    • SNSへの参加

    の3つがあります。


    Garmin Connectが個人のアクティビティ管理に特化した“閉じた”アプリてあるのに対して、Sportsは外部とのやりとりに重きをおいた“開かれた”アプリという印象です。

    Garmin Sportsでできること

    f:id:you_key69:20200816235824j:plain

    詳しい使い方はググっていただきたいですが笑

    Garmin Sportsには、プロからのアドバイス、大会への参加、友人・知人との共有をオンラインで完結できる機能が充実しています。


    特にアフターコロナ(ウィズ・コロナ?)のニューノーマル(新しい常態)としてお世話になる可能性もあるので、概要だけさらっておきましょう。

    プロ直伝のワークアウトに参加

    プロのコーチが監修したトレーニングをダウロードし、Garminウォッチにインポート(同期)することができます。


    トレーニング内容はジャンル別に分類されていて、自分に足りないものを補強するのに役立ちます。

    f:id:you_key69:20200816234352j:plain

    さながらオンラインでコーチングを受けるかのように。

    コンペティションへの参加

    Garminが企画するレースや知り合いが立ち上げたトライアルなんかに気軽に参加できちゃいます。

    f:id:you_key69:20200816234421j:plain

    さながらオンラインでレースに参戦するかのように。

    SNSへの参加

    Garmin Sports自体がソーシャル機能を持っています。

    ここでアクティビティを投稿したり、フォローし合ったり、コメントしたりできるのです。

    f:id:you_key69:20200816234456j:plain

    さながらオンラインで合同練習しているかのように。

    SportsでConnectを補強する3つの方法

    さて、SportsアプリにはConnectにない機能があることを理解いただけたとおもいます。


    今回お伝えしたいメインテーマはここから。

    Garmin ConnectからSNS投稿されているランナーは、Sportsの機能を借りることで、さらに幅が広がる
    ということです。


    Sportsは第三者にシェアすることに重きをおいているので、Connectにはない「痒いところに手が届く」機能を持っていたりするのです。

    今回はそんな機能の中から3つご紹介いたします。

    3Dムービー作成

    まずはこちらのツイートをご覧ください。

    そう。10秒程度ではありますが、3Dムービーが作れるんです。


    手順は以下のとおり。

    f:id:you_key69:20200816234629j:plain

    Garmin Sports > プロフィール > ラン > イベントビデオの生成

    作成に10分程度かかりますが、データはReliveより細かいです。


    f:id:you_key69:20200816234657j:plain

    あと、[編集]をタップすれば音楽を変更することもできますよ。

    雲隠れ機能

    匿名だったり、身元を隠してSNSをされている方も多いとおもいます。

    自宅近辺で周回ランニングをする場合、地図を乗せるとプライバシーがだだ漏れになるリスクがあります。


    そんなとき、Sportsなら雲隠れをしながらルートの軌跡だけを表示することができるんです。

    f:id:you_key69:20200816234831j:plain

    アクティビティ右の地図アイコンをタップすれば、マップ情報の表示/非表示が切り替えられます

    f:id:you_key69:20200816234938j:plain

    これなら雲隠れしたまま、Garminで面白いコースやGPSアートも投稿できますね。

    ラップ表示

    これは何も便利機能ではありません。

    しかし、AndroidユーザーでConnectアプリをご利用の方はわかるとおもいます。

    【追記】2020年9月のアップデートでiPhone版の表示も変更になってしまったようです

    こちらのツイートをご覧ください。

    そう。Android版のGarmin Connectでは、いつしかのアップデートでラップ表示が見づらくなってしまったのです。


    しかし、Garmin Sportsは行間がせまいまま。

    f:id:you_key69:20200816235020j:plain

    カラーテーマもブラックにすることで、かなりConnectに近い印象になります。

    注意点

    f:id:you_key69:20200816235042j:plain

    お話ししたとおり、Sportsアプリはソーシャル機能が充実しています。

    しかし、せっかくTwitterやInstagramで身元を隠していても、Sportsでプライバシーを漏らしてしまっては元も子もありません。

    f:id:you_key69:20200816235123j:plain

    なので、気になる方は、Garmin Sportsをインストール後、「プライバシー設定」も変更しておくことをオススメします。

    今回の“走”意工夫 ~あえて本末を転倒させる~

    木を見て森を見ず」という戒めがありますが、モチベーションが下がりそうな苦しいときは、あえて本末を転倒させるのも一手です。


    プロセスを楽しむ。
    小さなゴールを作る。
    アプリの機能を楽しむ。


    大きな大会は開催されないし、特に夏は思うように走れずガマンの時期になりがちです。

    そんなときこそ、こういう小さな面白さを積み重ねながら、本領を発揮するタイミングをうかがいましょう。


    ともに、「走りたい」を創ろう!