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Fix the Bits | あっぷり工房

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GARMINがほぼ復旧。次はSTRAVAへの自動連携だ。

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こんな方にオススメの記事
  • GARMINウォッチユーザー

  • ガーミンにしか記録を残していなくてハラハラした

  • 一部でもGarminConnectが復旧してホッとしている

  • ガーミン社の皆様、ありがとう


  • いや、ホント感謝ですね。


    しかし、われわれはこれからも他人任せで良いのでしょうか?

    ここで胸をなで下ろしておしまいで良いでしょうか?


    今回はたまたま運が良かっただけかもしれません。

    一緒に自分たちの身を守りませんか。


    結論から云うと、STRAVAアプリへの自動バックアップです。



    GARMINのサーバ障害がほぼ復旧?

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    GARMINのサーバトラブルにより、

    • いつ復旧するの?
    • 過去のデータは消えない?
    • おかげでモチベーションが上がらない

    等など、恐怖にうち震えていた方も多かったんじゃないでしょうか。


    ※詳しくはこちらの記事で更新中

    しかし、ガーミン社の頑張りのおかげで、Garmin Connectも「LIMITED(制限付き)」とはいえ、7/27時点でスマホアプリとの連携も確認できました。

    復旧も間近のようです。ガーミン社の皆様、ありがとうございます。


    しかし、まだ安心はできませんッ!

    安心してはいけない理由

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    なぜ安心できないのか?


    それは率直に

    また狙われる可能性があるから
    です。


    今回はガーミン社が頑張ってくれたおかげもあり、アクティビティの記録や決済データなど個人情報の消失も避けられました。

    本当にラッキーだったと云わざるを得ません。


    でも、次はチャンスがないかもしれないんです。

    もし時限式ランサムウェアだとしたら…

    原因については公式からのアナウンスがありませんが、ランサムウェア(ファイルを暗号化し、解除と引き換えに身代金要求)による攻撃だと推測されています。


    さらに。

    まことしやかに囁かれているのが、「Garminを利用するアスリートたちを狙い、あえてオリンピック開始日に時限式に仕込まれていた」という説。


    もしそれが本当だとしたら、延期になった来年も狙われるかもしれないのです。

    ※あくまで憶測です

    冗長化とは?

    そんな恐ろしいトラブルの再来を、われわれは手をこまねいて待つことしかできないのでしょうか。


    いや、 ある!

    われわれにもできることが。

    冗長化です。

    え?なんだって?


    もう一度云いましょう。冗長化です。

    冗長化(じょうちょうか)とは、システムの一部に何らかの障害が発生した場合に備えて、障害発生後でもシステム全体の機能を維持し続けられるように、予備装置を平常時からバックアップとして配置し運用しておくこと。
    Wikipedia より)

    とつぜん専門用語をひっぱり出してきてすみません。

    要するに「バックアップ」ってことです。


    しかも、単なるバックアップ(コピー)でなく、説明文にあるとおり「平常時から」バックアップをとっておくことが大事なのです。

    え?毎回コピーして保管しておけってこと?


    そんなのはめんどくさいですね。

    そもそも「冗長」という言葉は「長ったらしくて、ムダが多いこと」というネガティブな意味をもちます。


    私はわざわざそんなことを提案しにきたのではありません。

    めんどくさいことはロボットにやってもらいましょう


    ── そうお伝えしにきたのです。

    冗長化にふさわしいSTRAVA

    このロボットとしての要件を満たしてくれるのが、前回もお世話になったSTRAVA(ストラバ)です。


    STRAVAは以下の要件を満たしてくれています。

    • GARMINのアクティビティが自動連携できること
    • いざとなったらアクティビティ記録を取り出して、GARMINに取り込めること

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    せめて図だけでも柔らかくしたいと思い、描いたGARMIN⇔STRAVAの連携イメージ


    この要件さえ満たしてくれれば、SUUNTOでもNRCでも構いません。

    ※実際は前回説明したFIT(またはTCX)ファイルが肝なんですが、ややこしくなるので端折ります
     ご興味があれば、調べてみてください。面白いですよ^^


    ということで、今回はSTRAVAへの自動連携方法をサクッと紹介させていただきます。

    STRAVAへの自動連携の設定手順

    手順はざっくり以下の通りです。

    1. アプリをダウンロード
    2. (なければ)Stravaアカウント作成
    3. プロフィール > 設定(右上の⚙️)
    4. 他サービスへリンク
    5. デバイスをStravaに接続する
    6. GARMINを選択 > 接続
    7. メールアドレス・パスワードを入力して、Sign in
    8. 「GARMIN→STRAVA」の自動連携をON
    9. Agree > 完了

    STRAVAのアカウント作成と、Garmin Connectのメールアドレス/パスワードさえ確認してあれば、2分でできます。

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    最初にこれだけやっておけば、ランニング等のアクティビティ終了後、Garmin Connectと同期されたタイミングで一緒にSTRAVAにも連携されます。


    ベンリ───(´∀`)───!!

    GARMINへの逆輸入方法

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    ここから先は今はまだ、覚えなくてもいいです。


    が!

    もし!

    万が一!

    GARMINの記録がすべてぶっとんだとしたら((( ;゚Д゚)))


    逆にSTRAVAからGARMINに逆インポートが必要になります。


    こちらも方法は2つ。

    • 手動連携
    • 自動連携
    があります。

    手動連携の手順

    ひとまず手堅いのは手動で連携することです。

    1. PCでStravaにログイン
    2. オリジナルをエクスポート
    3. FITファイルがダウンロードされる
    4. PC版Garmin Connectにログイン
    5. すべてのアクティビティ > データのインポート
    6. FITファイルをドラッグ&ドロップ

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    これも作業としては単純ですね。

    自動連携するかも?

    一方、うまく機能するかわからないのが、自動連携。


    Strava→Garminの自動連携をONにしている場合、その機能が活きてるならStravaからGarmin復旧時に同期が自動的に再開し、修復してくれるかもしれません。

    しかし、こればかりは実際に緊急事態になってみないとうまく行くかわかりません。

    そもそもSTRAVA側の設定で「STRAVA→GARMIN」の自動連携をONにしておく必要があります


    ひとまず手間のない方法でバックアップしておくにこしたことはありませんね。

    まとめ

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    サイバー攻撃を受けないために「練習ノートに手書きする」という必殺ワザもありますが、やはりデジタルの方が加工や分析がラクです。

    いや、これから5Gに突入しようとしているこのご時世、この流れに逆らうことはできないでしょう。


    忍びよる魔の手に屈しないためにも、カラダだけではなく、データのケアもしっかりしてあげましょう。

    健闘を祈ります!