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三日坊主・器用貧乏は必読!やり抜く人は努力を2回する

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勝つのは天才派か努力派か?


ぼくは?


自分のカラダに問いかけてみました。


どうぞ。


「達成」を得るには「努力」が2回影響する

ひさびさに“刺さる本“を読んだので、おすそわけしたい。


その本というのが『GRIT やり抜く力』である。

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

アーティストやアスリートたちをみていて、常々気になっていたことがあった。


あの領域に達するのに必要なのは、才能か?努力か?


それを簡潔に示してくれたのが、本書である。

・才能 × 努力 = スキル

・スキル × 努力 = 達成


達成するためにはスキルが必要で、そのスキルを身につけるためにも、スキルを伸ばすためにも、努力が必要なのである。


努力を“2回”しなければならないのだ。


著者は云う。

各人がどれだけのことを達成できるかは、「才能」と「努力」のふたつにかかっている。

(中略)

「才能」すなわち「スキルが上達する速さ」は、まちがいなく重要だ。

(中略)

「スキル」は「努力」によって培われる。それと同時に「スキル」は「努力」によって、生産的になるのだ。


才能が少しでもあれば、あとは努力しまくればいいということか。

才能が人の2倍あっても人の半分しか努力しない人は、たとえスキルの面では互角であろうと、長期間の成果を比較した場合には、努力家タイプの人に圧倒的な差をつけられてしまう。


なぜなら努力家は、スキルをどんどん磨くだけでなく、そのスキルを生かして精力的に壺をつくったり、本を書いたり、映画を監督したり、コンサートを開いたりするからだ。


努力というより、その結果、アウトプットしまくることが大事ということであろう。

偉業を成し遂げた人たちに、「成功するために必要なものは何ですか?」とたずねると、

(中略)

「ひとつのことにじっくりと長いあいだ取り組む姿勢」


と答えるらしい。


努力し、アウトプットし続けるには、その忍耐力が大事なのだ。


じゃあなぜ、辛抱できるのか。

自分が本当に面白いと思っていることでなければ、辛抱強く努力を続けることはできません

(中略)

ただ好きだからといって、上達できるとは限らない。努力をしない限り、上達するはずがないのだ。


たしかに好きでもないと我慢はできない。

「痛みなくして得るものなし」


努力して何かを得るときは、すくなからず苦痛をともなうものだ。

好きでもないことは、なおさらうまくなれるはずがない。


著者はそう断言する。


そして、米国の特殊戦闘部隊グリーンベレーでは

何度やってもだめだったら、ほかのやり方を試すこと


と、訓練するらしい。


やり抜く人たちはとことんストイックなのである。


最後にエキスパートたちの「練習法」から引用したい。

1.ある一点に的を絞って、ストレッチ目標(高めの目標)を設定する


2.しっかりと集中して、努力を惜しまずに、ストレッチ目標の達成を目指す


3.改善すべき点がわかったあとは、うまくできるまで何度でも繰り返し練習する


まだ3分の2程度しか読めていないが、以上がぼくの琴線にふれた言葉たちである。


さて、これで終わりではない。


ぼくは努力しているだろうか?


いまの自分に問いかけてみる。


直接カラダに聞いてみたので、もう少しだけお付きあいください。


目的地をさだめないジョギングに耐えられるか

ぼくはこのブログにジョギングの記録をよくのこしているが、そもそも目標は何か?


その達成にむかって努力しているだろうか?


改善すべきことは?


こんなところで掲げるのもおそれ多いが、当面の目標は


ハーフマラソン 1時間45分

・フルマラソン 完走


であろうか。


そのトレーニングをつむなかで、景観遺産もコンプリートしたい。


ただ、そのためにどんな努力をしているか。


そういえば、先の『GRIT』にもうひとつ耳がいたい警句があった。

ラクな「練習」はいくら続けても意味がない


つまり成長するための負荷をかけつづけれなければならないのだ。


それこそが努力である、と。


さて、ぼくは自分自身に負荷をかけられているだろうか。


景観遺産めぐりや季節の花めぐり、最近では文化遺産めぐりなど、何か名目をつくってジョギングを楽しんでいるが、楽しんでるだけじゃないか。


たのしいのは良いことである。


でも楽しむだけでは、任意の距離を設定してトレーニングができない。


本当は20km走らなきゃいけないのに、季節の花が5km先に咲いているからそこで妥協してしまったりする。


もっとストイックにできないか。


今までの長距離ジョギング(20km)は名目なしにジョギングをしたことがなかった。


何かと良さげな目的地を見つけては走りにいって、目的地を愛で帰ってくる。


これを努力家ならどうするか?


目的地がなくたって、20km走ってくるはず!


と自分を奮い立たせ、走ってきた。


関ヶ原まで。


国道21号で垂井町を越えるはじめてのルート。


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▲実はこれ、ある伏線なんですが、それはまたいずれどこかで回収することにします


いつも行ってることだが、はじめて走る道は本当ワクワクするのである。


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▲途中おもしろそうなスポットをみつけたが、今回は快楽より目的意識です



おれは、今、努力してるんだッ


ということで約10kmの折り返し地点に到着。


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▲ちょうど関ヶ原町の入り口なんです


この町章をみてわかるとおり、天下分け目の戦い、関ヶ原の合戦がくりひろげられた、あの関ヶ原である。


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▲頭文字の「セ」を図案化し、古戦場由来の兜をかたどっています


もう少し走れるようになったら合戦場までいってみたいが、今回はここで折り返します。


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▲せっかくなので帰りは南宮神社をとおります


はい。

突然ですが、ここで夏のジョギングTipsのお出ましです。


前回のジョギングでは10km超えたあたりでもう水分枯渇で公園で水を飲んだ。


夏のジョギングはこわい。


今回は小銭をマルチポケットパンツにしのばせ、コンビニか自販機ですぐに水分補給ができるようにした


もちろん家から携帯してきてもいいが、スタートから500ml持ちはこぶより、途中で調達して飲んでしまったほうが走りやすい。


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▲多少コストはかさむかもしれないけど、今回はデイケアセンターの自販機にお世話になりました


その戦略が功を奏し、水分不足になることなく、快適に走ってくることができた。


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▲折り返し地点で記録を停止したままにしてしまったが、20km走ったはず?



あっぷりへんしょん ~努力するためのツールを手にいれよう~

マラソンのタイム達成や完走は、ペース配分がカギになるにもかかわらず、ペースの計測をしていない。


走り終えたときにペースを見るくらいだ。


ペースは走っている最中にモニターできなければ、調整ができない。


それを怠っていてぼくは努力してるといえるだろうか。



ふだんはスマホアプリのRunKeeperで計測しているので努力しようにも限界があるが、ランニングウォッチならばどうか。


努力するのに障壁画あるなら、努力しやすくなる環境をつくればいい



ということで、ずっと狙っていたGarminの230Jをポチりました!


これでダメだったらまた別の方法を考えよう。


グリーンベレーの教えである。