FINAL FANTASY好き、必聴!
吹奏楽好き、あつまれ!
『BRA★BRA』はそんな皆さんにぜひともシェアしたい、オススメしたいイベントでした。
どうぞ。
BRA★BRA 2017 in 愛知
7月23日は『BRA★BRA 2017』の最終講演でした。
▲舞台は愛知県芸術劇場@栄
最終講演のサプライズはあるかな、というワクワクもあったが、指揮者の栗田氏のくじ運で、まさかのサプライズがキャンセルに。
それはそれで面白かったのですが、そんなアクシデントとは無関係に最高に胸アツな公演でした。
個人的にもっとも魂をゆさぶられた楽曲は、オープニングアクトでもあったFF5の『メインテーマ』。
これが圧倒的によかった。
シンバルが鳴るたびに鳥肌がたつ。
オープニングのあのバッツがチョコボにのって颯爽と草原をかける様が、吹奏楽の疾走感とリンクして、それはもう感涙ものでした。
公演中にはじめて知ったんですが、このセットリストは今年の3月に発売された『BRA★BRA 3』の曲目がメインとなっていて、FF5のメインテーマもそのアルバムの1曲目に大抜擢されているそうなのだ。
これはもうCDを買わねばなるまい。
そんな使命を感じたのであります。

BRA★BRA FINAL FANTASY BRASS de BRAVO 3 with Siena Wind Orchestra
- アーティスト: 植松伸夫
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2017/03/15
- メディア: CD
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でもそれだけじゃない。
もうひとつ、大事なことにふれておきましょう。
植松伸夫の魅力に触れられる貴重なチャンス
演奏もアレンジも良く、文句なしの名演でした。
でもこのコンサートの魅力って、
・作曲者の植松伸夫氏(ノビヨさん)が監修まで全面的に手がけていて
・曲の合間のMCでは植松氏が司会の山下まみさんとの軽妙なトークを繰り広げるところ
・さらに、植松氏の経験をもとにした深い話やおもしろエピソードを生できけること
だとおもうんです。
そんな機会なかなかない。
やっぱり植松氏の人柄でしょうか。
ただ、運や才能にめぐまれただけじゃない。
この人自身に魅力があるからこそ、彼の言葉に傾聴したいし、みんなも彼の音楽に惹かれるようになっていったんだとおもう。
その人柄は、歴代のFFシリーズのサントラを買っていると、ライナーノーツの端々からなんとなく感じとることはできた。
この人、ホントに作曲家なのか?とおもうようなふつーのエッセイを書く。
でも、やっぱり生だとちがう。
活字だけでは伝わらない、その文脈が人間性として伝わってくるのだ。
もう始終、植松氏の虜になっている自分がいた。
そんなひとときが終幕をむかえ、今はうつろである。
完全にノビヨロスである。
その空白を埋めるためにも、絶版となったエッセイでも漁ろうかとおもっています。

- 作者: 植松伸夫
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2004/03
- メディア: 単行本
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つぎにお目にかかれるのは、また1年後かな?
最後にその話をして終わりにしましょう。
あっぷりへんしょん ~毎年行きたい!そしてやっぱり吹奏楽が好きだ!~
朗報です!
この当日、来年2018年の公演も決定したそうです。
しかも!
名古屋公演もあります、とのこと。
植松氏、自らが発表してくださいました。
これは、毎年行きたい。
やっぱり吹奏楽が好き。
希望者参加型の『マンボ de チョコボ』、いつか共演したい。
ぼくはブラスの楽器がまったく吹けないので、ウクレレかなんかで参加してみたい。
あと、これは静かなる野望にして最終目標ではありますが、やっぱり吹奏楽曲をつくってみたい。
こんな演奏聴いちゃった後には、ほんと畏れおおいんだけどね。
敬遠してるだけじゃ、もったいないとおもうんです。