
針金のまわりに紙が巻かれており、ボンドでの接着を可能にしているスグレモノである。
組み立てフェーズでは接着工程が多く、針金とボンドの乾燥待ち時間がふえるので、その間に手持ちぶさたになって、べつのパーツを組み立てたりする。
なのでマルチタスクで推進していくことになる。
あしからず、今回手をつけた箇所を一気に紹介させていただく。
■腰と尾をつなげる
尾椎を腰(骨盤)につなげるために、腸骨のうしろに穴をあけるといい。

ケツの穴である。
ここに尾椎パートの針金を差しこんで、とめると途切れることなくつながる。

■首パートの補強
首パーツはつなげただけでは貧弱でブラキオサウルスの特徴である高く持ち上げられた首を確立できない。
針金1本じゃ心もとないので、2本をねじって頸椎の中にうめこんでいく。

なぜブラキオサウルスの首が長いかって?
そりゃあ、頭が高いところにあるからじゃねえか ──
って、落語にそんなおもしろいやりとりがあったのを思い出した。(実際にはキリンの首についてだが。)
さて、ここに来て工具のお世話になりつつある。
針金をねじるためのラジオペンチと、針金を押しこむためのつまようじ等である。
■背骨と肩をつなげる
背骨と肩のつなげかたは本に載ってるのでそのまま素直に接着。

本行程においては、針金の出番はなく、ボンドでしっかりとめるだけでOKだった。
大人の観察日記はスキマ時間を有効活用することで納期厳守を実現する。
8月もあと残り一週間。
はてして完成は間に合うのだろうか ──
(続く)
■成果物
・腰+尾
・背骨+肩
・首の補強
■作業時間
・60分
■使ったもの
・コンパスなどの針
・つまようじ
・ラジオペンチ
・ニッパー
・手芸用ボンド
・手芸用針金