うぬぼれ屋さんの機関車ジェームスを描いた。
Excelで。
機関車トーマスシリーズで「パーシー」が一番好きだった息子は大喜びだった。
しかし、「好きだった」というのがミソである。
その一週間後、一番好きなのは「ジェームス」と言い出したのだ。
まったく、子どもの移ろいは早いものである。このぼくを凌ぐほどだ。
■息子のために。父親として。
まだ記憶に新しいことだが、機関車パーシーをTシャツに描いた。しかし、その移ろいやすさは飽き性ゆえではない。好奇心旺盛なのだ、とフォローしておきたい。父親として。
父親として。
Excelで。
このエッセンスはExcelアートに限らず、いろんな創作活動に応用が利くことであろう。
まずはお手本をピックアップするところから始まる。
■なぞるだけで描けるExcelアート
ジェームスを描く行程が、ものづくりの基本中の基本のように思えたので、ここに刻んでおきたい。(1)お手本をExcelに貼りつける
(2)オートシェイプでなぞる
(3)お手本を消してオートシェイプを残す
このステップはかなりホラーだ。SAWに出てくるアイツを想起させる。
着色しても怖い。やっぱり機関車に顔がついてるのが原因か。
とはいえ、なかなかの再現性じゃないか。
(4)色を塗る

昔やったことのあるトレーシングペーパーで絵をなぞるのと同じような感覚である。
■あっぷりへんしょん ~立体モデルは厳しい~
当初は立体モデルにしようと思っていたが、円柱の長さを変えると底面まで変わってしまったり、立方体の向きが変えられなかったりと、思うように描けなかったため断念。これがExcelアートの限界か。
ただ、2Dの世界なら何だって描けるような気がしてきた。
さて。
プロ仕様の描画ソフトは使えないけど、純正のペイントじゃ満足できないというアナタ。
Excelで描いてみてはいかが?