ドラマ『陸王』の第1話を観て印象にのこったランニング・ハックについて、ログに残しておきたい。
(1)ミッドフット着地
『陸王』では、ランニングの際に足をどのように地面に着けるかにフォーカスする。
ヒール(かかと)着地にすると、かかとをつけた時点で一回ブレーキがかかり、また地面を蹴るときにアクセルを踏むような感覚になる。
なので、エネルギー効率が悪くなる。
そして、結果的に膝への負担がかかり、故障しやすくなるらしい。
一方で、ミッドフット着地には、それがない。
膝にやさしく、燃費がいい。
だから劇中の茂木(竹内涼馬)もミッドフット着地をとりいれることになった。
同じエネルギーでも航続距離が伸ばせるのである。
ただ、膝の負担がやわらぐ分、アキレス腱やふくらはぎに負担が分散されるため、走りなれていないランナーには向いていないらしい。
また、ミッドフット走法はフォームの習得にも時間がかかるらしい。
ある程度、習熟したランナーが足の負担を軽減するために向いている走り方のようだ。