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【練習記録】失敗から学ぶ!不屈の10kmランチェスター走

愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ
という格言がある。

私は賢者ではないので、いつも経験から学んでいる。


いや、しかし今回は結果的に歴史から学んだはずだ。

パニック障害からマラソン復帰を目指すおっさんのランニング記録です。温かく見守っていただけると幸甚です。


前回の失敗

去る4/29、曇ってたのでラッキーと思ってあわよくば10km行こうとした日。


しかし、ふと雲間から太陽が顔を出したときに、フラッシュバックが起きちゃったんですよね…

結果7kmでやめることになる、という敗北を喫しました。

↓ブログ記事はコチラ

今回の結果

今回は敗北の要因を洗い出し、ひとつずつ修正して臨みました。

見事、リベンジを達成したのであります。

勝因を少しだけ深堀りします。

3つの勝因

前回同様、今回も同じような天気でした。

曇ってはいるけど、ところどころで太陽が顔を出しては太陽光ビームを放ってくる。

ここで同じ戦い方をしても負けるのは目に見えています。

そこで、今回は3つの作戦を立てました。

  • コース
  • 心拍計
  • 御守り

コース

まず、コースを工夫することにしました。


左が前回の周回コースで、右が今回のピストンコース


前回は周回コースだったので、太陽光を真正面から浴びる時間帯が長く、フラッシュバックが起きやすい状況下にありました。
#わざわざExcelで図を作る律儀さ


しかし、今回は南北に走ることで、真っ向(東)からの日差しを避けることに成功したのです。


さて。

これ、どこかで見たことありませんか?


そう。

日露戦争で日本海軍が旧ソ連のバルチック艦隊を撃破したT字戦法です!

画像:引用元


弱者は弱者なりの戦略を練ればいいのです。
#ランチェスター戦略


ほら、ちゃんと歴史から学んでたでしょ。

どうも、賢者アオヤマです。

心拍計

前回は心拍を測っていませんでしたが、平均ペースは5'37/kmでした。

今おもえば、今の私にとって㌔5分半は80%以上の出力なんですよね。


ダニエルズ的にいうとMペース

そんなに走れるトレーニング積んでません笑


今回はGARMINウォッチのアラート設定をMAX150bpmにして80%を超えないように抑えました。


↑心拍数とペースを重ねたグラフがこちらです

ピストンコースなので同じ堤防を何回も駆け上がるんですが、その度にアラートが鳴ります。
#やっぱ坂って負荷が高い


2回連続でアラートが鳴るなら1回落ちつかせて、そのスキに写真撮ったりしてうまくコントロールしながら走りました。


↑こんな平和な写真を撮ったりしてた

御守り

前回の大きな失敗に、発作を落ち着かせるための「頓服薬を忘れた」というのがありました。

凡ミスですね~


たかが薬なんですが、やっぱり持っているか持っていないかで不安感が違います。

なんてったってパニック障害は「不安障害」の一種ですからね。


不安を取り除くのがいちばんの特効薬。

今回はもちろん忘れずに携行しましたよ。

傾向と対策

実はパニック障害の発作は、運動中よりもその後、落ち着いたタイミングで起きがちなんです。

  • 自転車で目的地に着いた後...
  • 消防団の活動で休憩中に...
  • プールで行水した後...

etc.

なので、ランニング終了後も心拍計は外さず、動悸が起きるとしたらどのへんなのかモニタリングすることにしました。

しかし、今回は心拍を抑えたおかげか発作の兆候もみられませんでした


今のところ、心拍が強烈上がって、リカバリーで心拍が下がりつつときに起きるんじゃないか、という仮説にたどり着いています。

最後に

さて、3ン月に朝ランを再開してから最長記録となった10km走。

ラストは上げられたし、脚は余裕でした。


やっぱメンタル的な問題が大半を占めていたようです。

そういう意味では今回余裕をもって走り切れたのは大きな自信になりました。


まだまだ捨てたもんじゃないね ^^

これ㌔4切って走るとか、もうできる気がしないけど…笑


いつもたくさんの励まし、ありがとうございます。

まだまだ先は長いので、今年はこれをキープすることが目標です。


Fix the Bits.