走れなくてもウォーキングくらいなら!
どこへ?
どこにだって咲いてる“アノ花”を目指そう。
たんぽぽウォーキングのスゝメ
- 走れなくたって大丈夫
- 桜が終わったって大丈夫
タンポポ(蒲公英)をウォーキングの目あてにしてみてはいかがでしょうか?
なぜタンポポを勧めるのか?
ウォーキングの目的地にタンポポをオススメする理由はただ一つ!
どこでも拝める
タンポポはキク科の多年草、いわば雑草の仲間です。
雑草って、どんなところにでも力強く咲いてるイメージがありますよね。
そんな雑草でもウォーキングやランニングの目的にできるんです。
オールシーズンOK
そう考えるとオールシーズンお花見ができるッ!という思考にシフトできるようになります。
桜が散っても泣かずにすむ。
今ならレンゲソウでもいいですよね。
夏ならツユクサ、秋ならエノコログサとか。
※末尾に「季節の花リスト」を載っけときますね
お目当てを決めてしまえば何だって“華”になると思ってます。
タンポポの探し方
タンポポが咲いてる場所は、Googleマップで調べても残念ながらほとんどヒットしません。
なぜならどこにでも咲いてるからw
調べても同じ名前の喫茶店とかデイケアセンターとか、そういうところが検索されるのが関の山。
なので、カラーバス効果に期待しましょう。
カラーバス効果とは
カラーバス(color bath)効果とは
たとえば「今日はタンポポを探しながらウォーキングする!」と決めると、視界にタンポポばかり飛びこんでくるような心理作用を云います。
字のごとく「色を浴びられる」ようになるんですよね。
カラーバスは何気ない風景に新しい発見をもたらしてくれます。
そうそう。カラーといえば、タンポポは黄色くてかわいいというメリットもありますね。
もちろん受け手によるとは思いますが、イエロー好きには拝むに足るじゅうぶんな理由になります。
とはいえ季節限定
いつでもお花見できるッ!と大風呂敷を広げはしましたが、とはいえタンポポを探すと決めたら、やはり春がシーズンですよね。
桜ほど短くはありませんが、見頃はあります。
また、タンポポも含めて花によっては朝に咲いて夕方には閉じる種類もあります。
そういう意味では期限つきなんです。
なので、見頃をおさえた上でターゲットを絞り、もしチャンスを逸してしまったら別の花・植物にシフトする ── そういう気構えで臨むと良いでしょう。
私の場合
どこでも拝めるタンポポではありますが、先日たまたまタンポポにゆかりのある城跡でハイキング&ウォーキングしてきたのでご報告いたします。
黒野城跡
- 所在地 岐阜県岐阜市
- 城郭 平城
- 築城主 加藤貞泰
黒野城にはりっぱな土塁が残っており、その両サイドにタンポポが咲き乱れています。
しかも、珍しいニホンタンポポが。
そして、加藤貞泰の国替えにともない、各地にトウカイタンポポが広まったとか。
何かほっこりするお話です。
鷺山城跡
- 所在地 岐阜県岐阜市
- 城郭 山城
- 標高 68m
- 築城主 佐竹秀義
- 主な城主 土岐頼芸、斎藤道三
黒野城の翌日は、プチハイキングがてら鷺山城のある鷺山に登ってきました。
斎藤道三の居城として有名ですが、鷺山城に移るまえの居城である稲葉山城(現・岐阜城)を眺めることができます。
ちゃんと東屋(あずまや)もあり、休憩もできるんです。
ふもとの鷺山公園にもたくさんタンポポが咲き乱れてました。
登山道がたくさんありますが、北野神社から登るルートが広くて登りやすいですよ(駐車場もあるし)。
60m級の超低山なので、たんぽぽビギナーにもオススメです。
加納城跡
- 所在地 岐阜県岐阜市
- 城郭 平城
- 主な城主 奥平信昌
桝形虎口の石垣も立派だけど、周りのタンポポ畑も圧巻。
土塁の内側、本丸にもニホンタンポポがたーっくさん!
戦国史マニアの長男をして、いちばん好きな公園といわしめる見事な城址公園でした。
タンポポも見事ですが、石垣の算木積みもたまりましぇん…!
逆境にも寄り添うタンポポ
恥ずかしながらタンポポといえば、世代的にハロプロの「たんぽぽ」を思い出してしまいます。
どこにだって ある花だけど
風が吹いても 負けないのよ
どこにだって 咲く花みたく
強い雨が降っても 大丈夫
ちょっぴり「弱気」だって
あるかもしれないけど
たんぽぽの様に 光れ(作詞・作曲 つんく♂)
サビの歌詞が今の心境とリンクするわ〜^^;
負けるな。
季節の花まとめ
最後に季節の花リストを紹介しておきます。
西濃地域メインですが、近所に同じような花畑がないか探してみてください ^^b