こんな方にオススメの記事
アジサイ。
漢字で書くと「紫陽花」
読めるけど、いざ書けと云われると怪しい ^^;恥
そんな紫陽花を愛でながら、初夏に涼しく走りましょか。
・・・(-_-)
待ってェーーーまだ帰らないでェーーー
ランニングで季節の花を愛でる
季節の花はランニングと相性がいいと思っています。
なぜなら
- 走りながら季節が感じられる
- 立ち止まらずに眺められるし
- 知の欲求を満たしてくれるし
- 走るための大義名分にもなる
そこに花が咲いていなければ行かないような場所も、花が咲いているから行ってみたくなるもの。
そもそもこの花、何だっけ?なんでここに咲いてるんだっけ?と知る喜びも味わえます。
そしてランニングで訪れることで、結果的にトレーニングになるのです。
花と花を結ぶセット練
花ランの中でも特にオススメなのが「花と花を結ぶセット練」です。
なぜなら
セット練であれば、見頃の時期に集中的に訪れることができるのです。
セット練とは
セット練とは、マラソン本番を意識して2日連続で強度の高い練習をすることです。
1日目に高強度のトレーニングを行い、疲弊している状態で2日目にも強めの負荷をさらに追加することでフルやウルトラマラソンの粘りを鍛えようという手法です。
たとえば、2連休をつかってこんな感じにやります。
- 1日目 5km~10km程度のガチ+10km~15kmのユル(計20km)
- 2日目 Eペースまたはビルドアップで20km
しかし、これだけだとキツいので、自分に優しい私は「テーマ」もセットにします。
テーマもセットにする
テーマをセットにするというのは
例えば、1日目にA地区の城を訪れ、2日目にB地区の城を訪れる、というように。
しかし、城や古墳はオールシーズン行けますが、開花時期が限られた花は一週間後に行っていたら見られないということもあります。
なので、見頃を逃さないためにも、2日連続で異なるスポットを訪問できる「季節の花を結ぶセット練」は貴重なトレーニングなのです。
特に!
アジサイには「涼」を感じさせるマジックがあるので、この時期オススメなのです。
なぜ紫陽花ランは涼しいのか
アジサイには実用面でも、心理面でも、2つの側面から“涼”を感じさせてくれます。
緑道に連なるアジサイロード
紫陽花ランが涼しい理由、その壱。
場所によります。場所にもよりますが、
6月だと昼間は暑いですが、それでもまだ日陰はすこし涼しかったりします。
なので、並木由来の天然アーケードが日除けになってくれると、涼しく走れるのです。
ちなみに朝・夕のほうが日陰面積が広くなるので、朝または夕ランをオススメします。
アジサイの英名・由来
紫陽花ランが涼しい理由、その弐。
確かにアジサイは寒色系なので「見た目が涼しい」というのもあります。
しかし、語源を紐解いていくと、さらに涼しげなことがわかります。
英語では「hydrangea」。
この由来が素晴らしくて、
すなわち、アジサイは「水の器」なのです。
それ、聞いただけで少し涼しくなってきませんか笑
知識は意識を研ぎ澄ましてくれます。
アジサイを眺めながら、涼しくランニングしましょう。
***
お分かりいただけたでしょうか。
初夏は「アジサイと紫陽花を結ぶセット練」が最強たるゆえんが。
アジサイと紫陽花を結ぶセット練
では、「アジサイと紫陽花を結ぶセット練」とは実際にどのような感じなのか。
例として、今回訪れた紫陽花ランをレポートさせていただきます。
1日目 覚龍寺
初日は杭瀬川堤防からほど近くにある覚龍寺へ。
当初の目論見は4'00/km前後で10kmのペース走。
しかし、5kmでキツくなり、急遽ウェーブ走に切り替えました。
練習がうまくいかなかったときのグラフは見るも無残な姿に。
苦しいだけのランは嫌だ!と思い、近場の紫陽花スポットに慰めてもらいにいったのが覚龍寺です。
ダウンと慰めを兼ねてユルジョグで、ガチユル風に。
次回は、傷心ではなく昇進ジョグにしたいものです(うまいこと云ったつもり)
2日目 たいしょう池
1日目に苦しくて切ない想いをしたので、2日目は楽しむことに重きを置きます。
強度を上げすぎず、一方で距離を伸ばすことを心がけて。
今季初のSimple Hydrationを携帯。水分補給も楽しむ作戦です。
こんないい雰囲気の自販機で、謎のスポドリを購入しました。
ゴミ箱がなかったので、結局ペットボトルを持って帰ることになったのは誤算でしたが。
でも旅ランみたいで、めちゃくちゃ楽しい!
たいしょう池までは㌔5分前後、復路は4'30/km切りを意識して、ビルドアップ気味に仕上げました。
大垣市周辺の紫陽花スポット3選
最後に。
非公認 西美濃アンバサダーとして、今回ランニングで訪れた紫陽花スポット、過去に自転車で走りにいったスポットをお送りして締めます。
覚龍寺(大垣市)
今回、1日目に訪れた紫陽花スポット。
園庭はでは季節ごとに拝める花が変わります。
- 4月 桜
- 6月上旬 花菖蒲(ハナショウブ)
- 6月下旬 アジサイ
- 7月 ハナハス
境内は早朝にもかかわらず、すでに清掃されていたので控えさせていただきましたが、園庭は通り沿いから眺められます。
杭瀬川の堤防沿いで走った後にひょいと寄れる位置にあり、よくくみたら市認定の「四季の里」のようでした。
- 所在地 岐阜県大垣市西大外羽1丁目141−1
たいしょう池(輪之内町)
今回、2日目に訪れた紫陽花スポット。
安八町と輪之内町の境にある、小ぢんまりとした池です。
何が良いって、トイレや水浴び場があるんです。
駐車場もあるので、ここまでクルマできて、ここを拠点に桜並木を涼しく走るというのもありですね。
- 所在地 岐阜県安八郡輪之内町本戸
犀川堤(墨俣町)
ちょうど3年前に自転車(クロスバイク)で訪れたことのある紫陽花スポット。
さくら公園~墨俣城~犀川堤、と見所が盛りだくさんのコースです。
こちらも犀川の堤防は並木道になっており、日差しをしのげるコースとなっています。
詳しくは過去の記事をご覧ください。
- 所在地 岐阜県大垣市墨俣町墨俣1742−1
あっぷりへんしょん ~ありがとう、花たちよ~
私のランニングライフはたくさんの花々に支えられて営むことができています。
この場合の「花」とは、そう、皆様のことです!
(スベってないよ( ̄^ ̄))
ありがとうございます。
敬意をこめて、季節の花シリーズを下記のエントリーにまとめていますので、ご興味あればぜひ覗いてみてください。