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夏はアイススラリーを飲み食いしながら涼しく走ろう【リポビタン アイススラリー】

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こんな方にオススメの記事
  • 暑い日は苦しくて走れない

  • 少しでも涼しく走る方法はない?

  • アイススラリー」を飲んでみてはいかがでしょうか?

    シャーベット状のスポーツドリンクで、液体で補給するよりもゆっくりと冷たさがカラダに浸透します。


    今、各メーカーからアイススラリーが販売されていますが、オススメなのは「リポビタン アイススラリー」です。

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    冷たいので一気飲みは良くありませんが、リポビタン~はキャップ付きなので小分けにしながら飲めます。


    走る前に少し飲んで、残りは走りながら飲むなんて芸当も可能です。

    その間、保冷剤代わりにカラダも冷やせますしね。


    結論はもうぜんぶ云っちゃいましたが、実際につかってみたので解説いたします!


    アイススラリーとは

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    画像を拝借


    そもそも「アイススラリー」とは何か?

    • スラリー は英語で「slurry」
    • 和訳すると「泥漿(でいしょう)」

    って、もっと意味わからんですね ^^;


    身近なスラリーと云えば、液体に泥やセメントなどの個体が混ざっているような流動物のことを指します。

    「ice slurry」の場合は、ドリンクに氷の粒子が入っているシャーベットのような氷飲料という解釈で良いでしょう。


    これが夏ランに効くのです。

    なぜ効果的か

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    画像を拝借


    アイススラリーが夏ランに効く理由は以下のとおり。

    • 粒子が細かく表面積が広いので、氷よりも冷却効果がある
    • 流動性があるので、ゆっくり長く冷やすことができる
    • 少量で済むので胃への負担が少ない
    • 同時に水分も栄養も補給できる

    水でもなく氷でもなく、粒子が細かいシャーベット状であることにメリットがあります。

    熱中症を未然に防ぎつつ、さらに身体のオーバーヒートを最小限に抑えてくれるのです。


    今、各メーカーからアイススラリーが出されていますが、その中でもオススメな商品をご紹介します。

    リポビタンがオススメな理由

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    2021年6月1日発売

    私がオススメするのは「リポビタン アイススラリー for Sports」です。


    これもひとえに

    キャップ付きだから
    です。


    キャップ付きだと小分けにして飲むことができます。

    出走前に半分のんで、走りながら残りを飲むという芸当ができるのです。

    このキャップ付きというのはアイススラリーの特性上、かなり重要だとおもっています。

    そのために知っておいていただきたいのが、アイススラリーの注意点です。

    注意点

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    アイススラリーは夏ランの強い味方ではありますが、いちばん気をつけたいのが

    一度に大量に飲まないこと
    です。


    アイススラリーの温度は-1℃とも云われ、刺激物に該当します。

    もし、胃腸が弱い人や疲れで内臓が弱まっているときに一気に飲んでしまうと、お腹にダメージを与えかねません。


    また、急激に冷やしてしまうと、カラダは元の状態に戻ろうとする作用(ホメオスタシス)が働くので、逆に体温を上げようとしまうのです。

    これでは逆効果。


    いずれにせよ、小まめに飲むことが大事です。

    そのため、キャップで開け閉めできる「リポビタン アイススラリー」は超優秀なのであります!

    走ってみた

    ということで、優等生の「リポビタン アイススラリー」走る前に飲んだり、走りながら飲んだりしてみました。

    前日

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    あらかじめ凍らせておくのを忘れてはなりません。

    「お召し上がり方」には4時間以上冷凍と書いてあるので。

     

    出走前

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    飲む前に15~20分くらい常温でおくらしいのですが、30分おいたてたら、思った以上に溶けてしまいました。

    手で揉む必要もなく、飲めました。


    プレクーリング派なので、走り出す前に3分の1くらい飲んでキャップを締めます。

    飲みながら走るなら、10分くらい前でも良さそうです。

    ランニング中

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    残りはキャップにいれて、かぶりながら持ち運びます。

    アイススラリーを携行できるし、頭も冷やせるし一石二鳥なのです。


    灼熱の東京五輪でもマラソンランナーが皆、キャップに氷を入れていました。

    それと同じ感覚ですね。

    ランニング後

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    残り3分の1を終了後に飲んでみたらあまーいドリンクに変わっていました。

    冷たさは期待できませんが、栄養補給にはなるはずです。

    飲むタイミング

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    アイススラリーを飲むタイミングでだんぜんオススメなのは走る前です。

    プレクーリング(予冷)ができるからです。


    プレクーリングとは

    いちどカラダの深部体温が上がってしまうと下げるのが大変なので、あらかじめ下げておいて上がりにくくする
    という考え方です。


    とはいえ、アイススラリーは少量でも効果がありますし、一気に飲むと刺激が強すぎるので小分けにして飲みたい。

    そこで、携帯方法についてもすこし触れておきましょう。

    携帯方法

    アイススラリーをランニングに携行する方法です。

    • ポーチに入れる
    • タイツに挟む
    • 帽子に収納

    このためだけにポーチを用意するのは手間かもしれないので、オススメはタイツかキャップにin!ですね。

    スラリーが溶けやすくなってしまいますが、カラダが直接冷やせるメリットがあります。


    さらに。

    洗濯物が増えない。これがイチバン推す理由です ^^b

    アイススラリーの効果を高めるために

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    最後に。


    アイススラリーの冷却効果を高めるために、

    外部冷却と組み合わせる
    というご提案をしたいと思います。


    カラダの冷やし方には外から冷やす外部冷却と内側から冷やす内部冷却があり、両方組み合わせるとより効果的なのです。

    • 内部冷却
      • 水分
      • アイススラリー
    • 外部冷却
      • 送風機
      • アイスバス
      • クーリングベスト

    アイススラリーは内部冷却に該当します。


    先日ご紹介した「手のひら おやすみん」は外部冷却ですね。

    ぜひ、カラダを内側からも外側からも冷やして、熱中症からカラダを守りましょう。

    その他のアイススラリー

    地域的な問題なのか、「リポビタン アイススラリー」が近場では見つからなかったため、Amazonで購入しました。

    下記の2つはコンビニスーパーでも入手できたので、アイススラリーとは何ぞや?という方には、まずコチラから試すのも良いかもしれません。

    ポカリスエット アイススラリー

    飲み切りで少量(100g)なので、持ち運ばずプレクーリング専用にしたい一品です。

    コンビニでも買えるのも特徴ですね。

    アクエリアス ゼリー

    大容量(180g)なので、ポーチやザックに収納できるならコレでもOK。

    こちらはスラリーではなく、「ゼリー」と銘打っています。


    食感はスラリーと同じくシャーベット状。

    ゼリーだからか、アイススラリーより溶けにくい(?)印象です。


    こちらも田舎のスーパーやドラッグストアでも買えます。

    まとめ

    幸い「リポビタン アイススラリー」はそんなに値段も張らないので、非常時に備えてまとめ買いしておくといいです。

    自分で消化しきれなくても、アイスだよ~って家族にふるまえばいいので。