こんな方にオススメの記事
まずは軍手。
もし貴殿・貴女にその覚悟がおありなら、先へお進みください。
最初はあり合わせの手袋でOK
軍手
まず、いちど立ち止まって
- なぜ手袋が要るのか?
- 本当にランニング用のグローブを買うべきなのか?
を考えてみてください。
寒いから
という理由であれば、軍手でいいと思います。
軍手じゃなくとも100円で売ってるような手袋でいいと思います。
大丈夫。別にカッコ悪くないですよ。
安心してください。
カタチから入りたい気持ちもわかりますが、まずは寒空の下で軍手で走るカタチが大事です。
なので、まずは軍手(またはそれに類する自宅にある手袋)で走ってみて、何が不満かを自分の手でたしかめてみましょう。
話はそれからだッ!
ドラムグローブ
私の場合は軍手が暑くなってきたので、次にドラムグローブ(ドラマーがドラムを叩くときに使う手袋)へ変遷しました。
通気性が優れてるんです。
たまたま家にあったドラムグローブをひっぱり出してきて、走っててみたところ意外によくて、これで二冬は乗り越えた気がします。
こうみえて(どう見えて?)元バンドマンなんです笑
ドラムグローブは特殊な例だと思うので、気になる方は過去の記事をご参照ください。
気に入りすぎて、同じのをもう一式購入したくらいです。
しかし!
これにも弱点はあったんですね(後述します)。
あり合わせの手袋の弱点
軍手のデメリット
軍手って万能なので、保温性もあれば通気性もあります。
意外と軍手で一冬くらい越せてしまいます。
それでも走ってるうちに
- 寒い
- 分厚い
- 水に弱い
- タッチパネル操作できない
- 裾がランニングウォッチと干渉する
など、不満がポロポロと出てくると思います。
そういうときこそ次の一手の考えどきです。
ドラムグローブ唯一の欠点
最強だとおもわれたドラムグローブにも弱点がありました。
「水に弱い」という点です。
革製なので、ランニング中に雨に濡れるとハンパなく色落ちするのです。
雨のレースでは手が真っ黒に。
シャワーラン派の私としては、泣く泣く替えのランニンググローブを探さざるを得ませんでした。
あと、軍手並みにオールマイティーに使えるので劣化が激しいんです。
万能ゆえの宿命かもしれません。
ランニンググローブ比べ
あり合わせの手袋の弱点をカバーすべく、新たに
- スポーツオーソリティーでNIKEのグローブを買ったり
- 半ばネタでワークマンの手袋を買ったり
してみました。
その結果、いろんな違いや気づきがあったので、ランニンググローブ選びに悩めるかたの参考になればと思い、記しておきます。
以下、3ブランドの比較です。
- VATER(ドラムグローブ)
- NIKE(ライナーグローブ)
- FindOut(ワークマン)
共通
まず、3ブランドに共通するのは以下の点です。
- 防寒・通気性あり
- タッチパネル対応
まあ、ランニンググローブとしては最低限の性能ですね。
最近私はほとんどランニングにスマホを携行しなくなりましたが、それでもタッチパネル対応は世の中のニーズ的にはずせないでしょうね。
VATER
まずはドラムグローブ。
- 軍手としても使える万能性
- 耐久性
日曜大工からスタッドレスタイヤの交換までフルで活躍してくれます。
革製なので頑丈です。
反面、水に弱すぎるのが玉にキズ。
また、他のランニンググローブを使うようになって気づいたのですが、マジックテープが意外と曲者ですね。
開け閉めする手間と、マジックテープがくっついてウェアを傷めてしまうリスクがありました。
これは比べてみて初めてわかったことです。
NIKE
- 薄手
- 滑り止め付き
- 手に入れやすい
薄手
薄手で、裏起毛も短めで暑さを感じにくいつくりになっています。
手首丈も短く、ランニングウォッチと干渉しません。
滑り止め
オシャレに滑り止め加工がなされています。
さすが、NIKE。
親指・人差し指のタッチパネル対応加工もうまくデザインされています。
さすが、NIKE。
ランニングに最適化された手袋という印象ですね。
手に入れやすい
また、あらゆるスポーツ用品店に取り扱いがあるので、手に入れやすい。
すなわち試着しやすいということです。
WORKMAN
- 安価
- 防滴性
- 暖かい
コスパ
まず、コスパが最強。これだけのパフォーマンスで780円は安い。
一着目はだんぜんワークマンのFindOutをオススメします。
防滴性
ちなみに防滴実験をしたときの映像がこちらです(結果が分かりにくい動画ですみません)
— アオヤマユウキ🌵RUN不能 (@you_key69) 2019年12月7日
スペック表には記載されていませんでしたが、もともと持っていたグローブが水に弱かったので気になって。
なかばダメ元で試したがゆえに、衝撃だったのです😌 https://t.co/jtp1kc9ZKa pic.twitter.com/CTLM0ecbF4
知らずに買いましたが、副産物として防滴性能が備わっていました。
これは、すごい。
何せドラムグローブのNG理由が「水に弱い」だったからです。
完全防水ではないとおもいますが、雨の日ならワークマン一択!
気になったところ
NIKEのグローブとの違いは滑り止めの有無。
レースで使うことを考えると、給水のときに滑らないかがすこし心配ですね。
裏起毛がやや厚手なので、気温が高い日や高速で走るランナーは暑さを感じるかも。
でも手袋のいいところは暑くなったら外してランパンに挟んで走れるところ。
なので、あまり神経質にならなくてもOKです。
【まとめ】シチュエーション別のおすすめ手袋
最後にまとめとして、シチュエーション別を一覧化しておきましょう。
- まだ買おうか迷ってる ▶️ 軍手
- 初めてのランニンググローブに ▶️ ワークマン
- レース仕様(雨天除く) ▶️ NIKE
- シャワーランまたは雨レース ▶️ ワークマン
手袋も他のアクセサリーと同じように、正解はありません。
結局自分にあった手袋をみつけるのが一番ですし、一度決めたらとことんまで愛してあげましょう!