※この記事は後編です
前編はコチラ
【前回までのあらすじ】
- 桃配運動公園の遊具を確認した
- そしてトイレを確認しようとした
- すると突然、ゲートボールお父さんに話しかけられた
※ゲートボールお父さんの名前を仮にGさんとします
Gさん「どこから走ってきたんや?」
ゲートボールお父さんとの出逢い
Gさん「どこから走ってきたんや?」
私「大垣からです」
Gさん「遠いとこから来たな、この間の清流マラソンは出たか?」
私「走りました」
Gさん「タイムは?」
私「1時間40分くらいです」
Gさん「ワシは1時間37分やったぞ」
私(え…???)
すこし謙遜して云ったつもりが、おもってもみない返しがきたのです。
御年70歳の現役ランナー
私「え?走られたんですか?(しかも私より速い…)」
詳しくお話をうかがってみたところ
- 御年70歳の現役ランナー
- 清流マラソンでは1時間37分台
- 自己ベストは1時間28分台
- 50歳からハーフマラソンにチャレンジしはじめて、フルは54歳から出走
- 60代の頃は年代別で2回1位に輝いたことがある(すごい!)
実にランニング暦20年の大先輩だったのです。
練習についても聞いてみました。
- 普段は15kmダッシュで練習している
- コースは関ヶ原から垂井までの往復17km
- 往路は下りなのでラクだか、復路は上り坂+向かい風(伊吹おろし)なのでその負荷が効く
- オススメなのはジムのドレッドミル
- ロードだとペースが崩れるが、ドレッドミルなら延々と同じペースで走れる
- ラストは1秒ずつ徐々に上げていき、最後はダッシュという調整もできる
- 夏には暑さもしのげる
確かに関ヶ原につく頃に10kmしか走ってないわりに結構つかれたな、とおもったらなだらかな上り坂だったのです。
その地形をうまく利用したトレーニングですね。
かつトレッドミルとの併用には頭がさがります。
私はトレッドミルで走り続けられる精神力があるのか…正直まだ自信がありません。
- シューズはASICSの薄底派
とのことで、たまたま私も当日はASICSのDSトレーナーを履いていたので話が合いましたが、「レースははじめて厚底にチャレンジして良かった」と話すと、ナイキの厚底にも興味津々の様子でした。
たぶん今までいろいろ試しては取りいれて、試行錯誤されてきたんだとおもいます。
その好奇心や探求心、そして柔軟に変化していく適応力の賜物なんだろうなァという気がしました。
- 次はいびがわマラソンの予定(エントリー5月27日!と大きく書いて机に貼ってあるらしい)
- いびがわマラソンはフルの方でエントリー予定(まじ尊敬!)
私はハーフ希望なので、ご一緒できないかもしれませんが、まずはお互いにエントリーに成功することを誓い合いました。
最期に、私の目標はサブ90だと告げると
- がんばればぜったい達成できる、だから、がんばれ!
- マラソンはええぞ!練習しただけかえってくる
- 良い話ができた、ありがとう
と、たいへん励みになる言葉をいただきました。
こちらこそ、ありがとうございました!
目標にします!
あっぷりへんしょん ~結局、人の言葉がいちばん刺さる~
いやぁ、ものすごく感化されました。
本を読んだりネットで調べたりして、いろんな刺激をうけますが、やっぱり先人の言葉がいちばん刺さります。
帰りは来た道とほぼ同じ道を帰りましたが、心なしか目にうつる景色がかわり、足どりが軽くかんじられました。
帰りは下り坂だったからというのはナイショです。
がんばらないとなぁ、ホント。
最期までご高覧いただき、ありがとうございました!