結論から云いますと、星空撮影用の三脚としてVelbon(ベルボン)のM45を購入することにしました。
必要最低限の機能でコストパフォーマンスが最高!と判断したからです。
星空撮影の三脚に必要なスペック
雲台
三脚を決める上で大事なのは、カメラを乗せる雲台(うんだい)。
雲台のタイプには大きく
- 3WAY
- 自由(ボール型)
の2種類があり、ざっくりと
- 風景撮影メインなら3WAY
- 動く被写体を撮るなら自由雲台
と得手不得手があるようです。
まあ、 星空は風景でしょうってことで、3WAYは即決でした。
※ちなみに3WAYとは、カメラの角度を上下・左右・水平方向の3方向にレバーで変えられるタイプの雲台のこと
携帯性
星空撮影となると持ち運びがメインになります。
なので、携帯性にすぐれた三脚を選びたいところですが、一般的に自由雲台のほうが携帯性に優れる傾向にあるようです。
3WAYだとレバー(パン棒)があったりとかさばるからです。
でも、そんな3WAYの中でも小型の三脚はあります。
ご安心ください。「トラベル三脚」というカテゴリーです。
スペック
わがカメラの重量は483g。
よって三脚のスペックとしてはこれくらいあれば、撮影も持ち運びも十分なんじゃないかと。
- 耐荷重 1kg以上
- 全高 150cm程度
- 縮長(収納時全長)50cm以内
- 重量 1kg前後
で、もちろん雲台は3WAY
予算
入門機とされる3000円前後の価格帯を狙い目。
ノーブランドだと1000円台からありましたが、安かろう悪かろうも怖いので、名のあるメーカーの中から選びました。
調べるまでほとんど知りませんでしたが、国内メーカーでの有名どころはVelbon(ベルボン)やSLIK(スリック)等。
アジアだと台湾のVANGUARD(バンガード)。
イタリアのManfrotto(マンフロット)はかろうじて聞いたことはあります。
ブランドは品質を担保してくれます。
Velbon(ベルボン)のM45
携帯性、スペック、予算、メーカー(品質)を総合的にみて判断した結果、選んだのは冒頭でお伝えしたとおりVelbon(ベルボン)のM45です。

Velbon 三脚 M45 4段 レバーロック 脚径20mm 小型 3Way雲台 クイックシュー対応 アルミ脚 446626
- 出版社/メーカー: ベルボン
- 発売日: 2017/09/15
- メディア: 付属品
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スペック
- 雲台 3WAY
- 耐荷重 1.5kg
- 全高 1550mm
- 縮長 472mm
- 重量 945g
- 脚径 20mm
- 素材 アルミ
- クイックシュー 対応
関係ないかもしれませんが、「M45」ってプレアデス星団(すぼる)のメシエ番号と同じですよね。
星空撮影と何か縁があったのかも?
他製品との比較
もちろん、いきなりM45にたどりついたわけではありません。
同等スペックの同価格帯の製品と比較し、検討した結果です。
比較対象はこの3製品
- Velbon EX-440N 4段
- SLIK GX 6400 4段
- ナショナルジオグラフィック NGPH001
スペック上、
- 縮長(収納時全長)はVelbon EX-440NやSLIK GX 6400のほうが2mm短かったり
- 脚径はSLIK GX 6400のほうが1mm厚かったり
- 耐荷重はナショジオ NGPH001のほうが1.5kg分耐えられたり
とやや劣る点はありましたが、それ以外のスペックはすべてVelbon M45のほうが優秀でした。
価格も含めて…!
つまり、コスパ最強ということです。
あっぷりへんしょん~入門機は割りきりも必要~
ビギナーは結局、実際に三脚を使って撮影をしてみて、何が良くて何が足りないのか、肌で体感してみないとわかりません。
なので、カタログスペック上、上位機種より劣っているからと云って、それが撮影にどう影響するのかが分からないのです。
耐荷重、安定性、耐久性、周辺機器…
いろいろあるとおもいます。
向いてないならもっと良い三脚にこだわればいい。
そんな割りきりが必要だとおもってます。
まずは使ってみます。
そして結果はあらためてご報告します!