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ジョギングで景観遺産を詣でる #25 中山道赤坂宿脇本陣跡(榎屋)

憧れの赤坂に戻ってきました!


■#25 中山道赤坂宿脇本陣跡(榎屋)

まずは景観をご覧いただきたい。

どうだろう。

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これが、景観遺産 ──

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中山道赤坂宿脇本陣跡」です。

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以前きたことがあるので外観は何となく把握していたつもりではある。

ただ、あらためて拝んでみて、景観遺産ジョギング第一回の「丸い歩道橋」をおもい出さずにはいられなかった。

これは大垣市景観遺産あるあるだが、「景観だけでなく、その背後にあるストーリー性」というのも認定のポイントなんだろう。

パッと見で美しい…と息をのむのではなく、そういわれたら粋かも…という絶妙な水準があるにちがいない。


ちなみにこの脇本陣跡のストーリーというのが、これだ ──

かつての赤坂宿の脇本陣です。赤坂宿では唯一の脇本陣で、宝暦年間(1751-1764年)以後脇本陣を勤め、問屋と年寄役を兼ね、明治まで及びました。明治維新後、建物の一部が解体され、町役場となりましたが、母屋は近年まで榎屋旅館として営業してきました。残っている建物には、賊の侵入を防ぐために紙でできた天井や槍が残り、宿泊者を記載した大福帳も残っています。


残念ながら建物内部を拝むことはできないが、外観から脇本陣として繁盛していた時代に想いを馳せてみてはいかがだろうか。

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景観遺産を堪能するには想像力も欠かせないんですよ。



■あっぷりへんしょん ~道具もいいけど、ストレッチもね~

今回の景観遺産ジョギングにおいて、脇本陣跡のフシギよりも、もっとフシギな違和感をかんじていた。

それは、15km走ってまったく疲れなかったことである。

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▲だいぶ更新が滞ってしまい、4月23日の実績をいまさら投稿しています


なぜこんなに疲れないのか。

一瞬、とうとうトレーニングの成果が?!と早合点しかけたが、冷静になって、いや、これのおかげか。



コンプレッション・タイツ ──

太ももやふくらはぎに適度な圧力を与えて、筋肉ポンプの作用をサポートしてくれるタイツ。

吸湿速乾性に優れたものが多く、夏は体温を下げ、冬は寒さを遮ってくれるタイツ。

そんな装備のおかげで、快適な季節をより快適に走れたのである。

自力ではないにしろ、その実績は一日悦にひたるに十分の成果であった。

ただ、知らぬ間に疲労は着実に蓄積されていたようで、翌朝、信じられないくらいの筋肉痛になった。

たとえ道具にたよったとしても、クールダウンはさぼらずやっておかねばならない。

道具もいいけど、ストレッチもね。