アキレス腱療養の期間を経て、今朝は2か月ぶりに20km以上走ってみました。
おはようございます!
— アオヤマユウキ🌵RECREATIONAL RUNNER (@you_key69) 2021年7月3日
🏃24K #朝ラン
・古墳LSD
長めにゆっくり東野古墳群を目指して。20km以上は2ヶ月ぶり。予想外のピーカン天気で死にかけた…
量も質も求められないので楽しさを追求。それがいつか量や質につながると信じて😌
皆さま、良い一日を! pic.twitter.com/A4iSbhyy7K
ツイートでは軽めに報告してますが、意外に過酷な状況で、夏ランの装備に救われたLSDでした。
古墳とランニングの相性
古墳を巡ることを巷では「墳活」と云います。
この墳活はランニングとの相性が良いとおもっています。
- 密にならない
- 起伏走になる
- 歴史が学べる
LSDの目的
ゆっくり長く走るLSD(Long Slow Distance)。
これで本当に走るのが速くなるのかはよく分かりませんが、個人的には3つの目的でLSDを使います。
- 移動手段
- 確認
- 温存
移動手段
目的地を楽しむために、移動中は疲労をためないようにLSDを使います。
マラニック感覚で走るときはLSDにしますかね。
確認
ケガ明けや気温の上昇などで目標距離が走れるか不安なときに、ゆるーく入るために使います。
意外と走れそうなら後半はビルドアップすればいいので。
温存
都合上、翌日にスピード練習やTTが控えてる場合、できるだけ翌日に疲労をのこさないようにゆっくり走ります。
Eペース以上でロングを走るとやっぱり疲労が残ってしまうので、そういうときはLSDに頼ります。
***
ただ、LSDやるのは時間に余裕があるときに限りますね。
よく市民ランナーのジョグやLSDはペースが速すぎると云われますが、みんな時間に追われてるからじゃないでしょうか。
ゆっくり走ると遅刻する、睡眠時間が削られる ──
今朝は子どもたちが土曜授業で午前中家にいなかったので、ゆっくり旅ランさせていただきました。
コース
走ったのは上記のコース。
走ったことがある方面だったことに油断して、往路と復路で1回ずつ川を渡れないという行き止まりに出くわしました。
おかげで体力と精神力を削がれ、復路はラスト1km走るのを止めてウォーキングに切り替えてしまいました。
ラストが中途半端に途切れてるのは、そういう理由です。
ペース
ペースは意識せず、息が上がらない程度に、できるだけ汗をかかないように。
キツくないペースで走りました。
古墳は山のふもとにあるので往路はゆるやかな上りでしたが、気温や傾斜のことを考えるとまだそんなに走力は衰えてなかったように感じています。
ハイライト
天気では完全に曇りだったのに、晴れすぎじゃないでしょうか。
それでも古墳巡りは大好きなので、腹をくくって出走しました。
東野古墳群
東野(とうの)古墳群までは片道11kmくらい。
4月に大滝古墳群を発見したときに見つけた古墳群です。
大滝古墳から北上してすぐの道脇にすぐに1号墳がお目見え。
さらに西側には2号墳がよく見えます。
本当はもう一基古墳があるようなのですが、防獣柵の扉が錆びついており、開けるのが躊躇われたのであっさりとスルーしてきました。
垂井宿 西の見附
復路は垂井宿の西端をとおります。
当時の宿場の城門にあたる「西の見附」です。
ここには自販機と日陰もあったので、5分ほど休憩をとらせてもらいました。
江戸の旅人の憩いの場であったとおもいますが、令和の時代になってもランナーに憩いを提供してくれるんですね。
ありがたや~
装備
- キャップ 2XU
- サングラス Coleman
- インナー EXIO
- ノースリーブ VISION QUEST
- タイツ C3fit
- ランニングベルト ATiC
- シューズ PEGASUS 35
当初の曇り予報とはうって代わってピーカン天気だったので、装備を急遽変更しました。
特にインナーウェアとハーフタイツはもはや夏ランには欠かせませんね。
活用法は「夏ランのコツ」をご覧ください。
補給
- 100円玉
- 塩分チャージ
- シェイクハンズ
これらをC3fitのタイツのポケットに入れたり、挟んだりして出撃しました。
この100円玉も持っていって本当によかったです。
詳しくは次項へ。
夏ランのコツ
インナー+ハーフタイツ
夏ランは汗がウェアにへばり付いて気持ち悪いので、上下ともにインナーにコンプレッションウェアを着ます。
下はタイイチ(タイツ1枚)ですが、本当に快適に走れるようになりました。
特にC3fitのアドバンスドカーゴタイツはポケットもついているので、こういう長めに走るときは重宝します。
100円硬貨+シェイクハンズ
シェイクハンズのボトルにアクエリアスを補充して走りましたが、15km地点で飲み干してしまいました。
そこで例の100円の登場。
先ほどの「西の見附」でもうネタバレしていますが、この自販機でスポドリ「セーフガード」を購入しました。
半分はその場で飲んで、半分はドリンクボトル「シェイクハンズ」に入れます。
このランニングハック、めっちゃ使えるのでぜひ試してみてください。
一気に飲むと腹痛を患い、残りが走れなくなるので、小分けにするのがポイントです。
ちゃんとゴミ箱がある自販機が選ぶのも大事ですね。
以前、ゴミ箱がなくて、空のペットボトルを自宅まで持って走ったことがありましたから f^^;
分割走
夏ランで大事なのは25分走って、5分休むというように分割しながら走る「分割走」です。
今夏は自転車ばかりで暑さ慣れしていなかったので、ノドの渇きを感じる前に定期的に休憩+給水をとるようにしました。
- 11km地点
- 15km地点
- 20km地点
反省
6月はクロストレーニングだ!とか云って自転車を乗り回していましたが、やっぱり長く走ることを続けていないとボロがでます。
腕振り
やっぱり走り慣れてないとダメですね。
90分くらい経つと肩が凝ってきました。
2時間自転車に乗ることはできても、2時間腕を振りつづけるのは久しぶりなので、肩回りが固くなっていたようです。
終盤はランニング中や休憩時間に肩を回したりして、ほぐしながら帰還しました。
靴ずれ
帰還してからのおぼえた違和感が靴ずれと股ずれ。
皮がむけるほどではありませんが、シャワーを浴びるとヒリヒリすようなやつです。
走り慣れてるとその辺の皮も厚くなって耐性がつくんですが、間があくとやっぱりその辺も衰えちゃいますね。
久々にギターを弾くと指の腹が痛くなる、それと同じ感覚です。笑
まとめ
2か月ぶりに20km超を走ってみて走力が致命的に落ちていないことは確認できました。
しかし、やはり距離や暑さへの耐性が衰えていることを痛感せずにはいられませんでした。
アキレス腱痛はまだまだ怖くて、やっぱりテーピングして走っちゃいましたしね。
冒頭のツイートのとおり、「量」も「質」も追求できないような状況なので、しばらくジョグで楽しさを追求します。
で、週間60kmくらい走れるようになったらスピ練再開しようかな。
まずは5000mのPB更新、まだ諦めてませんからね。
走る、を創ろう。