夏に向けてハワイアンミュージックを作りたい。
そして音源には是非とも生のウクレレを録って鳴らしたい。
…という願望を満たすべく、在り合わせの環境で試してみたが、どうにもうまくウクレレの音が拾えない。
もはやピックアップを付けるしかないんじゃないかと勝手に合点し、ピエゾタイプのマイクを付けることにした。
■はがせるピックアップにする
ウクレレ用のピックアップとしてはMSPの「渚の乙女」なんかが有名だが、Amazonをサーフィンしていて目を疑うようなピックアップに出くわした。
── 700円!?
Adeline製のピックアップ「AD-20 TRANSDUCER」
評価もそこそこ良いし、だまされたと思ってポチってみるか…
とか頭が考えるよりも先に、食指が動いていた。
そして届いたのはこれ。
ピックアップ本体に両面テープが付いていて、ボディに接着するタイプである。
ただ、ボディのどこに着けるのがいいか、接着してみないとわからない。
それが700円のリスクなのか。
「はがせる両面テープ」を作ればいいんだ ──
仕組みは至極シンプル。
ウクレレの本体にマスキングテープを貼り、その上から両面テープを接着する。
すると貼り直しが利くようになる。
このように。
現に1回貼り直した。
今のところそれで粘着力が弱くて剥がれるとかそういうことはない。
■あっぷりへんしょん ~バージョンアップして可能性を拓く~
シールドケーブルに接続するジャック側はストラップピンに固定できる。
一年前、ストラップピンを付けといてよかった。
久々にウクレレのバージョンアップである。
録った音源はまたどこかでお披露目する機会を作ることにして。
結果、しっかりと音が拾えるようになった。超リーズナブルに。
この夏に向けて、ぼくと同じお悩みを解決されたい方は、マスキングテープと一緒にどうぞ。
ディストーションだってかけられるぜ!