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手打ちうどんに失敗しない5つのコツ

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絶対に失敗しない!

同僚の話を聞いていて、無性にうどんが作りたくなり、再三にわたってチャレンジしてきました。
 
参考にしたのは以下のCookpadのレシピですが…
 
※旧URLがリンク切れにつき、リンク先を更新しました【2019/03/23更新】
 
 
先人の知恵だけでは全然うまくいきませんでした。
 

しかしながら試行錯誤した結果、三度目の正直でやっとおいしくできたので備忘として記録おきます。

 
 
 
 
 

手作りうどんに失敗しないための5つのコツ

(1)強力粉を半分混ぜる

      最初は薄力粉のみでチャレンジしたのですが、まずこねるだけで挫けそうになりました。記事が全然まとまらなかったからです。
 
     で、同僚に「1/2だけ強力粉にするといいよ」とアドバイスをもらい試したところ、驚くほどにまとまりやすくなりました。
 
     二人前なら、薄力粉100g、強力粉100gです。
 

(2)めんどくさいのでねかさない

      これはわたしの性分だからしかたがないのですが、レシピに記された「記事を2時間ねかす、最低でも30分」というプロセスは無視します。
 
     特に初心者のうちはコストパフォーマンスに見合わないと考えるからです。いつか、やりましょう。いつか。
 

(3)50cm四方に広がるくらい薄くのばす

      最初、めん棒がなかったため手のひらで押しつぶすだけという荒業で挑んだところ、完敗した苦い経験があります。
 
     麺が太すぎて食べれたものではありませんでした。ゆでても芯は残るわ、胃がもたれるわで散々でした。「料理は道具」を思い知らされた出来事ですね。
 
     めん棒は100均で購入しましょう。厚さ3mm以下にのばせると理想的です。
 

(4)打ち粉は多すぎるくらい

      生地を三つ折り、四つ折りにして切る必要があるので、打ち粉をたくさん振っておかないと切るときに生地がくっついてしまいます。

     多すぎるくらい振りかけてください。どれくらい多いか?想像してみてください。それよりも多く、です。

 

(5)ゆで時間は長めに10分くらい

      (3)の過程でどれだけ薄くのばせたか、(4)でどれだけ細く切れたかにもよりますが、市販のうどんのように3分程度でゆでられると思ったら大間違い。
     太い麺もあるでしょうから、10分くらいゆでないと芯まで浸透しないのです。さもないと「しばらくうどんはいいや症候群」にかかってしまいますよ。
 

 

 
 

さらなる飛躍をめざして

毎回200gの小麦粉で二人分を作っていました。もちろんわたしと妻の分です。
 
作ってる側は愛着があるからなんでもおいしく感じるのですが、無理やり食べさせられる妻は完全なる犠牲者だったとおもいます。
 
3回もガマンしてくれてありがとう。
 
やっと「息子の離乳食にもどうかな」と云われるくらいにレベルアップしました。
 
第4回うどん作りをより良いものにするために以下に備忘。そして共有(余計なお世話?)
 

中力粉

 うどんには中力粉がもっとも適しているようです。実際にうどん用の中力粉というのが売ってるくらいですから。
 
 なので将来的にですが、今の薄力粉・強力粉がなくなったら使ってみたい材料です。
 

こね台(のし台)

 妻がパン作りのためにも欲しいと云っている布製のこね台。これ、うどんにも使えるのか試してみる価値はあります。
 
 

包丁と切り方

 たとえうまくこねれたとしても、均一に切れなければ太さもまちまちになり、ゆで具合もまちまちになってしまいます。
 
 よく麺職人の方々はごっつい麺切包丁を使ってますが、うちにそんなものありません。ただ専用のを手に入れたとしてうまく切れるかはウデの問題でもあるように思います。
 
 「料理は道具」とは云え、鍛錬もおろそかにはできないですね。
 
 

ねかせる

 レシピには記事をねかせるのを最低30分、時間があれば2時間とありました。めんどくさくてやっていませんが、ねかせることでコシが出るらしいです。
 
 ただ初心者のうちは「2時間もねかせたのにおいしくない」では踏んだり蹴ったりです。ある程度「食える」ものになったからこだわってみたい。
 
 

あっぷりへんしょん ~初心者は歴史にも経験にも学ぶ~

 
ドイツ帝国の宰相ビスマルクは「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と云いました。
 
私自身、この言葉は好きなのですが、実際にはレシピ(歴史)だけでは学びきれないことがほとんどです。
 
やっぱり自分でやってみて、反省して、経験したほうがカラダの底から学べる気がします。
 
知ってるとできるのとは違う。モノづくりってそういうもんですもんね。