9月とはいえ残暑厳しい気温の中、2時間も走ればいともカンタンに熱中症になれます。
対策は結局「補水・補塩」これに尽きます。
そのために
- 500mlのペットボトルを
- 揺らさず不快感なく
- 走りながら持ち運べる
そんなランナー・フレンドリーなグッズを見つけたのでレビューします!
従来の水分補給の問題点
そもそもロードでの自主練において、水分補給の何が問題かという点から改めて考えましょう。
過去に上記のような記事を書きましたが、各オプションには一長一短があり、様々な課題も残りました。
簡単に課題をおさらいしておきます。
ドリンクの携行問題
そのまま持って走る
短距離ならまだしも、長時間となるとバランスが崩れるのでオススメしません。
SimpleHydrationやYURENIKUIの問題
持ち運べるドリンクの容量は300mlくらいが限界でした。これ以上になると重いし揺れまくります。
行った先で買う問題
気持ち的にこれが一番ラクなのですが、コンビニや自販機がない堤防を走りがちな私にとっては大きな問題なのです。
クルマや自転車を拠点にする問題
ジョギングやインターバルやるときなら断然オススメです。楽しいし。
でも、レースペースやタイムトライアルを走る時には一旦その場で立ち止まらなければならない問題が生じるのです。
そこでタイムロスはしたくないので、欲を云えば走りながら補給したのです。
草むらに隠す問題
拠点は構えず、草むらにドリンクを隠してそのまわりを周回するというチャレンジをしましたが失敗でした。
ドリンクが青臭くなり、不快になったのです。
さらに、もし犬にマーキングされてたらどうしよう?とか色んな想像が頭を駆けめぐり、断念しました。
ペットボトル用のランニングバッグ探訪
そんな紆余曲折があり、
- 500mlをそのまま持ち運べたら最高なんじゃないか
- 小型のランニングバッグはないのか
- 拠点を背負ってる感じになるんじゃないか
と悶々とおもいながらランニング用リュック(バックパック)を探し始めることになりました。
が、さっそく壁にぶち当たります。
どうやらランニングバッグの相場は最低でも容量3Lとそこそこ大きめのラインナップが多いようです。
そこまでは要らないんですよね。
トレイルをやるわけでもないので。
ほんの500mlでいいんです、ペットボトルさえ入れば。
BODYMAKER ランニングバッグミニマム
そんな中、出逢ったのが容量0.5Lのランニングバッグでした。
スペックについてすこし解説します。
容量
容量0.5L。
すなわち500mlという理想的なコンパクトさ。
もはや、ペットボトル以外受け付けないと断言するかのような潔いスペックです。
そうかと思いきや
- ペットボトル500ml
- 補給食(アミノショット)
- スマホ(XPERIA)
くらいは余裕で入る収納力。
▼ペットボトルは収納部にあるゴムで飲み口を留められます
ペットボトルを収納したまま飲めるのは意外とポイント高いですね。
▼スマホや補給食はジッパー付きのポケットに収納可
価格

ボディメーカー(BODYMAKER) ランニングバッグ ミニマム ブラック×ライムグリーン BR016BKRG
- 出版社/メーカー: BODYMAKER
- メディア: その他
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使用感
500mlのペットボトルを背負っても全く揺れが気になることもなくハーフを走破できました。
むしろ補給するごとに背中が軽くなっていくのが面白くて、笑ってしまうくらいでした。
▼背負った感じはこんな感じ
洗える&速乾
使ったあとのメンテのしやすさも大事です。
ポリエステル100%なので、洗えるしすぐ乾きます。
肩かけのベルト部は水を弾く素材なので、そもそも吸水すらしません。
これはいいことづくめ。
注意点
なかなかコスパの良いギアですが、もちろんいいことばかりではありません。
気になった点も記載しておきます。
ヒモ
サイズ展開がフリーのワンサイズのみなので、調整用のベルトが長めです。
なので、細身のランナーにはだいぶ余ります。
余ったヒモを結ぶなり、巻きつけるなり、留めるなりの始末をしましょう。
走ってる間にぶらんぶらんするので、お気をつけください。
擦れ
私の場合は問題ありませんでしたが「バッグが擦れてウェアが痛む」というレビューを見かけました。
ウェアの素材や体型、バッグの着用時間や密着度にもよるとおもいます。
お気に入りのウェアの場合、すこし着けてみてどうか確かめながら走るといいでしょう。
まとめ
「とにかくペットボトル以外は余計なものを持ちたくない!」というミニマリスト・ランナーにはガチでおすすめなBODYMAKERのランニングバッグミニマム。
これからの季節は熱中症のリスクは減るかもしれませんが、逆に走行距離が伸びると脱水やハンガーノックになるリスクが増えます。
そうならないようミニマムなランニングバッグを相棒にして、ハイレベルで安全なトレーニングをこなしたいですね。