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シマトネリコのハマキムシ対策にオルトランをつかう│用法・時期・注意点など

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【こんな方にオススメの記事】

  • シマトネリコを植栽している
  • 害虫の駆除・予防をしたい
  • ハマキムシの被害にあっている
  • オルトランの使い方がわからない
  • 園芸の知識、ほぼゼロ


そうですよね。


私もそのひとりでした。


わかりやすく整理されているサイトがみつからなかったので、ここに書き留めておこうとおもいます。


緑を愛するひとりでも多くのかたの一助になれば幸いです。


シマトネリコがピンチ!


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わが家はシンボルツリーとしてシマトネリコを植えました。

  • 常緑樹で
  • 気候の変化に強く
  • 害虫にもつよい

というふれこみだったので、これはイイ!と植えたのですが。


しかし、植えてから2年目にクルクル巻きにされて枯れている葉っぱがあることに妻が気づいたのです。


調べたところ、害虫の被害にあっていたことがわかりました。


その名も「ハマキムシ


やばい、シンボルツリーとしてのメンツが丸つぶれです。


美観を損ねるし、光合成ができなくなると成長を阻まれます。


これは一大事です。


シマトネリコのハマキムシ対策について調べていくと、「オルトラン」という薬剤が効くらしいことがわかってきました。


ということで、オルトランをAmazonで購入したのが昨年の秋のはなし。

時期


ただ、秋にオルトランを撒いてももう時すでに遅しです。


ハマキムシが発生する時期にまかねばなりません。


期間としては4~8月頃。


その間に2回程度、まくといいようです。


つまり、今です。


散布タイミングとしては、よく晴れていて一時間以内に雨が降らないような日。


朝か夕方のすずしい時間帯がいいとのことです。


薬剤が蒸発したり流れ出してしまわない、適切な気温がいいんでしょう、きっと。



準備するもの


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  • オルトラン(水和剤)
  • ジョーロ
  • メガネ
  • マスク
  • 手袋

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水和剤のオルトランなので、ジョーロの水で溶いて撒きます。


オルトランは農薬なので、目や口、鼻で吸い込まないように、マスクやゴーグルをしてください。


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手にも触れないよう軍手などを着用しましょう。



用量


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説明書によると、1000倍~1500倍希釈です。


ジョーロの容量が4リットルだったので、約4gのオルトランを投入しました。



用法


用量はわかったけど、どのように撒けばいいのでしょうか?


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結論からいうと、シマトネリコが植わっている土に散布するのが正解です。


無知すぎてオルトランを木のうえから散布するのかとおもっていましたが、ちがいました。


樹木にオルトランを吸わせて害虫の苦手なニオイを発することで撃退するため、根元の土にじゅうぶんにしみ込ませなければならないようです。



注意点


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開封したら強烈な激臭が!

さすがは農薬。

これはマスク必須です。


あと、ほかの無関係な草木にかからないように注意してください。



効果測定(追記あり)


シマトネリコのオルトラン散布。

  • はじめての試みでしたし、
  • もう一回撒かなきゃいけませんし、
  • 効果があったのかはこの秋までなんとも云えないので

また報告します!


2019年11月17日 追記

オルトランのおかげで今秋はハマキムシにやられずに事なきを得たっぽいです!

感謝!