【こんな方にオススメの記事】
- 宇宙や星空が好きな方
- 大垣市近郊にお住まいの方
- 市民天体教室って何?という方
大垣市科学館が主催する『市民天体教室』に足をはこんでみませんか?
内容は大きくわけて3つ。
- プラネタリウム
- 星空観察
- 工作
です。
先週末、はじめて長男坊(小1)とふたりで参加してみたので概要をレポートします。
大垣市「市民天体教室」とは
大垣市科学館「コスモドーム」で開催されている天体教室。
日時
- 毎月第4土曜日
- 夜19:00 ~ 20:30(10月~3月は18:30 ~ 20:00)
予約制ですが、料金は無料。
結構お金かかってんじゃないかと思いましたが、そこを無料とは教育にチカラを入れてくれる大垣市に感謝ですね。
予約は第4月曜日(開催週の月曜日)朝9:00から受付開始です。
今回初参加なので、ひとまず9:00に大垣市文化事業団HPから予約しました。
定員は30名ですが、たぶん定員に達してたんじゃないかとおもいます。
おもに星に興味がある親子がターゲットという印象でした。
プラネタリウム
まず最初の30分はプラネタリウムによる解説です。
春の星座
プラネタリウムの前半は、春の星空の説明でした。
- しし座のレグルスは「小さな王」という意味
- おとめ座のスピカは「穂の先」という意味
- 春の大曲線の見つけ方
- 春は明るい星が少ないが、そのぶん星雲がよく見える
なんてことを学びました。
最新の宇宙ニュース
おとめ座の話からうまくブラックホールの話へつなげていきます。
ブラックホールの観測がいかに困難で大規模だったか、映像をとおしてよく理解ができました。
また、はやぶさ2が「りゅうぐう」のクレーターづくりに成功した話ももりこまれていましたよ。
星空観測
プラネタリウムのあとは、 場所を移動して実際に星を観にいきます。
屋外
まずは科学館のベランダに出て、星空観測。
ときは4月27日(土)。まだ記憶にあたらしい、あの突風が吹いてた日です。
でも強風のおかげか雲もなく乾燥していて、まれにみる快晴だったので、星空観測にはうってつけでした。
プラネタリウムで覚えたばかりの星たちがそのまま裸眼でみえたので、感動します。
先生がレーザー光線で星を指しながら星座を説明してくれたのは、分かりやすくて良かったですね。
天体望遠鏡
ベランダから4階の天体観測室に移動します。
今回はよく晴れていたので、北斗七星の2番目の星、アルコルとミザールを天体望遠鏡で見せてもらいました。
- 裸眼ではアルコルとミザールが一つの星にみえる
- でも、じつは2つの星で形成されてる
- この星たちは過去、視力検査に使われていた
- ふたつの星がちゃんと認識できれば空軍のパイロットになれる(見えなければ、陸軍か海軍へ)
ということは知っていました。
が!
じつはミザール自体が2つの星のあつまり(連星)だったのです。
知らなかった!
それが天体望遠鏡ではハッキリ見えたのです。
感動的!
この知のシャワーに子どももものすごく興奮しており、いい体験をさせてもらえたとおもいます。
工作
教室の締めは工作です。
「宇宙万華鏡をつくろう」ということで、万華鏡キットに星をいれたり、星のマスキングテープで飾りつけたりして、子どもたちを飽きさせない企画になっていました。
来月はキーホルダーをつくる予定のようです。
あっぷりへんしょん
まずは科学館のスタッフに感謝をのべたいです。
「ありがとうございました!」
宇宙・星空のたのしさにプラスして、夜の科学館に忍びこんだようなワクワク感が体験できました。
これを無料で開催してくれるなんてなかなか粋ですね。
長男坊も大喜びでした。
毎月第4土曜日に開催されているそうなので、今後も万障くりあわせて参加したいですね。
本日もご高覧いただき、ありがとうございました!