ツツジっていろんなところに咲いているだろう。
道路の植え込みや庭の植栽。
なぜいろんなところに植えられているのだろうか。
走りながらかんがえてみた。
The Revenge of an Azalea-Jogging
一昨日の赤坂スポーツ公園へのジョギングで、藤はもちろん、ツツジもキレイに咲いてることが気にかかり、ツツジジョギングを敢行したくなっていた。
ツツジといえば、浅中公園。
浅中公園といえば、ツツジである。
しかし、昨年はその浅中公園へのツツジジョギングは見事に失敗におわっていた。
今年こそはツツジを拝みたい。
浅中公園へは自宅から片道ちょうど5.0km。
またまた通ったことのない道をとおって、ワクワクを注入する。
そして、昨年もはしった杭瀬川沿いの堤防に合流する。
そうそう、こういう雰囲気だった。
すると、みえてきました。
浅中公園の象徴、アスピックブリッジ!
浅中公園のツツジ
さて、開花状況はいかほどに?
公園の入口を彩る時計台のツツジ。
満開である。
昨年の花壇にくらべると、あきらかにちがう。
(この記事より転載)
公園は江西川に例のアスピックブリッジがまたがる形でよこたわっているのだが、その川沿いにツツジの植え込みがつらなっている。
ただ、これ以上でもこれ以下でもない。
確かに密度は濃い。
ホームページの情報だと「約10種類のツツジが、約47,600本」植えられているそうだ。
でも、公園全体をツツジがかこんで咲いているという感じではない。
たぶん、ツツジの種類が多くて咲く時期がまばらだからなんだろうけど。
ツツジをたのしみながらランニングに興じるという点では、もしかしたら赤坂スポーツ公園のほうが向いているかもしれない。
帰りはまったくべつのルートで帰った。
なぜ道路の植え込みにツツジを植えるのか?
ツツジ。
漢字でかくと「躑躅」。
英語で「Azalea」。
漢字も英語も中2心をくすぐるツツジ。
字面はかっこいいが、身近な植物のイメージがある。
昔から幹線道路の沿道なんかに植わっていたりする。
ぼくの幼少時代の記憶にのこっているくらいなので、30年くらい前からだろう。
しかも幼少期をすごした名古屋でも、今すんでいる大垣でもおなじである。
名古屋と大垣に共通してるなら、これはもはや全国区といってもいいだろう(よくない)。
ではなぜ沿道にツツジが植えられがちなのだろうか。
しらべてみたい。
まず、仮説としてかんがえられるのは、
(1)都市計画としての景観維持
(2)ランニングコストがかからない
(3)通路の区分けになる背丈
とか、費用と実用性にかかわるメリットがあるにちがいない。
ぜひともそれ以外の情報を仕入れて、満足したい。
そしてできることなら誰かにひけらかしたい。
行政のホームページやYahoo!知恵袋でしらべた結果、以下の3つの大項目に分類できた。
花や葉の特徴
・花つきが多く、季節感が感じられる
・強烈な香りがない
・常緑性なので冬でも緑で景観が維持できる
低木種のメリット
・背丈を低く保てるため、通行者の視界を遮らない
・枝が伸びすぎないため、剪定がラク
・密集するため通路の区分けになる
耐性と繁殖力
・病害虫に強く長寿で、植え替えのスパンが長いため経済的
・強い刈り込み(不定期な剪定)にも耐えられる
・大気の浄化作用にすぐれている
・根が細かく移植しても根付き易い(挿し木で簡単)
花の見た目や低木のメリットはなんとなく察しがついたが、耐性や繁殖力、とくに大気の浄化作用なんかは街路樹の役割として“さすが!”とおもわざるを得なかった。
植え込みにツツジを植えるのは、植物との共生であり、知恵なのである。
あっぷりへんしょん ~ジョギングしたら何か1つ学んでいきたい~
百獣の王の武井壮が、「毎日1時間、自分の知らないことを勉強する」といっていた。
世界マスターズでメダルをとったりと、毎日1時間の積み重ねの大切さを証明してくれている。
毎日やるのがむずかしくても、ジョギングするたびに1つ何かを勉強するくらいならハードルは低くなるんじゃなかろうか。
そんなスタンスでこれからも色んなスポットを走りながらめぐっていきたい。