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マルチポケットパンツとは?
ランニング用のマルチポケットパンツというのをご存じだろうか。
先日、清流マラソンのときに更衣室で隣のランナーがはいているのを見たのがはじめてだったが、一目みたときに「これ、ほしい!」と直感した。
ひとめぼれである。
だって、ランニングパンツがランニングポーチを兼ねているのだ。
これは発明だろう。
帰宅してしらべてみると、マルチポケットパンツという類のウェアらしいことがわかった。
ランニング系のメーカーだとasicsやミズノが出していたり、トレイル系ではTHE NORTH FACEやパタゴニアあたりで扱っているようだ。
でも、そんなにラインナップがそろっているわけでもなく、数も選べるほどない。
お値段もそこそこするし。
まだそれほど市民権をえていないのだろう。
手頃になるのはもう少し先かな ──
あれがあればもっとランニングが軽快になるはずなのに。
あきらめきれず、あわい期待を抱きながらスポーツオーソリティーにいってみた。
オススメは断然Number!
実店舗となるとやはりネットで調べたようなニッチな商品にはなかなかめぐりあえない。
先のasicsやミズノ、THE NORTH FACEなどの売場にはマルチポケットパンツの取り扱いがないようだった。
しかし、ダメ元でべつのメーカーの売場を徘徊していると…
あるじゃないすか!
出てくる、でてくる。ざっくざく。
その売場は、Number(ナンバー)。
あの雑誌のNumberがスポーツオーソリティーとタッグをくんで設立したスポーツメーカーである。
低価格のわりにコスパが高いことで有名なんだが、まさかNumberがマルチポケットを販売しているなんて!
Numberはいわば、スポーツオーソリティーのPBのようなもの。
さすが、お客様にいちばん近いところで仕事をしているだけあって、ユーザーのニーズをしっかりくみとっている。
すばらしい開発思想だとおもいます。
あっぱれ。
デザインもいくつか揃っていて、サイズ展開も豊富なのにも驚愕したのだが、それ以上に気になる商品があった。
セール品で、腰回りの後ろにだけポケットがついているランニングパンツに出くわしたのである。
これ、マルチポケットの先駆けじゃないのか。
セール品ということなので、きっと廃番かなんかの処分品なのだ。
つまりずいぶん前からこのニーズをとらえていたことになる。
まさにマルチポケット界のパイオニアといっても過言ではない。
すごいぞ、Number!
Numberのマルチポケットパンツが優れている理由
結局ぼくはポケットが前後計6カ所ついているタイプを購入した。
スマホ、賽銭、絆創膏をいれてもまだ余裕である。
前後ともに、まん中のポケットならXPERIA performance(縦143mm×横70mm)のサイズが入ります
実際にはいて走ってみたので、Numberのマルチポケットパンツがいかに良いかを語らせてください。
(1)マルチポケット機能
まずこれがなきゃ始まらない。
ぼくはReebok信者なので、ウェアやスニーカーはだいたいReebokで揃えている。
にもかかわらず、パンツだけはNumberをえらんだ。
その理由がもちろん、このマルチポケットにある。
わずらわしかったランニングポーチの装着やファスナー開閉も、これでおさらばである。
とりわけランニングポーチを外せるのは大きい。
ランナーは少しでも軽量化したいからだ。
それでいて、
- スマホ
- 小銭
- 鍵
- 補給食
- 絆創膏
- ティッシュ
etc.がストレスなく出し入れ可能!
これってホントすごいことだと思いません?
(2)デザイン
マルチポケットパンツ自体の種類がそんなに多くないにもかかわらず、Numberのそれはデザインが豊富である。
特にモノトーン系のものが多く、白地にグラフィカルな黒ラインというような攻めたデザインも見受けられた。
ぼくは黒とダークグレー系のカモフラ(迷彩)柄にしました。
デザインだけでなく、サイズも5サイズほど展開しており、バリエーションに富んでいる印象である。
(3)価格
もともとNumberの製品自体がリーズナブルな価格帯のものが多い。
ふつうのランニングパンツを他メーカーで揃えようものなら、1着5000円以上するが、Numberのマルチポケットパンツは2000円~3000円程度である。
ぼくが全ランナーにおすすめしたい理由は、ここにある。
ビギナーの人でも手が出せる価格<。
最初の1着にマルチポケットパンツを手に入れてしまえば、ランニングポーチを買い足す必要もなくなる。
トータルでみて、とても懐にやさしいのである。
それでいて、デザイン性もすぐれている。
買わない理由がないだろう。
もう1枚ほしいくらいである。
※その後、本当にもう1枚買い足しました(2019/6/30 追記)
注意点
確認して入れる
ランニングパンツと一体になっているので、ポケットにいれたつもりが、間違ってパンツの内側に入れてしまわないように注意が必要である。
ポケットに入れ損ねると、もちろんそのまま地面に落下することになるし、スマホなんかは最悪の場合、破損させかねない。
ぼくは初日にスマホでいきなりやらかしそうになった。
とくに後ろのポケットに走りながら入れるのは手元がくるいやすく危険なので、減速してから入れるか、前のポケットにいれるようにしたい。
トイレは慎重に
マルチポケットパンツを使っていて唯一のデメリットと感じるのが、マラソン大会等でトイレに行くとき。
※お食事中の方、すみません(;^_^A
パンツごと下げるとスマホやら補給食が便器にダイブし兼ねません。
なので、慎重に用を足す必要があります。
このあたりはランニングポーチに軍配が上がりますかね。
あっぷりへんしょん ~2017年はマルチポケット元年~
これだけ興奮していて、じつはもうみんな結構知っていたりするとはずかしい。
でも、みんなが着ているウェアや売場の雰囲気をみると、まだそんなに普及していないかんじがしている。
こんなに便利なのだ。
これは絶対に流行る!
よって、今年はマルチポケット元年になることまちがいなし!
ReebokフリークとしてはReebokからもはやくマルチポケットが出てほしいものである。
P.S.
履いたかんじをインスタのモデル風にとりたかったが、かなわず。
写ってないけど、ちゃんと口はアヒル口にしてます。