年を越すまえに、今年の挫折を供養しましょう。
2019年に失敗をもちこすな!
まさしく“忘年”だ!
2018年の挫折とは?
成功の影に失敗あり。
脚を攣ることなくマラソンが完走できたけど、その裏であきらめたことがありました。
ロゴデザインの応募
今やロゴストックをRSSリーダーに登録し、募集がかかったら通知が得られるようにしています。
そんな中、8月の下旬に「丹波市観光協会 ロゴマーク募集!」のタイトルを見つけたのです。
私の食指は即反応しました。
ロゴデザイナーというよりも、恐竜フリークとしてです。
なぜなら ── 丹波市といえばタンバティタニスだから!
締め切りは、11月20日。
3ヶ月は長いようであっという間でした。
好きなものゆえの試行錯誤
もちろんモチーフは恐竜にしようと決めていました。
でも、好みだけが先行してしまうと丹波にも観光にも関係のないただの恐竜マークになってしまうのです。
作り手の熱が強すぎると、受け手目線を見失い、ニーズから逸れてしまうんです。
そこで一旦恐竜から離れて、ゼロベースで考えることにしました。
自分が作りたいものではなく、観光協会は何を求めるのか ──
観光協会といえば、伝統を重んじるはず ──
伝統といえば日本史か ──
日本史といえば丹波国を治めたのは ──
赤井直正!
赤井氏のトレードマークといえば、
そう、日本古来のシンボルマーク、家紋です。
そのアイディアを収斂したドラフトが、これです。
▲命名「丸に結びティタニス」
これを丹色(にいろ)に着色してに仕上げる予定でした。
技術力のなさ
このドラフトができたのは9月中旬でした。
まあ、あと2ヶ月ほどある。
その油断が大敵でした。
なんと、そのままマラソンシーズンに突入してしまったのです。
そのために筋トレを始めたのもこの時期でした。
結果、ロゴ作成に時間が捻出できなくなったのです。
少し時間ができてデザインツール(Inkscape)に向かっても、曲線の多いくだんのドラフトをなかなか清書できません。
技術力が乏しすぎるのです。
そして、あえなくタイムアップ。
本来の目的すら断念
ロゴマークの応募はあくまでロゴマーク作成の修行のためであり、入賞が目的ではありません。
極端なことをいえば、作るだけ作って応募しないという選択もありなのです。
要求から納品までのプロセスを疑似体験できればいい──
でも、それすら叶えられませんでした。
この不甲斐なさ。
2018年に置いていきましょう。
あっぷりへんしょん ~忘年会は反省すべきチャンス~
皆さんももし忘れたい挫折・失敗があれば、ブログやSNSに投稿して供養してしまいましょう。
これで、きっと新年は新たな気持ちで迎えられるはずです!