以前、自転車通勤用にメッセンジャーバッグのTIMBUK2を使っていたことがありました。
しかし、使うのをやめてしまっていました。
パニアバッグのほうが良かったからという大きな理由はありますが、それだけではありません。
先日、パニアバッグを会社に置きっぱなしにしてしまい、代わりにTIMBUK2を久々に使う機会があったので、なぜ使うのをやめてしまったか、改めてふりかえってみました。
購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
持ち手の問題
肩にかけている時には気になりませんが、肩から外して一時的にバッグを手で持ちたい時に、持ち手がなくて困ります。
実際にはあるのですが、持ち手というよりも引っ掛けるためのバンドのような印象を受けます。
やむを得ずそこを持ちますが、持ち手がカバンの真上にないがためにバッグが傾くし、持ちにくいので、長さや位置を調整してもらえるとありがたいです。
マジックテープの問題
カバンの開閉はマジックテープで留めるのですが、開ける度にビリビリうるさく鳴ります。
マグネットみたいにもう少しスマートに開け閉めできるといいんですけどね。
ガッチリ固定したい場合は、バックル(サイドリリースタイプ)で留められるので、マジックテープである必要はないと思っています。
肩紐の問題
肩パッドが大きいせいもあり、肩紐がほとんど短く調節できません。
日本人向けにできていないのか分かりませんが、細身の人は限界まで絞っても余裕が残ってしまいます。
メッセンジャーバッグはカラダと密着させないと運転中に揺れるので、ストレスになります。
あと、アジャスターも日本じゃあまりみない機構をしていますね。
ポケットの問題
TIMBUK2は収納ポケットが外側には1つもありません。
もともと収納ポケットは求めていませんでしたが、スマホや鍵がサッと出し入れできるくらいの外ポケットは欲しかったです。
フタをあけた中にはいくつかあるんですけどね。
暑さの問題
これはメッセンジャーバッグ自体の弱みなので、特にTIMBUK2が悪いというわけではありません。
でもTIMBUK2ほどのブランド力なら、体との接点を減らしたり、通気性を良くするなり、もう少し工夫ができるんじゃないでしょうか。
そこはかなり切ないですね。
あっぷりへんしょん ~結局パニアバッグが最高~
TIMBUK2を検討していた時は動画やレビューをチェックしていましたが、特に悪い評価はなく、“メッセンジャーバッグと云えばTIMBUK2”というくらい洗脳されていました。
もしかしたら都合の悪い情報は耳にしないよう正当化バイアスがかかっていたのかもしれません。
が、期待させられただけに残念でした。
ユーザや目的によってメッセンジャーバッグに求める機能は違うと思いますが、私と同じように通勤利用を想定されている方は上述の情報も念頭においた上で、検討されると良いかと思います。
結果、パニアバッグのほうが圧倒的に快適だったなので、リアキャリアをつけてもいいという方は、パニアをオススメします。