あっぷりノート

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白山比賣神社とアクエリアス・ビタミン │ 堤防ランニング

堤防の先端を目指して、20km ──


走るつもりでしたが、最終的にぐだぐたになってしまったので、意味をあとづけしてお届けします。


どうぞ。



杭瀬の最南端

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いつしか「杭瀬川の最南端にいどみたい」と言い残していた。


それが実現できておらず、ずっとどこかに引っかかっていた。


今こそそのとき…!


杭瀬川の最南端ってどこなんだろう?


しらべてみたところ ──


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牧田川と杭瀬川の合流地点であった。


そんなに遠くない。


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ちなみに東側には水門川も流れているが、牧田川も杭瀬川も、最終的にはすべて揖斐川にのみこまれてしまう


嗚呼、木曽三川のおそろしいことよ。


全行程を堤防ではしる」という縛りつきで、いってみることにした。



ひたすら堤防ランニング

ということで、まず大谷川の堤防を南下します。


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おんなじような景色がつづきますが、ご容赦ください。


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杭瀬川に合流して、さらに南下します。


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そして、名神高速をくぐってさらに南下します。


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自分でもどこで撮った写真かわからなくなってきそう。


さて、いよいよ最南端へつづく道へさしかかろうとした ──

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そのとき!

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がーん。


工事中である。


どうしよう、ランニングプランがくるってしまう。


でも、こういうこと、よくあるある。


そういうときはとりあえず迂回できないか、べつの道から同じ方面をめざすことにする。


迂回路が意外と良い道だったりするのだ。

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牧田川と杭瀬川の合流ポイントについての説明に出くわして、図らずして勉強になったりする。

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で、迂回路から最南端に近づいたところで発覚することがある。



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ここからはまわりこめない、と。


やっぱりさっきの工事中の道からしかいけなかったんだ、と。


ということで、しばらく右往左往してから目的地を変更することにした。


近くにある、白山比賣神社へと。

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白山比賣神社

白山比賣神社は258号線をくぐってすぐだった。


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その境内がみえた瞬間、「すっきりした神社だな」というのが第一印象だった。



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▲立派な拝殿に堂々と佇まう本殿



何がすっきりとしてるんだろうと思ったら、そうか、境内にぜんぜん木が植えられてないんだ。


なぜだろう?


由緒に何かヒントがあるかもしれない。

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要約すると ──


当社は室町時代に牧田川と揖斐川の合流点にあった広大な葦原を開拓し、村(塩喰村)をつくるときに拠り所とした神社である。


開拓者たちが加賀白山の霊峰を信仰していたため「白山比賣神社」と名づけたという。


もともと周囲には銀杏・椋・欅・榎・桜・椿・槙等、たくさんの木々が生い茂っていたそうな。


そして何百年ものあいだ、幾度の水禍に見舞われながらも、その形をとどめていたことがプライドだと。


ただ、そこにも行政の波がおとずれる。


横曽根下流地区の大改修にともない、すべての殿舎、樹林を移転せよと国土交通省からお達しがあったそう。


そこで平成15年に移築を余儀なくされたんだとか。


そのせいですっきりしてしまったのか。


もともと何処にあったのかは明らかにされていなかったが、由緒が掲げられているとルーツをたどれるのでおもしろい。


唯一残念だったのは、手水が流れていなかったことくらい。

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それ以外は村社にしては申し分のない神社である。


目的をうしないかけたランニングだが、なんとか白山さんに救われた気がした。

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ありがとうございます。



アクエリアス・ビタミン

今回のランニングがぐだぐだになったのには、もう1つ理由がある。


それはカラダがひどく重かったことにある。


というのも、ドリンクを補充しすぎてしまったのだ。


重たいドリンクを腰にさげていたせいで、下半身が重くなってしまい、どうも本意気で走ることができない。


いきなりいろいろ初披露になってしまうが、


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▲ビビッドなランニングボトルに ──


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アクエリアス・ビタミンの粉末を溶かして持っていった



粉末は1袋1リットル分のため、半分にして500mlの水にとかして持っていった。


が、おもえば500mlのドリンクを携帯するのは、史上初だった。


いままでは250ml程度をもっていくか、道中で500mlを購入して、半分くらい飲んでからもってかえってくる程度のドリンクしか持ち運んだことがなかったからだ。


それがいきなり倍の500mlである。


さすがのランニングポーチ『YURENIKUI』でも、ゆっさゆっさ揺れてしまうのだ。


重いし、重心もぶれるし、これはよくない。


次からは量を4分の1にするなりして、軽装備でのぞみたい。



あっぷりへんしょん ~定番となる堤防コースを~

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目的地の消失やランニングボトルの問題などに振り回されてしまった今回のランニングだが、大きな障害物がなく、ひたすら堤防を走りつづけられたのは収穫であった。


そういう意味では学びの多い、“次につながる”走りだったはず。


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今回は突然のルート変更でペースもぐだぐだになってしまったが、目的地をあらためて設定しなおせば、十分にトレーニングコースとして使えるとおもう。


大垣は川がおおいので堤防も充実している。


地の利をいかして、体力づくりをしたいものだ。


いびがわマラソン2017まであと、一ヶ月半!