ランニングで遠出したい。
でも、いつもと同じコースじゃ満足できない。
新しい目的地を目指して、モチベーションを上げていきたい。
さて、どこへいこうか ──
指定文化財なんてどうでしょう?
あらたなランニングコースの開拓
出勤前のショートトリップ。
今日はどこへ行こうかと迷っていた。
近場の景観遺産はほとんどめぐってしまったし、湧き水もあまり近場にはない。
そんなとき、以前runningコースの途中で見かけた「岐阜県指定史跡」のことを思い出した。
そういえば、あれ、何だったんだろう ──
そもそも「指定史跡」って何だ?
場所の具体的な名称は記憶になかったが、寺院だったのは間違いない。
記憶をたよりに行ってみた。
岐阜県指定史跡「正円寺経塚」
その寺院というのが、正円寺である。
そこに納められた「経塚」が指定史跡らしい。
経塚というのは「釈迦の説いた経文を書写し、経筒に入れ、円墳状の塚を築き、納めたもの」だそう。
それが指定史跡なんだとか。
で、その指定史跡がなんなのかというと、県の文化財の一種であるらしい。
史跡以外にも、有形文化財や無形文化財、名勝や天然記念物などが文化財にふくまれる。
聞いたことがあるものも多いんじゃないか。
皆さんがお住まいの地域にもあるはずなので、県名+文化財でしらべてみてほしい。
知ってるものも知らなかったものもいくつか出てきて楽しめるはずだ。
大垣市の岐阜県指定文化財
すでに行ったことがある場所もいくつかあるが、行ったことがない場所については、ジョギングの目的地として設定するにふさわしいスポットだとおもっている。
史跡
- 旗本西高木家陣屋跡
- 正円寺経塚
- 観音寺経塚
- お茶屋屋敷跡
- 住吉燈台
- 戸田家廟所〔円通寺〕
- 平林荘跡
あっぷりへんしょん ~楽しみながらももっと長距離へ~
20km前後が走れるようになると、行動範囲がグッと広がる。
片道10km分行けるからだ。
体力もついてくるので、単純に走るのもラクになってきて、楽しくなってくる。
でもフルマラソンを走れるようになるためには、さらに30km、40kmと距離をのばしていかねばならない。
ということは今まで遠いからとしぶっていた墨俣地区にあるような10km以上先の景観遺産にだって、手を出してもいいのである。
逆にいうと、それくらい制覇できていないとフルマラソンを完走できないのである。
景観遺産が尽きてきたという理由で検討した指定文化財めぐりだが、まだまだ巡るべき景観遺産も残っていることに気づく。
近場じゃないからといって敬遠している場合ではない。
フルマラソンを走る前に、ぜひ、墨俣地区の景観遺産を制覇してやりたい。