幼少期にこれ習っときゃよかった!っておもうことありません?
僕にとっては、ピアノ・習字・そろばん。
この3つである。
これやってた人って、やっぱり大人になっても音感あるし、字もキレイだし、計算がはやい。
多少バイアスかかってるかもしれないけど、でもそんな人をみると、非常にうらやましくおもうわけである。
そんな羨望をかたわらに抱いていたので、過去にピアノや習字(毛筆)を多少かじってみたことはある。
でも、やっぱり大人になってからやるとぜんぜん入ってこないのである。
わかっちゃいるけど体がいうこときかない状態になってしまうのだ。
こんな調子じゃそろばんもきっとダメなんだろうな、と半ばあきらめかけていたが、やってもいないのに弱音を吐くのもプライドがゆるさないので、ひとまず“かじる”ことにしてみた。
「かじる」なら、まずは書籍から
まずはそろばん本体を買わず、本だけを手にとってみた。
算数の授業でやった気がしなくもないが、ぜんぜん覚えていないし、イメージすらわかないからだ。
ボケ防止にといわんばかりに、丁寧に大きな文字と図解で説明してくれる本。
けれど、詠めどよめど、小学校のときの記憶がまぼろしだったのかと思うくらい何も思い出せやしない。
なので、ある意味新鮮で、ワクワクすらかんじる。
だが、「五玉をつくる」というレベルに入ってくると、脳内警報がなりだす。
やべェ、この辺から真剣にきいておかないといけないよ?
そして、つづく「くり上がり」の作法、云々。
なに、こんなことあの子(小学生)たちは、スイスイとやってのけてたの?
ああ、ちょっとまって。
休憩しよう。
ところどころにうまい具合にちりばめられた、「そろばんの歴史」やコラムを熟読する。
完全なる現実逃避である。
いや、あせることはないはず。
もうすこし時間をかけて學んでいこうじゃないか。
と、自分にいいきかせ、今夜は床に伏せることにした。
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一桁をあらわす「が」
逃避ついでに、はじめて知った豆知識をおひろめしたい。
九九(くく)で、かけ算の結果が一桁になるとき、たとえば「ににんがし」とか「さざんがく」「ごいちがご」みたいに「◯◯が◯」と、「が」をつけるだろう。
この「が」は一桁であることを表すらしいのだ。
たしかに!
自然と口にはしていたが、あらためて云われるとたしかな法則である!
だから何だ、何かにつかえるのか、といわれると弱いのだが。
この衝撃をだれかにつたえたく、妻に「知ってた?」と自慢気にきくと ──
そうだよ。
それ、2年生の九九のときにそうやって教えるもん。
ががが、がーん。
そうだった。
この人、小学校教育に明るい人だった。
しまった。
みんなは知らなかったよね?
えっ?おれだけ…?
あっぷりへんしょん ~いずれにせよ、まずは実践あるのみ~
大人になってから大切だとはわかっているものの、なかなか子どもにまじって“そろばん教室”にかようのは、なかなか抵抗がある。
ひとまず本で入門するにしても、やはりそろばんそのものがないと身につかないだろう。
ということで、次はそろばんを見繕うステップに移行していこうとおもいます。